野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

青を基調とした両性花も美しいヤマアジサイ「子甘茶」(アジサイシリーズ 20-11)

2020年06月17日 09時31分37秒 | 

白く大きな装飾花だけでなく、青を基調とした両性花も美しいヤマアジサイ「子甘茶」。姫甘茶と呼ばれて江戸時代からある古い品種らしい。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

ヤマアジサイ「小甘茶」

江戸時代からある古品種。別名「姫甘茶」。
ネットで販売されているものの中に「弁が鈍くとがり、弁が重ならない」別タイプのものがある。

ヤマアジサイ・シリーズ

「日高新錦山」(アジサイシリーズ 20-01)
「日向の青てまり」(アジサイシリーズ 20-02)
「瀬戸の月」(アジサイシリーズ 20-03)
「クレナイ」(アジサイシリーズ 20-04)
「天龍碧」(アジサイシリーズ 20-05)
「楊貴妃」(アジサイシリーズ 20-06)
「別子手鞠」(アジサイシリーズ 20-07)
「久住小でまり」(アジサイシリーズ 20-08)
「九重の花吹雪」(アジサイシリーズ 20-09)
「土佐涼風」(アジサイシリーズ 20-10)


いかにも高原らしい雰囲気を醸し出すニッコウキスゲ(箱根シリーズ 011)

2020年06月17日 09時09分31秒 | 

日光に多いことで知られるニッコウキスゲ。いかにも高原らしい雰囲気を醸し出す花だ。装飾性のあまりないすっきりした花なので禅寺の庭に好んで植えられるのか、禅庭花(ゼンテイカ)とも呼ばれる。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

ニッコウキスゲ [日光黄萓]
花の色 黄 、 オレンジ
開花時期 6月 、 7月 、 8月
誕生花2 月 25日花言葉晴れた日の喜び
花の特徴 花はラッパ状に開き、直径7センチくらいである。 花びら(花被片)は6枚あり、黄橙色をしている。 朝開いて夕方にはしぼむ一日花である。
葉の特徴 根際から生える葉は線形である。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この花について 属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。 種小名の middendorffii はロシアの植物学者「ミッデンドルフさんの」という意味である。 変種名の esculenta は「食用になる」という意味である。 日光に多いのでこの名がある。 漢字では「日光黄菅」とも書く。 別名を禅庭花(ゼンテイカ)と言う。 近縁種の黄萓(キスゲ)は夕方から咲き始めて翌日の朝にしぼみ、夕萓(ユウスゲ)とも呼ばれる。 園芸種のヘメロカリスは黄萓(キスゲ)が欧米で品種改良されたものである。 属名のワスレグサは「忘れ草」で、この名は万葉集にも登場する。

生育地 山地の草原
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 40~80センチ
分布 北海道から本州の中部地方にかけて分布。 海外では、朝鮮半島、中国、シベリアにも分布。
名前の読み にっこうきすげ
分類 ユリ科 ワスレグサ属
学名 Hemerocallis middendorffii var. esculenta


可憐さと妖艶さが兼ね備わった「デンドロビウム・タイ・ジャスミン」(蘭シリーズ 20-41)

2020年06月17日 08時51分32秒 | 

透きとおるような白いペタルと、際立ったオレンジ色のリップの対照が美しいラン「デンドロビウム・タイ・ジャスミン」。可憐さと妖艶さが兼ね備わったタイの美女にふさわしい蘭。

(2020-02 東京都 神代植物公園) 

ラン「デンドロビウム・タイ・ジャスミン」

デンドロビューム・タイジャスミン

ラン科セッコク属
学名  Dendrobium Thai Jasmine
原産地 栽培種
多年草
 交配は( Den. formosum × Den. scabrilingue )。
1989年登録の品種である。デンドロビュームではノビル系の品種が有名だが、最近はこういう違う原種同士を掛け合わせた毛色の違った品種も出てきている。写真の個体は小型のスカブリリング種と大輪のフォーモサム種を掛け合わせて、両者の中間的な整形花となっている。

 

蘭シリーズ・リスト


「エピデンドラム・プリティーレディーミスミ」(蘭シリーズ 20-01)
「スリーピング ルナグラード 」(蘭シリーズ 20-02)
「シンビジウム・アリス・ルナ」(蘭シリーズ 20-03)
「オンキディウム・アンプリアツム」(蘭シリーズ 20-04)
「エピデンドラム 'スター・バレー'」(蘭シリーズ 20-05)
「デンドロビウム・スペルバウンド・ミュー」(蘭シリーズ 20-06)
「シンビジューム・スウィートワイン」(蘭シリーズ 20-07)
「カトリアンセ  ジュエル・ボックス シェヘラザード」(蘭シリーズ 20-08)
「カトレヤ・ウェンディーズ・バレンタイン」(蘭シリーズ 20-09)
「カトレア・コッキネア」(蘭シリーズ 20-10)
「デンドロビウム・フォーミディブル」(蘭シリーズ 20-11)
「ファレノプシス・サクラコ・ファレノ」(蘭シリーズ 20-12)
「ファレノプシス・シレリアナ」(蘭シリーズ 20-13)
「ファレノプシス・メモリア・アン・フェジェン」(蘭シリーズ 20-14)
「ファレノプシス・リトル・メリー・チェリー・ソング」(蘭シリーズ 20-15)
「ファレノプシス・シルク・オレンジ」(蘭シリーズ 20-16)
「ドリテノプシス・シティーガール モリタNo.2」(蘭シリーズ 20-17)
「ファレノプシス・ビーチアナ」(蘭シリーズ 20-18)
「ドリテノプシス・リビングストンズ・ジェム」(蘭シリーズ 20-19)
「ファレノプシス・オトヒメ」(蘭シリーズ 20-20)
「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」(蘭シリーズ 20-21)
「ホンコンシュスラン」(蘭シリーズ 20-22)
「エピデンドラム・コスモ・ドリームカラー アスカ」(蘭シリーズ 20-23)
「エピデンドラム・カショクサイサイ」(蘭シリーズ 20-24)
「デンドロビウム・アオヤマ」(蘭シリーズ 20-25)
「デンドロビウム・ラウシー・ビカラー」(蘭シリーズ 20-26)
「オンシジウム・トゥインクル」(蘭シリーズ 20-27)
「デンドロビウム・ロイ・トクナガ」(蘭シリーズ 20-28)
「マキシラリア・ポルフィロステレ」(蘭シリーズ 20-29)
「デンドロビウム・カシオペ」(蘭シリーズ 20-30)
「デンドロビウム・キンギアナム」 (蘭シリーズ 20-31)
「オドンティオダ・ラブリー・アップル」 (蘭シリーズ 20-32)
「クロウエシア・グレイスダン 'Chadds Ford' 」 (蘭シリーズ 20-33)
「オンシディオダ・チャールズワーシー」(蘭シリーズ 20-34)
「ワルツェウィツェラ・メリオン」(蘭シリーズ 20-35)
「デンロビウム・エンジェルベイビー グリーン愛」(蘭シリーズ 20-36)
「デンドロビウム・ファレノプシス・サクラ」(蘭シリーズ 20-37)
「リカステ・ナガイ・インターナショナル」(蘭シリーズ 20-38)
「リカステ・ワイルドファイア・タカツ」(蘭シリーズ 20-39)
「デンドロビウム・イエローチンサイ・マジカルカラー」(蘭シリーズ 20-40)


白地にピンクの覆輪の豪奢なバラ「プリンセス・ド・モナコ」(薔薇シリーズ224)

2020年06月17日 07時36分58秒 | 

モナコ大公妃のグレース・ケリーに捧げられたバラ「プリンセス・ド・モナコ」。半剣弁高芯咲きの大輪で、白地にピンクの覆輪という豪奢な作りのバラだ。メイヤン家の作出になる力作。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

バラ「プリンセス・ド・モナコ」

伝説の美人女優「グレース・ケリー(モナコ大公レーニエ3世妃)」へと捧げられたばらです。白地にピンクの覆輪、よく整った上品で美しい花型は名前に恥じないすばらしい品種です。株姿もよくまとまり、ピース譲りの濃い照葉が花色を一層引き立てます。非常に完成度の高い品種で、初めてばらを育てたいという方にもおすすめです。

品種名 プリンセス ド モナコ
ローマ字 Princesse de Monaco
商品番号 1180265
系統 ハイブリッド ティー (HT)
Hybrid Tea
咲き方 四季咲き
香り 微香
花径 11㎝
樹高 1.3m
樹形図 1c番 半横張り
作出年 1981年
作出国 フランス
作出者 Marie-Louise (Louisette) Meilland
別名 Grace Kelly , Princesse Grace de Monaco


アメリカオニアザミと雲一つない青空

2020年06月17日 07時08分42秒 | 

今朝の空は雲一つない青空です。雲がまったくないというのも寂しいものですね。これから昇ってくる太陽が、昨日にもまして昼間の暑さを予告するかのようです。梅雨なのに暑い日がつづきます。

近くの道路わきに生えていたアメリカオニアザミ。花はきれいなのに、周囲の棘はすさまじいものです。蕾にさわっただけで怪我をしそうになりました。嫌われ者で、それだけに手の付けようがなく、はびこるようです。

アメリカオニアザミ

ブラジルではコロナウイルスが猛威を振るいつづけています。さすがにたまらずドライブスルー式の検査が始まったそうです。今ではなじみの風景になりました。日本ではみかけませんが。

新型コロナ感染806万人に ペース加速、1日13万人
2020/6/16 5:10 (2020/6/17 0:02更新)

【サンパウロ=外山尚之】新型コロナウイルスの感染者が15日、世界で800万人を超えた。感染の中心地は欧米から中南米や南アジアに移り、8日間で100万人増えるなど感染ペースも増している。ピークを超えた地域でも感染の「第2波」が問題となっている。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米東部時間16日午前11時(日本時間17日午後0時)時点で、累計感染者数が806万人を超え、死者数は43万7千人になった。国別では米国が感染者・死者数とも世界最多で、ブラジルが続く。

感染の震源地は新興国に移っている。現在、新規感染者が多いのはブラジルやパキスタン、インドといった国が中心だ。米国も経済活動の再開を機に増加傾向にあり、世界全体の1日あたりの新規感染者数が過去最多を更新する日も多い。