頭の上で叩け

　先日ライブに行ってきた。
ライブで手拍子を取るときにいつも
頭上で叩くか、腹の位置で叩くか迷う。
頭上の方がカッコイイので
曲の始まりでふらっと手を上げてしまうが
一曲丸々上げているのは結構辛い。
かと言って途中で手を下げるのも何か負けた気になる。
最初から大人しく腹の位置にしとけばいいのに
曲の合間に手拍子ヨロシクみたいな感じで
舞台上の人がオーバーアクションで手を叩きだすと
つい調子に乗って手を上げてしまい、しまったと思いながら
ずっと頭上で手を叩きつづける。
最後の方は気力で叩きつづける。

ダメージ今日現在も抜けきらず
肩でマウスを動かしている。
手首には叩きすぎの内出血。
毎回思うが、調子に乗らない体が欲しい。


ミックは良かったです。色気があった。

若さなんだ

　もうすぐ入社式なのだが、入社式に続いて行われる
新入社員研修の時にスピーチを頼まれ
そのついでに頼まれた事がある。
研修が終わった後の懇親会で
何か若者らしい、盛り上がる事をしてくれと。


若者らしい？


昨日の日記の罰かと思った。
そういう事は社長、
若者に頼まないと…

若さ

　若いというだけで自信を持ったり、
反対に自信を無くしたり
焦り苛立ち刺々しい気分になったり
どうしようもない気分になって大泣きしたり
嬉しくて飛び跳ねたくなったり
逆に死にたくなったりした。

極論に走り、絶対という言葉をよく使った。
一旦走り出せばどこまでも走れる気がした。
周りを見なくて済むほど私は強く
周りを見る事が出来ないほど私は弱かった。

その当時の
刺さるような自分の鼓動を思い出すたび
ひどく切ない気持ちになり
まだ懐かしいと思うことが出来ずにいる。
若さは太陽のようなもので
直視できずに通り過ぎ、随分遠く離れてから
ようやく振り返る事が出来るものなのだろうか。


4月になるといつも
余計な事を思い出す。
4月は始まりなのか、それとも終りなのか。
綯交ぜになったあの苦い気持ちを
桜と共に思い出す。　

4月1日

　毎年ちょっとした嘘を試みるのだが
普通に怒られて終りになる。
今日は嘘をついてもいい日だけど
嘘は嘘として怒られちゃう日だ。


いつもと同じじゃん。