「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

不妊と義務的なセックスについて

2013年05月02日 | 不妊

「結婚しててもセックスの仕方を知らない人っているんだよね」という話を以前誰かと飲みながらしたことがあります。

「大人にもなってやり方を知らないだなんて、そんな人いるわけないよなぁ」……と変な話だとは思いつつ、興味がなかったのかすぐに話題が移ったのか、とりあえず深い話になることなくそのまま素通り。

それが先日不妊治療に詳しい鍼灸の友人に排卵誘発剤の弊害等について改めて教えてもらいたい旨連絡したところ、面白い資料を添付してくれました。

それで色々と考えさせられることに…


昨日のブログで感謝や思いやりって大切ですよね?だなんて上から目線の話をしてしまいましたが、どんな場面でも愛情は大切なんだと…。


昨日のブログ

生きる力は感謝や思いやりから

2013年05月01日 | 雑感

 

資料を読んで思ったのが、セックスの仕方を知る知らないという次元ではなくって愛情を持って接しているかどうかということ。

前に飲み屋で話をしたことと少しだけ繋がりました。

 

不妊が長かったり、結婚して数年を経てそろそろ子どもを作ろうと思った時には、夫婦の盛り上がりが少なくなっていることが多々あるようです。

それで排卵日にただただセックスするだけということに、、。

つまり義務になっているかもしれないというわけです。

そういう気持ちだと、妊娠がうまくいかない事も多々あるかと…。


ある程度の年齡になると、「義務とか機械的なセックスで子どもを授かるわけがない。とも私は思うわけです。

う~ん…私がおかしいのかな?


頭でわかっていても、行為自体が苦痛になるシチュエーションが存在するということまで真にイメージすることができていませんでした。

今思えば幾度となく考える機会はあったのですが、そういうことって頭でどうこうすることではないとの思いの方が強かったのかな。

私の場合は多分そうでした。

だから「大下さんにはわからないかもしれないけど…」だなんて注釈も入ったんだなぁ…と思うわけです。


確かに若いうちは本能的にただただ好きとかやりたいとかいった衝動に突き動かされて……といった事の方が多いかとは思うのですが、歳を重ねるごとに情動よりも理性の方が先に働いてしまう、そんなことが多くなるかもしれませんね。

特に不妊ともなると日にちを合わせての行為が先になり、義務的というか機械的というか、そんなセックスばかりになることがあっても不思議ではありません。

 

本来ならば男性も女性も盛り上がった時に愛が結実するわけで……。


一昨日いただいた資料を参考に、そういった話ができる(デリケートな話なので皆が皆と話ができうるわけでもなく…)人と昨日今日ちょっと意見を交換したのですが、不妊治療を休んでいる間に赤ちゃんが自然にできた方は、ちょっと休もうかということになり、お互いがお互いをいたわる感じになったというか、そういった感情が二人重なったのが良かったかもしれません…とのことでした。

排卵日にこだわりるとか、人工授精に任せすぎるというか、とにかくそういったことは一連の作業になっていたかもしれません、とも言っておられました。


受精って気持ちの問題もあるかもしれません。

それをどうにかしたらうまくいくかもしれません。

豚の人工授精でも性的な刺激を与える事により受精率が上がるとの報告もあるみたいなので(う~ん…生殖医療の現場がそういう話をしていないとなると、養豚業界以下ということ???)。


ということで…

気持ちが満たされるような行為をしていますか?

お互いをいたわるとか高まりあうようなセックスはできていますか?

 

 関連する話ってこれかな?ちょっと違うような気もするけど…

冷やせ金玉!

2013年01月16日 | 婦人科・不妊

 

不妊治療をのことを考えながら狂牛病について思い出してしまいました。

狂牛病についてですが、牛の脳がスポンジ状になり異常な行動をとるようになる病気です。

一昔前に連日新聞紙上をにぎわせていたので覚えておられる方も多いと思います。

どうもウシをより早く大きく成長させるために開発した飼料である「肉骨紛」との関連がありそうですね。

ただただ早く大きく成長させるだけの目的のためにウシに牛の身体からできた餌を食べさせるという行為…、自然界ではありえない共食いを何も考えずにしてしまう愚かさ…。


実際に人も同じような症状が発見されています。

これはパプアニューギニアの奥地でクールーなる脳がスポンジのようになってしまう病気で、手足が震え痴呆となるものです。

この病が発見された地域では、死者の魂を慰めるために葬儀の参列者が肉をバナナの葉にくるんで焼き、食べたとのこと。

女性と子どもは脳と内臓を食べるのが役目で、クールーの死者のほとんどが女性だったようです。

 

狂牛病に代表されるように科学者や信仰は目的達成のためにとんでもない事をすることがあります。

だからこそ何事も鵜呑みにせずに、頭で考えお腹で決めようよ!と思うわけです。


ということで生殖医療も科学的な効率性だけじゃなく、もう少し情動にも気を配る必要があるかもしれませんね。

 

今回妊娠について別の角度から考えることができ本当に感謝です!

この続きはまた書くかもしれませんがなにせデリケートな話なので、治療に来る方だけにこっそり話をすることになるかと思います。

その時はよろしくです。

ただ配偶者へは上手に伝えないといけませんね。

ためになる話なのでご夫婦で共有していただきたいと思う次第です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿