![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/6a/7959e6f79bafe0e7cf27b0fa05b033ab.jpg)
先週の土曜日、幼稚園のお餅つき大会に関東学院大学の大豆生田啓友先生が講演に来てくれました。
横浜市は公立幼稚園が全くない!!
餅つきの後、講演会までの間、職員室でお父さんだけで大豆生田先生を囲んで自己紹介がてら、簡単な座談会をしたのですが、その中で、横浜市の幼稚園は公立はゼロ……というのにはびっくりしました。
大豆生田先生の講演、私は仕事で聞くことができなかったのですが、家内曰く……とても面白かったとのこと…。聞いた話で印象的だった事を次回書きます。
お父さんたちの四方山話から……港区内には12の公立幼稚園があるのですが、これを6園にするという案があったそうです。
それでなくても減ったのに、この上まだ減らそうとしていたっていう事を聞いて、チョットびっくりしてしまいました。
子育てセンターってなんだか塾っぽくって……
その代わりに港区は「子育て支援センター」とか作っていますが……これ……なんだか塾っぽくていやですね。なんか付けたしのようで、ビジョンが感じられない……。
関係者の方すいません。今度勉強してみますが、今のところ、「子育て支援センター」の知識としてはこんな感じです。
塾も大切ですが、やっぱり本道は学校ですよね。
そして子育ての本道は幼稚園であり、保育園であるはずです。
どうも本道を外れたがるんですよね。
「港区では区内幼児(4~5歳)の約25%が区立幼稚園に通園し、公私立幼稚園を合わせると約70%が幼稚園に通園するという、幼稚園教育に対しての極めて高い区民ニーズがある。」ということなのに……
港区ポータルサイト より
昨年、幼稚園の耐震工事があり、チョット遠いところに場所をうつしていた時期がありました。その時近くまでバスを出してくれたのですが、これはこれで良かったみたい。
区の考えとしては、幼稚園を減らすことにより3年保育ができるようにしたいということなのかなぁ……。
公立幼稚園は増やすにせよ減らすにせよ、必ず「港区公私立幼稚園調整審議会」というところで私立幼稚園側にお伺いを立てないといけないそうです。
幼稚園減らす代わりに3年保育を許可してよ~!!っていうことなんでしょうね?
このあたりの話を聞いて「なんなんだ~??」って思うことも多々ありますが、「横浜よりいい環境かなぁ…」っていう感想も持ってしまいます。
追伸:とりあえず当分港区内の幼稚園は少なくしないようなので、報告しときます。
ただ、6園となるとどうなんだろぅ??
国はどうしたいんだろう??
このあたり、国はどうしたいんだろう。
幼稚園だろうが、保育園だろうが、公立、私立……本当は全く関係無いと思うんです。
これから加速するだろう少子高齢化の時代に対し、どういうビジョンをもっているのか ッて言うことだと思います。
出産育児は本当にお金がかかる
人生設計をしっかりできる人は子どもなんて産めないです。出産育児は本当にお金がかかります。
国は出産育児一時金を2006年10月から、現行の30万円から35万円に増額するそうです。
猪口邦子少子化担当相は出産費無料化といっていましたが、検査費だけでも相当かかります。
出産に心配が付きまとうから出産できないという人がいるという事は、とても大きな問題だと思うのですが、議論で終わっているところをみると、あまり問題ではないのでしょうね。
本当に子どもにお金をかけていいの??
出産費無料化というサービスをするにもお金がかかります。
同年代でも結婚していない友達が多いし、本気でそんなことしていいのかなぁ……。みんなの税金使うわけですよ。本当に子どもなんかにお金使っていいの??
少子高齢化が問題である!!といった国民全体のコンセンサスが得られているのならまだしも、それでなくてもたくさんの借金を抱えている国なのですから、予算を回せっては言えない自分がいます。
それに、日本の国土の広さでは山岳地帯も広いので1000万人くらが妥当だと聞いたことがあります。これは限られた国土の中で自給自足をする前提ですが……。
そういった事を考えた時、本当は少子化を大々的に推進していったほうがいいのかも……って思ったりもします。
それでもどうしても子どもが欲しい!!ッていう人が子育てをすればいいんじゃないかなぁ。
少子高齢化は団塊の世代の目標だったはず。少子化は先進国への仲間入りの指標でもあります。
とはいえ労働力不足はいかんともしがたいですね。
豪雪地帯は高齢化で、雪下ろしもままならないみたいです。
子どももいた方がいいと思うのですが……。
フランスは出産ラッシュだそうです
定期購読しているメルマガ【ダッドガレージ通信:263】(1月19日)によると<フランスは、出産ラッシュ!>だそうです。
フランスの今月1日現在の人口は、6290万人。仏国立統計経済研究所(INSEE)の調べによると、昨年の同時期より36万7600人増えたそうです。その増加分の大半が出生による自然増というのですから、少子化に悩む日本にとってはうらやましい数字ですね。 同研究所によると、2005年に生まれた赤ちゃんは80万7400人と前年より0.9%増。これは、過去20年間において、2000年に次ぐ高い数字だとのこと。1人の女性が一生に産む子どもの数である合計特殊出生率は、1.94。日本の1.29(2004年)を引き離している状況です。他の西側先進国と同様、フランスでも出生率は戦後減り続け、1994年には1.7を下回ったものの、その後は上昇。90年代後半に一時伸び悩んだものの、再び増える傾向にあるそうです。 フランスは90年代から育児家庭への公的給付や育児休暇制度を拡充。近年は育児中の休業補償の充実にも力を入れ、こうした対策が少子化を食い止めているとみられるそうです。ちなみに、フランスでは正式な結婚をしないカップルが増加中。2005年に生まれた赤ちゃんの48.3%が婚外子と、2000年の43.6%より増えたのだとか・・・。育児支援制度の充実と共に結婚のあり方の変化が、フランスの少子化を食い止めたのかもしれませんね。
国土あたりの適正人数がありますから単純に比較できませんが、ヨーロッパでは少子化に歯止めをかけようとしている国が多々あるようです。
子どもたちの未来について、自虐的に考えてしまう自分が悲しい……
長い文でしたがここまで読んでくださりありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます