サヨナラ負け・・・
しかも、大谷に打たれて・・・T^T
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/94/d93725cf41e7943581dcc5494df8310f.jpg)
先発は、黒田博樹。
ひょっとしたらこれが最後の登板になるかもしれない
そう思うと、マウンドに向かう黒田の姿を見るだけで、涙が滲んできた。
黒田はいつものように気合いの入った表情で第1球を投げる。
先頭打者に安打性の当たりを打たれるも、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/46/d9ccc7177daced547f0fa3f7f8e6a14b.jpg)
安部がいきなりファインプレーで黒田を助ける!
チーム全体に『黒田さんに勝利を!』と言う雰囲気がにじみ出ていた。
その後、黒田は連打を浴び1死二・三塁のピンチ。
続く中田のショートゴロの間に1点奪われた。
しかしこの失点で黒田は目覚めた。
その後はランナーを出しつつも要所を締め、無失点で抑えていく。
だが、ハプニングはそれこそ突然訪れた。
6回裏、1死を奪った後、打席は大谷。
これまで大谷には、2打席連続ツーベースを打たれている。
これ以上打たせると、相手に勢いをつけてしまう。
黒田はきっとそう思い、満身創痍の体にムチ打ち、渾身の力で大谷を抑えに行ったはずだ。
黒田の気迫が大谷を上回り、レフトフライに仕留めた!
・・・マウンドの黒田の様子がおかしい・・・
膝に手をやり顔を歪めている。
即座にトレーナーがやってきた。
そのままベンチに引き下がる黒田。
このまま終わりなのか?
そう思っていたら、ベンチから黒田は出てきた。
マウンドに上がり、確かめるように投球練習をする。
しかし、自らが降板を志願し交替となった。
ホントは最初にベンチに下がった時点で、【今日はもう投げられない】と黒田本人はわかっていたのではないか?
だが、黒田博樹と言う男は、何よりもファンを大事にしてきた選手。
あのまま、最後の登板となるのはファンの気持ちを考えたら・・・と思ったのかも。
その思いから、投げられないとわかっていても、もう一度マウンドに上がり、ファンを少しでも喜ばせてくれたのではないだろうか。
もしも、あの大谷に投じた一球が、現役最後の投球だったとしても、
黒田は後悔はしていないだろう。
引退発表会見で彼はこう言った。
『目一杯ホントに最後ケガを恐れず、目一杯投げていきたいなと思ってます』
有言実行。
『怪我を恐れて半端な投球をするくらいなら、怪我をしてもいいから目一杯投げて終わりたい』
そんな気持ちだったんだろう。
実は、この6回の先頭打者・近藤を打ち取った際に、足を気にする仕草を見せていた。
想像でしかないが、あの時点で本当は限界だったのかも。
だが、次打者の大谷を打ち取らないと・・・と言う思いもあったのだろう。
そして大谷を打ち取りマウンドを後にした。
限界とは、誰かが決めるものではない。
本人しか決める権利はない。
その本人が限界のラインを作ってしまうと、そこから先は道がなくなり、全てが終わってしまう。
黒田は、近藤を打ち取った時に限界を感じつつ、それでいて自らの限界のラインを消し
限界を打ち破って大谷を打ち取った。
チームのため、ファンのために。
本当に黒田博樹という男は、この先ずっと語り継がれていく選手であり、
彼を超える選手は出て来ないと思わせる男だ。
だが黒田の気持ちは切れていない。
『次に向けて準備をする。1人の打者相手だとしても、チームの力になれるなら』
試合後にこうコメントしている。
オイラは昨日の85球目が最後の一球だとは思っていない。
きっとあと一度、マウンドに上がり、本当の最後の一球を投じてくれると思っている。
黒田もそんな場面が来たら登板を志願しそうだし。
それを信じているので、まだお疲れ様とありがとうは言わずにおく。
さて、試合の方は初回に先制されるも、2回表に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/db/640cc86692b50fcc368c4f123ad9b954.jpg)
エルドドの3試合連続弾となる2ランホームランであっさりと逆転に成功する。
そのまま7回までゲームは動かず膠着状態。
カープも、7回から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f8/c6130c21d35507f464bfd7179ccbdb9e.jpg)
今村を投入し、逃げ切り体勢に入っていた。
再びゲームが動いたのは8回裏。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/69/6cbe28dda2bcfd029f5ffc74870a6e81.jpg)
3番手のジャクソンが、四球→犠打→左飛→四球と、二死まで奪ったものの、
中田に逆転の2点タイムリー2ベースを食らってしまった・・・
1点リードが、一転して1点ビハインドに(ダジャレちゃいますよ)
そして9回表。
先頭の
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/cf/ea042bc2d4cb97ed35422de1f582cba3.jpg)
誠也が3ベースヒットで出塁!!
ノーアウト三塁。
同点はもちろん、再逆転も脳裏に浮かんだ。
なんてったって
アイドル 『逆転のカープ』だから。
しかも、絶好調のエルドド、松山と繋がっていくし!
大半のファンは再逆転を信じていただろう。
が!
エルドドは三振、松山はショートフライで瞬く間に二死・・・
ここで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/46/d9ccc7177daced547f0fa3f7f8e6a14b.jpg)
安部が覇気で打ったタイムリーヒット!!
同点だ!!!!!
さらに石原が四球を選び、一・二塁。
打席は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/64/0aa9291adb5bf4261a74595de1865b74.jpg)
田中!
きたよきたよ!舞台は整った!
が!
レフトフライで3アウトT^T
9回裏のマウンドには
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/fe/f131c822ec18e1a7b00b8d10804b9f33.jpg)
大瀬良。
あっさりと3つのアウトを奪う。
今シリーズ初の延長戦に突入。
流れはカープに傾いたと思った。
10回表、二死から
新井がヒットで出塁するも無得点。
そして迎えた10回裏。
マウンドには2イニング目の大瀬良。
三振→四球→三振、そして盗塁されて2死二塁。
ここで打席には・・・大谷。
2ストライクまで追い込む。
大瀬良も渾身の力で内角低めに直球を投げ込む!
あ・・・
サヨナラヒット・・・T^T
でも、あの内角低めの直球を打たれたのは仕方ない。
あれは普通なら見送ってボールとなるか、降っても内野ゴロか空振りになる球である。
それだけ厳しく攻めた結果だから。
あれは打った大谷が上だったと言うだけ。
しかし、ホント大谷には最大級の警戒をして臨まなきゃなぁ。
大谷が打った二本のツーベースは日ハムに勢いを与えてしまった感がある。
今日は徹底的に大谷を抑え込んで行こう!
今日の先発は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/e4/ce6d153c4030464b2edc0de21c9eaf3f.jpg)
岡田だ。
いつも通りすればいい。
いつも通り、石原のミットだけ見て腕を振って投げればいい!
石原が大谷に対してのリードを練っているはざだから!
抑えてやろうと力む必要はないぞ!!!
さぁ今日勝って、日本一に王手をかけてやるぞ!
やりゃーげちゃれ・・・
やりゃーげちゃれ・・・・・・
やりゃーげちゃれ!
我らが広島東洋カープ!!
真の勝利を掴み取るため
赤い翼をはためかせ
激しく暴れろ!鯉戦士!
【日本一の胴上げまで、残り2勝】
日本一の栄光を掴むまで限定ランキング復帰中!!