最近よく聞かれる「眠り」についてもう少し……
サーカディアン・リズム
circadian……[形]概日性の:ほぼ24時間周期で回帰する規則的な生物学的サイクル
(プログレッシブ英和中辞典)
辞書のとおり、サーカディアン・リズムは「約1日のリズム」という意味です。
これは生物に備わっている様々なリズムの中で、24時間周期のリズムの事を言います。
例えば、「朝起きて日中活動して夜眠る」というのが代表的なものですが、体温や血圧、ホルモンの分泌、神経活動等の多くの生体機能がこのリズムに従っています。
例えば体温を例にあげると、日中(午後から夕方)に高く、夜間に低くなります。
サーカディアン・リズムは体内時計がつくりだします。
代表的なサーカディアン・リズムは体温とメラトニンです。
体温と眠りの関係について調べてみると、安眠の秘訣は、体温の下降期に眠りに入ることだそうです。
体温は16時間上昇し、8時間下降します。 自律神経のうち、体温上昇中は交感神経が働き、下降中は逆に交感神経が休み、 副交感神経が活動することが知られています。
朝7時に自然に目覚める人は、1時間半前の5時半ごろから活動期に入り、 16時間後の21時半に休息期に入り、23時半ごろから眠りに入ります。 このときの睡眠時間は結果的に7時間半になります。 身体のリズムに合わせて入眠するのが、 自然な安眠のメカニズムです。
なかなかこの通りにいきませんが、休みの日には意識してみたい所ですね。
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