レンキン

外国の写真と
それとは関係ないぼそぼそ

運動

2018年09月05日 | 難病の話
今になってようやく分かったのは
運動とは、身体の随所についたスイッチが連動して働き
初めて上手に出来るものだということ。
で、これが元々上手いこと連動している人に
連動していない人の気持ちは
まず分からないだろうということ。

今の私の走り方は
テレビに出ている「運動神経の悪い芸人さん」
と近いんじゃないかな。
膝が変に伸びている、曲がったまま、
手の振りが足と合っていない、
歩調がバラバラ、
タイミングを合わせてジャンプ、が出来ない。

発症する前はアハハで済んでいた番組も
発症してから見るとすごーくよく分かる。
あれは連動しないんだ。
走り出しても膝のスイッチが入っていない。
腿のスイッチが遅れて入る。
足首のスイッチが入りっぱなし。
ギクシャクした動きが今の自分と重なって

何も考えずに走り出せていた頃が夢みたいだ。


と、ここまで書いていてあるゲームを思い出した。
「QWOP」 その筋では有名な
世界一難しい、ただ走るだけのゲーム。
今の私には走るってこんな感じの
難易度高い行動になっています。