散歩路地《サンポロジー》      毎日が発見! 身近な自然が見えてくる!


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最近、ちょっと危ない…。 忘れもの のち ネイチャークラフト

2013-05-17 | ネイチャークラフト
昨日のことだ。
ブログを書こうと思って、カメラを取り出そうとしたら…。 無い! カメラが無! どこかに置き忘れてしまったようだ。
今日一日の出来事を一生懸命思い出してみた。
今日は、学生を連れて、皇居の東御苑と、北の丸公園に行ってきた。今、僕は、ヒカゲチョウというチョウの仲間を指標にして、都市の緑の自然度を判断するという試みをしている。僕が、非常勤講師を務める学校の学生にも手伝ってもらっているため、その下見に連れて歩いたのだ。この調査の結果は、そのうち紹介したいと思う。
さて、その後、今度は神保町に移動して、編集関係の仕事をしている友人と、今、進めている本の打合せわせをしながら食事をした。そして、21:00頃帰宅、寝る前に、今日のデータをまとめておこうと思ったら、カメラがないという状況だ。
思い出した。本の打ち合わせをしていた時に、色々資料を出し、ザックの一番上に入れておいたカメラを出てし…。「あれが、カメラを手にした最後だ!」それが分かった時点で、12時近くになっていた。とりあえず今日は、寝ることにしよう。あとは明日だ。
翌朝、早速食事をしたお店へ電話を入れた。「昨夜、利用させていただいた者ですが…。実は、カメラを…。」電話の向こうから聞こえてきた声は、「しばらくお待ちください…。ああ、これかな…?」
見つかった。とりあえずはホッとした。お礼を言って、電話を切ると、急に気分がよくなった。「よし、予定通り散歩に出かけよう!」
というわけで、昨日の記録は、カメラを受け取ってきてから。何といても、記録写真がない。
代わりにというわけではないが、ブログに2日穴が空いてしまったので、この機会に、まだ原稿をアップしていない、ネイチャクラフトのカテゴリー(タグ)の話しを一つ挟んでおこう。

本の出版を計画しているため、あまりネタを公開できないが、僕のやっているネイチャークラフトの中身を少しだけ…。

◆◆ 拾って、作って、遊ぶ ネイチャークラフト ◆◆

 都市公園でこそ、ネイチャークラフト
都会の公園は、ネイチャークラフトの材料置き場。僕の使う材料の多くは、都会の公園で拾ったもの。山の中では、落ちるとすぐに腐朽菌が入り込み、小枝などは、グズグズになり、ドングリは黄金色の輝きを失ってしまう。しかし、都会の公園では、舗装路などが多く、ほどよく乾燥し、絶好のクラフト材料が得られる。特に、落ちた枝が、樹の下の植え込みなどに引っ掛かっているのは、まさに天然の材料乾燥木(機)?
さらに、本来北にある木、あるいは南にある木など、手に入れにくい材料も一緒に植えられていることがあり、簡単に手に入る。まさに、材料置き場だ。

 ネイチャークラフトとは
ネイチャークラフトとは何か、なんとなくイメージはできるが、うまく定義できない。定義など無くても作れるのだが…。
さて、自分はどう思って創っているのだろう。思い返してみると「自然物を、素材として使うのではなく、フォルム(形)として使う」ではないかと思えてきた。木材を、好きに切り刻み、造形する。あるいは、カラフルに彩色するのでは、僕の考えるネイチャークラフトの醍醐味はない。ドングリの美しいアール、小枝のフラクタルな分枝などは、ある時はネズミの胴体になり、またある時は、シカの角に変身する。こうした自然物のフォルムを生かしてこそ、僕の考えるネイチャークラフトだ。

 子どもとともに
たとえば、ドングリに、小枝で脚と角を付ければ、カブトムシやクワガタムシが生まれる。菓子箱に土俵を作り、角を絡めてがっぷり四つ。菓子箱は国技館へと変貌した。小さな木槌を作り、子供に手渡す。トントントンと箱の縁を叩く。カブト山とクワガタ錦の大一番が始まった。勢い余った子どもの木槌は、土俵の中まで侵入し、ついには、クワガタの脚をたたいてしまった…。
熱戦の後は、必ず、何体かのドングリ力士が骨折をしてしまう。僕は、取り置きしておいた木の枝で早速治療。これで明日は、何事もなかったように二日目の土俵が始まる。
飽きた頃には、今場所は終了。また思い出した時が次の場所!


チィアー        どんぐりカブト     ティータイム     どんぐりマウス


どんぐりマスス 作り方カード

カメラが見つかり、気分が良ので、今日はドーンと公開(後悔)しちゃった。!