春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

色んな異名を持つアベノミクス

2013年06月19日 07時23分18秒 | 経済
安倍総理の経済政策は、アベノミクスと銘打っていたようであるが、
今世情では様々な異名が奉られているらしい。
  (引用
アベコベミクスだ,アベノリスク学だとか揶揄された安倍「経済・金融政策」は,とうとうアホノミクスだダメノミクスとまで指称されている。この調子でいったら近いうちに,バカノミクスあるいはゴミノミクス,ウソノミクス,アべズレミクス,メイワクノミクス,トンデモナイノミクス,ゴメンナサイノミクスなどともいわれかねない。だんだん恐竜の名前みたいになったが。

米国牛肉の輸入制限撤廃要求 対日決議案米上院に提出

2010年03月14日 10時43分32秒 | 経済
京都新聞3月13日朝刊2面に、下記の記事が載っていた。

米国牛肉の輸入制限撤廃を 上院有力議員が対日決議案
米上院農林委員会のリンカーン委員長(民主党)とジョハンズ委員(共和党)は 12日までに、米国産牛肉の輸入制限撤廃を日本に求める決議案を提出した。 委員長の声明によると、超党派の上院議員17人が共同提案者に名を連ねている。

米議会は大規模リコール(無料の回収・修理)問題をめぐり、トヨタ自動車を厳しく 批判したが、4月に予定されるビルサック米農務長官の訪日を前に牛肉問題で 対日圧力を強める可能性もある。

日本は米国で牛海綿脳症(BSE)感染牛が見つかった2003年末に輸入を停止。
現在は生後20カ月以下の牛に限り輸入している。決議案は日本に対し、直ちに 市場参入機会を拡大するよう要求。輸入制限緩和を日本に働き掛けるようオバマ 政権に求めた。

リンカーン委員長は声明で、日本の輸入制限などにより「米国の牛肉生産業者は 03年以降、年間平均14億ドル(約1270億円)の損失を被った」としている。


2003年にアメリカでも狂牛病(牛海面状脳症)が見つかったから、日本はアメリカの牛肉の輸入を取りやめたのであった。
生後20ヶ月の牛に限ってなら輸入すると決めたのも、アメリカの絶っての要請で、
日本側が譲歩して、生後20ヶ月以下のものならばという事になったのであった。

それをリンカーン委員長は、
日本の輸入制限などにより「米国の牛肉生産業者は
03年以降、年間平均14億ドル(約1270億円)の損失を被った」としている
のだそうである。

狂牛病という世界的に恐れられている病気を持った牛が混じっているのが分かったから、
狂牛病かどうか検査した上でだったら、輸入しても良いと言うのを、
牛の数が余りに多数であるから、検査する事はできないという売り手側の都合から、
生後20ヶ月未満の牛ならば、条件付でか買うことにしただけであって、
何も無いところに、日本が身勝手な条件を突き付けた訳ではなかった。

そういう事情が分かっていながら、まるで日本が我侭を言うせいで、
アメリカの畜産農家が、損害を蒙ったと言うような主張を、
アメリカ人は恥ずかしげもなく国会で演説するし、
日本に条件撤廃を強制せよと、決議案を提出して大統領に迫っているのである。

トヨタ自動車の不具合の所為で、人身事故が起きたと言って、
アメリカは国会で被害者に訴えさせ、
被害者の涙に、議員達は人の命の掛け替えの無さを、確認したばかりであったはずなのに、
狂牛病にかかることを恐れて、アメリカ牛を食べない自由を、日本人には許すなと、大統領に迫るというのだろうか?

数年前毎日放送の「ちちんぷいぷい」という番組でしていた、アメリカの驚くような訴訟事情を思い出す。
原告は泥棒をするために忍び込もうと被告の家の屋根に上ったところ、
屋根が腐っていた為に、足をとられて屋根から落ちてしまった。
被告人の屋根の管理の悪さが原因で、原告は大怪我をしてしまった。
だから、原告は被告人に治療費を払え、という訴えをしたのだそうである。

他人の家の屋根に、泥棒目的で上って、足を滑らして怪我をした時、
それを屋根の根太を腐らせたままにしていた、家主の所為で怪我をしたと、
訴えれる者や、その訴訟を引き受ける弁護士にも呆れたけれど、
それ以上に呆れたのは、この訴訟の判決である。
泥棒目的で屋根に上って怪我をした原告に、
泥棒に狙われただけの被告人は、治療費をはらわねばならないと、
裁判官は判決を下したのだそうである。

狂牛病の恐れの或る牛肉を買わなかったら、
「お前が買わないから、牛肉生産者は毎年14億ドル損をしている。」という主張をする人々と、
この屋根落下事件の原告側の人々との間には、
一脈通じる気風が有るような気がしてしまう。


トヨタ自動車が、数年後に、
アメリカがトヨタのが自動車を買わないから、トヨタ自動車は年間XX億ドルの損害を蒙ったと、
日本の国会でアメリカを非難したとしたら、アメリカ人はどう思うだろうか?

次期経団連会長に米倉弘昌住友化学会長(72)を起用

2010年01月24日 14時02分29秒 | 経済

経団連会長に米倉氏 財閥系から初起用2010年1月24日 朝刊

 日本経団連は二十三日、御手洗冨士夫会長(74)の後任に、米倉弘昌住友化学会長(72)を起用する人事を固めた。二十七日の幹部会合で内定し、五月末の経団連総会で正式就任する。

 経団連会長が、住友グループや財閥系企業から起用されるのは今回が初めて。化学業界出身は、旧経団連の初代会長、石川一郎氏(日産化学工業社長=当時)以来となる。

 米倉氏は経団連で評議員会議長を務め、御手洗会長に次ぐナンバー2の地位を占めている。「現在の財界の状況を最もよく理解している人物」(財界幹部)として知られる。


経団連会長がやっと御手洗氏の手を離れるようである。
派遣切りなど御手洗会長の会社キャノンのやり方には、不信感を募らせるものが多かったので、会長が変ったら少しは企業の姿勢もましになるかなと期待したいところではある。
新しく会長になる予定の米倉氏は、御手洗会長の下での副会長ではなく、評議会議長だった人であり、経団連では副会長からの選出が恒例化していたので、異例の会長人事と言うことになるらしい。
読売の記事(「副会長以外」「旧財閥系」異例の経団連会長)を読むと、読売はこの人事を余り歓迎していないようであるから、
逆に期待できる人事なのかもしれないと思ってしまが・・・・・

これまでのように輸出関連企業の社長ではない事から、政府の経済政策が輸出企業偏重から、幾らか脱却する予兆なのかも知れない。
輸出の為に国内の農業が犠牲にされ続けてきた事を考えると、そろそろ方向を変えるべき時に来ているのではないかと思う。

日本人は残業を重ね身を削って一生懸命作った製品を、アメリカに輸出し続けてきた。
日本は大いに儲けていた積りが、殆どがアメリカ国債となって、現在アメリカに足止めされている。
アメリカのドルがやがて紙くず同然になるかもしれない状態にあると言う事などを考えたら、
輸出の為に大事な国内の農業を犠牲にするなど、愚の骨頂だったのではないだろうか。

今地震で悲惨な目に会っているハイチは、地震の起きる前から悲惨を極めた国であったそうである。
以前ハイチが危機の時IMFからの援助の見返りに約束させられた事が、農産物の自由化であったそうである。
農産物の自由化で(政府に資金援助されているアメリカの)農産物がどんどん流入し、
ハイチの農産物は値段で到底かなわず、農業をする人がどんどんいなくなってしまったのだそうである。
100%の自給率であったハイチの食料自給率が、現在0に近くなってしまっているのだそうである。
そして現在ハイチの国内は、耕作されない荒地だらけになっているそうであるが、
ハイチほどではないけれど、農家の高齢化で荒地面積が増え、日本の農業も全滅寸前であるのだそうである。
それなのに都会では、失業をかこつ若者が大勢有ると言うこの矛盾!
日本でも農業問題は一日も早く解決しなくてはならない。
日本人の食の安全の為にも、若者の失業者を減らす為にも。

最近の円高ニュースに思う

2009年11月28日 14時32分47秒 | 経済
一昨日は1ドル86円、
昨日は1ドル84円と言う円高になって、
日本の輸出企業は軒並み、困った困ったと言っている、というニュースであった。
特に中小企業には、大打撃であると言う。

一昨日時点では、まだドバイの破綻は関係なかったのだけれど、
昨日はドバイに多額のお金を貸している銀行があるユーロ圏に、
ドバイショックが来て、円はユーロに対しても、円高となってしまった。
中東のドバイの政府系企業が、とうとう銀行からの借金の返済が出来なくなって、返済猶予を求めてきたからであったそうである。
ドルも危ない、ユーロも危ないと言う事で、一番確りしている円が、いっせいに買われたのだそうである。

今日はドバイの事は、何とか収まりを付ける工夫が出来たらしくて、
1ドル87円に落ち着いたそうであるが、
それにしても円高である事に変りはない。

私は経済について全くの素人で、
純粋に素人考えで、これらの推移を見せられた時、思ったのは、
「日本の円が確りしているから、円高であると言うことは、円の総量が現在の日本の国力に比べて、少な過ぎるから、円がやたらと高くなっているのではないか?」と言う事だった。

日本の国内では、お金が足りなくて、中小企業は四苦八苦しているし、
不景気で就職が出来ない人が、史上最悪の割合になっていると言う。
それなのに日本の円は、値打ちがあるから世界中で買われて、
それが又日本人の為になるのではなくて、日本人の首を絞めているなんて、
こんな馬鹿なことってあるだろうか?・・・・・と素人には、不思議でならない。

此れならいっそ、円の値打ちを薄めてしまった方が、
国民の為になるのではないだろうか?
どうやって薄める?
日銀に無利子国債を100兆円位出させて、
それで日本中の自治体に、新しい仕事(大型建設などでは無い、人数を要する地道な仕事)を、提示させて、それを査定して次々に予算を付けて、日本中に円を行き渡らせる事ができたら、円高は収束するし、国民は潤うだろうし一石二鳥となるのではないだろうか?と、夢想したのだった。

他のブログで、しきりに今緊縮予算は間違っていると言っておられたが、
素人考えから言っても、尤もな意見であると私にも思える。

どうなる?ドル崩壊後の日本経済

2009年10月12日 16時45分56秒 | 経済

IMM通貨先物、ドルの売り越しが増加=CFTC
2009年 10月 12日 12:24
[ニューヨーク 9日 ロイター] 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(10月6日までの週)によると、ドルの売り越しが前週から増加した。

 ドルの円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドルに対する売り越し額は202億ドル。前週は166億6000万ドルだった。

 ドルの売り越し増加は主に、ポンドの売り越し増加とカナダドルとユーロの買い越し増加が背景。

 カナダドルの買い越しは3万5775枚と、前週の1万8209枚から増加。

 ユーロの買い越しは5万1045枚と、前週の3万9766枚から増加した。

 ポンドの売り越しは4万7826枚から6万2106枚に増加した。


ドルの売り越が202億ドル(先週は166・6億ドル)とは、すごい数字なのでは無いだろうか?
ポンドも売り越らしい。
反対にカナダドルやユーロは買い越しているそうである。(枚と言うのは何を指すのか分らないのだけれど・・・・・)

ドルやポンドが売り越ししていると言うことは、高値の内に売っておいて下がった処で、買いもどしたら儲かると言う予想だからであろう。
此処まで大規模な売り越をしていると言うことは、
やっぱりドル崩壊はもう決まった事なのかもしれない。

田中宇さんは、2009年10月11日付けの記事でに
「世界システムのリセット」と題して
 今後起こりうるドル崩壊過程で失われるものは、米英の中央銀行制度と、米英の中央銀行が日本やEUの中央銀行を引っ張り回してきた戦後の米英中心金融体制と、その体制下で「金融技術革新」によって繁栄していた民間金融機関の儲けである。民間主導・米英中心の国際金融体制がシャットダウンされ、代わりに国家主導の多極型の国際金融体制が立ち上がっていきそうな「世界システムのリセット」の過程に入っている。リセットボタンが押された瞬間は、9月25日にG20と米政府が「世界経済の中心はG8からG20に移った」と宣言した時である。 と書いておられる。

マスコミなどはこのことについて何も言っているように見えないけれど、
日本の経済はドルが崩壊しても、それほどの影響を受けずに済むのだろうか?
あまりに静かなので、ちょっと薄気味悪い気がする。

ドル大丈夫?

2009年10月09日 16時00分35秒 | 経済
「経済問題研究所」さんの「石油ドル取引終了を目論む秘密会議?」で、紹介しておられたpressの記事(2009年10月6日)に、
ペルシャ湾岸アラブ諸国が最近、ロシア、中国、日本とフランス"と"石油のためドルの取引を最後にと言う書き出しの記事があった。

私は経済の事など全くの素人で何も分ってはいないのだけれど、
以前経済の専門家の人のブログで、「ドルが崩壊しそうになったら、関係者は出来るだけ損失を少なくすることを目論んで、直前にはドルが上がるようにしくんで、持ち合わせの株などを出来るだけ高価にして売り逃げするだろう。だからドルが異常な感じで上がったりしたら、危ない時かもしれない。」と言う意味の事を書いておられるのを読んだ記憶がある。

アラブ諸国が石油の取引にドルは使わないで、円とか元とかユーロとかの他の通貨での取引に変えようと目論んで、(アメリカに)秘密の会議を開いていたと言うことは、
いよいよドルが危なくなってきたのかなと思っていたら、
日本の円が(アメリカのドルに対して)続落・・・・どんどん下がっていると言う記事である。

此れはやっぱり、ドルが「いよいよ」になったと言うことなのだろうか?

円続落、89円台前半=東京市場
 9日午前の東京外国為替市場の円相場は続落。「経済見通しが十分に改善すれば金融政策の引き締めを用意」とのバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=89円台前半まで値を下げた。午前11時現在は89円08~10銭と前日比81銭の円安・ドル高。(2009/10/09-11:38)