今日から夏休み
昼下がり、立木観音さんにお参りしての帰り道、今年になって始めて蝉の声を耳にした。
往き道の時には鳴いていなかったので、これが今年の蝉の初鳴きだったのかなと、ちょっと興奮した。
蝉の声に驚く間も無く、明日はもう土用の丑の日である。
今年は土用の丑の日が二回ある。
こんな年は暑くなると言われている様だけれど、総選挙の候補者さん達にとっては、
この夏は大変な夏になることだろう。
どんなに苦労してもその結果が当選だったら、又元気も出てくるだろうけれど、
大変な選挙運動の後、落選となったら体に障ることになる人も出るかもしれない。
そう思うと大変だな~と、気の毒になってくる。
自民党が自滅しそうな混乱振りを、マスコミが逐一報道している。
アメリカは自民党が駄目なら民主党に取って代わらせようと目論んでいるのではないだろうか?
民主党に余り一人勝ちさせると、恐ろしい事が待っていると言う事にならねば良いがと気がかりになって来た。
マスコミに載らない海外記事さんの
「オバマの戦争」を見ると、
オバマ大統領に代わってからも、アフガニスタンは相変わらずのと言うより、もっと酷い状態になっているらしい。
オバマに代わったら、戦争を終らせてくれると期待していたアメリカ国民にとっては、
新大統領がアフガニスタンから軍を引けない現状を見せ付けられたら、もう諦めるしかないのだろうか?
反戦感情の波に乗って、大統領の座についた彼の政権が、汚らしく、引き延ばされた植民地戦争を遂行するため、アメリカ軍を増強しようとしているのだ。同時に、アメリカ軍の幹部司令官達は、ブッシュ政権の下でよりも、一層直接的に、あからさまに政府に対する影響力を行使している。
オバマ指揮下のアメリカ軍国主義は、既成のあらゆる体制派政治勢力からの支持を享受している。民主党が多数派の議会は、戦争への予算配分賛成に投票し、アメリカのマスコミは、ホワイト・ハウスとペンタゴンの戦争プロパガンダをおうむ返しにし、かつてはこうした政治に反対する姿勢を保っていたいわゆる「左翼」団体も、抗議をやめ、オバマの戦争を暗黙裡に後押ししている。
共和党の始めた戦争だから、民主党に変えたらチェンジ出来るかと、アメリカ国民の多くが民主党のオバマに期待していたのではないだろうか?
それが民主党に代わっても一向に変わらないどころか、エスカレートして行っているそうである。
今日本で自民党のゴタゴタが、面白おかしく報道されているけれど、民主党に一人勝ちさせたらどういうことになるだろうか?
絶対野党勢力がある程度の議席を占めていたら、
アメリカから日本のダラカン政治家が、どんなに上手に操られていても、
野党が国会でストップをかけることが出来るから、むちゃくちゃな事はできないだろう。
しかし国会で与党を絶対多数のオールマイティーにしてしまったら、
潔白で意志の固い政治家を、責任者にしたとしても、
長年政治家をしていた人には、ほじくれば何かアラは見つかるだろう。
どうしてもアラが見つからない時には、罠にかけてでもスキャンダルをつくり出して、その政治家を失脚させ、
アメリカの言う事を聞く政治家を、責任者に挿げ替えると言う手、戦後ずっと、アメリカが使ってきた手を使って、傀儡政権を作られたら、
私達国民にはどうしようもない事になってしまう。
与党の数が、やっと過半数と言うくらいなら、傀儡政権が出来たとしても、
遣りたい放題は出来ないだろうし、
時には野党の言い分も尊重しなければならないことになって、
国民生活に対する配慮も、ある程度はされることだろうけれど、
民主党も今の自民党のような絶対多数を持たされたら、
国民の福祉は削るし、労働基準法はなしくづしにしてしまうし、軍事予算はどんどん増やして、アメリカへの協力金や自衛隊を米軍の下部組織にしてしまう約束まで、国民にほとんど知らせないまま断行していても、野党は阻止する方法が無い今と同じ状況が出来てしまうのではないだろうか?
今度の総選挙で、今の不都合な事を民主党が解決してくれるかと期待して、国民の大多数が、
民主党にばかり投票してしまったら、自民党が民主党に名前が変わるだけで、
状況はほとんど同じ事という結果になりかねないのではないだろうか?
民主党の心有る政治家が、国民の為になる政治を続ける事が難しくならない為にも、
私達は今度の総選挙で、民主党を一人勝ちさせてはいけないのではないだろうか?
程よいバランスで、絶対野党を置く事こそ、宗主国の言いなりにならずに済ますための
「必要条件」なのではないだろうか。