現地の被災者の方々の苦難を思うと、人事でなく同情を禁じえない。
今日本各地で津波が予想されているが、
もし日本でこんな大地震が起きたらどういうことになるのか!
きっ子のブログのきっ子さんが活断層の上の鳩山政権で、鳩山政権の原発政策について、気炎をはいておられるが、私も全く同感である。
上関に原発を造って、もし地震に見舞われたら、瀬戸内海の沿岸漁業は壊滅させられてしまうだろし、福井県の原発で大きな事故が起きたら、琵琶湖が汚染されて、京阪神の飲料水が賄えない事になってしまう。
私は自分の近くのことにしか目が行っていなかったけれど、青森県六ヶ所村の核燃料リサイクル工場は、15キロのも及ぶ活断層の上にある。
六ヶ所村の施設は核燃料リサイクル工場と言っているけれど、その実態はアメリカ軍が欲しがっている、核兵器の原料にするための濃縮ウラン製造の為の工場であるのだそうである。
もし青森県の活断層に地震が起き、核燃料リサイクル施設が破壊されたら、
チェルノブイリ発電所の事故の数十倍から数百倍の放射能被害が予想されるが、
たとえ地震が起きなくても、
施設が本格稼働を始めたら、原発で規制されてる濃度の約2700倍もの放射性物質が大気中と海へ垂れ流され続けることになる。たとえば、40年間稼動したら、チェルノブイリの原発事故の半分もの量のトリチウム、炭素14、クリプトン85、ヨウ素129などが海流に乗って全世界へと拡散して、推定で15000人以上もの人がガンで死ぬことになる。つまり、地震が起こったら終わりだし、地震が起こらなくても似たようなものなのだ(赤字引用)そうである。
鳩山政権下で東京電力は、更に4基(福島県と青森県)の原発を造る計画をしているそうである。
鳩山内閣の環境大臣小沢鋭仁は、時を見計らったように、
原発を環境対策として公認する為の法律、「地球温暖化対策法案」を出したのだった。
鳩山総理は「、「地震列島、災害列島といわれる日本列島に私たちは暮らしています。大きな自然災害が日本を見舞うときのために万全の備えをするのが政治の第一の役割であります」って言っておられたのに、
そして自らを弱者の味方と任じ「友愛」を唱えていたのに、言っている事とやっている事が全然違っておられる。
昨日、我が家には2度(別人)も「オール電化」の勧誘員がやって来ました。
太陽光発電やその他の自然エネルギーを利用したら、
今の原発を減らしていけるはずなのに、勧誘員まで雇って、電力の消費量を伸ばさせようとしているのを見てみぬ振りして、原発増設を許している鳩山政権はどう言う了見なのでしょう!