野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

湿原を埋め尽くしていたエゾリンドウ(入笠山シリーズ13)

2019年10月25日 10時01分04秒 | 

入笠山の湿原を埋め尽くしていたエゾリンドウ。花屋で売っているリンドウはこのエゾリンドウの栽培種だから、わたしたちに馴染みの花ではあるが、こうして日本原産の竜胆がまとまって咲いているのをみると、感激する。

(2019-09 長野県 入笠山) 

エゾリンドウ(蝦夷竜胆、Gentiana triflora var. japonica)とはリンドウ科リンドウ属の多年草である。日本原産で、北海道から本州近畿以北にかけて分布し、山地の湿地帯に生える。ホソバエゾリンドウ(Gentiana triflora)の変種。

特徴
茎の高さ30-100cm。葉は茎に対生し、形は披針形で縁はざらつかない。花期は9-10月にかけて。花は茎の先端と葉腋につき、栄養状態がよければ数段につく。花冠の長さは4-5cm、日が差すと花が開き、リンドウよりも淡い青紫色の花を咲かせる。

 

 


紫の蝶型の花弁が可憐なツルマメ

2019年10月25日 07時42分48秒 | 

小さな紫の花をつける蔓性のツルマメ。別名や中国名が示しているように、大豆の原種とされている。果実は大豆に似ていて、食用にすることができる。縄文時代から利用されていたとみられている。古代から日本で食用にされてきた植物と思うと、親しみがわく。紫の蝶型の花弁が可憐だ。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

 

ツルマメ  蔓豆
[別名] ノマメ
[中国名] 野大豆 ye da dou
[英名] wild soybean
[学名] Glycine soja Sieb. et Zucc.
Glycine max (L.) Merr. subsp. soja (Sieb. et Zucc.) Ohashi
マメ科 Fabaceae  ダイズ属

 ダイズ(大豆)の原種と考えられている。茎、葉に毛が生え、葉は3小葉で、小葉の長さは3~8㎝の卵形~披針形。花は淡紅紫色の蝶形花で、長さは5~8㎜。萼は5裂する。雄しべ10個は花糸すべてが合着する。豆果は長さ2~3㎝と小さいが、ダイズとよく似て淡黄褐色の毛が密生し、豆(種子)は2~3個入る。茹でて枝豆のように食べられる。種子は長さ4~5㎜、表面が粗い革のようで、剥げやすい。2n=40
 類似のヤブマメは小葉の幅が広く、花の長さが長く、やや日陰を好む。
[花期] 8~9月
[草丈] つる性
[生活型] 1年草
[生育場所] 道端、野原
[分布] 在来種  日本全土、朝鮮、中国、ロシア、アフガニスタン


赤とオレンジのグラデーションが特徴の「プリマドンナ」(ダリア・シリーズ09)

2019年10月24日 10時05分58秒 | 

インフォーマルデコラ咲きの中輪のダリア「プリマドンナ」。花弁の先の赤とオレンジのグラデーションが特徴のダリアである。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

 

 

ダリア「プリマドンナ」


花のつき方から薙刀という名前をもらったナギナタコウジュ(入笠山シリーズ12)

2019年10月24日 08時39分30秒 | 

ピンクの花を一列に並べてつけるので、花のつき方から薙刀という名前をもらったナギナタコウジュ。コウジュというのは、漢方で乾燥したものを生薬に使っていた香薷という薬草と、匂いが似ているかららしい。花のつき方はどこかシモバシラに似ている。アイヌはナギナタコウジュを「セパエント」と呼んで煮出して茶の代わりにしていたというのを聞くと、親しみがわく。

(2019-09 長野県 入笠山) 

ナギナタコウジュ(薙刀香需)
1年草
北海道-九州の山地や道ばたに生える。高さ30-60cm。全体に強い香りがする。葉は対生し、長さ3-9cm、幅1-4cmの卵形-狭卵形で先はとがり、ふちには鋸歯がある。枝先に花穂をだし、淡紅紫色の小さな花をつける。花冠は長さ約5mmの唇形で、ふちは細かく裂け、毛が生えているように見える。花の反対側に苞が整然と並び、苞は中心部がもっとも幅広く、ふちには短毛があるが、背面は無毛。花期は9-10月。(野に咲く花)
学名は、Elsholtzia ciliata
シソ科ナギナタコウジュ属

 


可憐な黄色い花が愛らしいヒメコウホネ

2019年10月24日 07時24分55秒 | 

コウホネをはるかに小さくしたミニ版のヒメコウホネ。日本固有種だが絶滅危惧種に指定されている。この日はヒメコウホネの花の咲き始めだったらしい。案内係の人がおニューです、と教えてくれた。可憐な黄色い花が愛らしい。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

 

 


 ヒメコウホネ  姫河骨
[学名] Nuphar subintegerrima (Casp.) Makino
スイレン科 Nymphaeaceae  コウホネ属

 地下茎は太く、白色、水底の地中を這い、横へ 広がる。葉は束生し、長い円筒状の葉柄がある。水中葉(沈水葉)は質が薄く、縁が波打つ。水上葉(浮葉)は水面に浮かび、水面が低下すると、水面から出て抽水葉となる。水上葉は長さ6~10㎝、幅5~8㎝の広卵形、質がやや厚く、全縁、無毛、表面に光沢があり、基部は深く切れ込む。花柄は長く、水面から上に出て、花を1個上向きにつける。花は黄色、直径3~4㎝。花弁状に見える萼片は普通5個。花弁は小さく、多数。
 コウホネ Nuphar japonicum 水中葉は膜質で細長く、水上葉は光沢があり、長さ20~30㎝の長卵形、水面から出る(抽水形)。花は直径約5㎝のわん形。花弁状に見えるのが萼片で、5個。花弁はへら状で小さく、多数が1列に並ぶ。雄しべ、多数、花糸の幅が広い。雌しべの先は広がり、柱頭盤を形成し、柱頭は放射状に並ぶ。
 オグラコウホネ Nuphar oguraensisはヒメコウホネに似るが、葉柄が中空、葉が水面に浮かぶ。
 ネムロコウホネ Nuphar pumilum は葉が水面に浮かぶ。
[花期] 6~9月
[草丈] 水面に出る
[生活型] 多年草
[生育場所] 池沼、溜池、河川
[分布] 在来種(日本固有種)  本州(中部地方以西)、四国、九州


命名がうまいダリア「マシュマロピーチ」

2019年10月23日 11時37分01秒 | 

フォーマルデコラ咲のマシュマロピーチ。マシュマロと桃の両方のイメージで名付けられたダリア。ふわふわピンクのマシュマロとピーチのやさしい感じがうまく調和している。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

マシュマロピーチ


草原で目立つ黄色い紫苑、キオン (入笠山シリーズ11)

2019年10月23日 08時31分51秒 | 

キオンの名前は分かりやすい。黄色い紫苑だからだ。紫苑の仲間は白や薄い紫の花が多いので、黄色いキオンはすぐに目立つ。草原の傍らでゴマナに寄り添うにようにして咲いていた。

(2019-09 長野県 入笠山) 

 

キオン  黄苑
[英名] alpine ragwort ,wood ragwort
[学名] Senecio nemorensis L.
Senecio nemorensis L. subsp. fuchsii (C.C.Gmel.) Durand
キク科 Asteraceae (Compositae)  キオン属

 和名は葉が紫色花のシオンに似て、黄色花であることから。キク科の植物は食べることができるものが多いが、このキオンは猛烈な下痢を起こす毒草である。
 茎は直立する。葉は互生し、長さ5~15㎝、広披針~長楕円形、切れ込みがなく、縁に細かい鋸歯がある。茎頂に直径約2㎝の頭花を散房状に多数つける。総苞は長さ6~7㎜、幅4~5㎜の筒状。総苞片は12~18個。 舌状花は4~7(8~10)個、間隔が不均等でやや不定にねじれる。筒状花は15~16個。痩果は長さ4~5㎜。冠毛は汚れた白色、長さ7~8㎜。2n=40
 ハンゴンソウは花が似て、葉が羽状に3~7深裂する。
[花期] 8~9月
[草丈] 50~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の草地、林縁
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、朝鮮、中国、台湾、モンゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、ヨーロッパ
[撮影] 美ケ原高原林道  09.8.21
 キオン属
 family Asteraceae - genus Senecio


秋には貴重な紫の花をつけるツルボ

2019年10月23日 07時20分26秒 | 

ツルボの名前の由来は不明である。参内傘の別名は、宮廷用の柄の長い傘にみたてたもので、下から順に咲いていく花が、傘のようにみえるのでつけられたのだろう。なぜか納得してしまう。群生しているのを見かけることも多い。秋には貴重な紫の花である。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

ツルボ [蔓穂]
開花時期 5月、6月、7月、8月、9月、10月
花の色 赤、紫
名前の読み つるぼ
分布 北海道から沖縄にかけて分布。
海外では、朝鮮半島、中国、ウスリー地方などにも分布。
生育地 山野など
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 10~20センチ
分類 ユリ科 ツルボ属
学名 Scilla scilloides
花の特徴 葉の間から20センチから40センチくらいの花茎を立て、総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をつける。
花は密につき、薄い紅紫色をしている。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
葉の特徴 葉は線形で、2枚が根際から生える。
葉の長さは10センチから20センチくらいである。
開花時期には葉はないこともある。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この花について 属名の Scilla は「シーオニオン(Urginea scilla)」の名を転用したものである。
種小名の scilloides は「シーオニオン(Urginea scilla)に似た」という意味である。
その他 和名の由来は不明である。
別名を参内傘(サンダイガサ)という。
これは、宮中に参内するとき貴婦人が使った柄の長い傘を畳んだ形に見立てたものだそうである。


草原にあふれていたハクサンフウロ

2019年10月22日 09時00分17秒 | 

フウロは識別が難しいので案内書の記載に頼っている。入笠山ではハクサンフウロが多く、アサマフウロはあまり目立たなかった。草原ではほかではみられない花があふれているので、楽しくなる。色はもう少し濃い目のものが多かったようだ。

(2019-09 長野県 入笠山) 

 

 


柚子の香りがするというユウガギク

2019年10月22日 07時53分08秒 | 

これも神代植物公園で名札のついていたユウガギク。優雅菊なのではなく、柚子の香りのする柚香菊なのだそうである。日本固有の在来種らしい。寂しそうに咲いているのが、なんとなく似つかわしい。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

ユウガギク  柚香菊
[英名] false aster, Japanese aster
[学名] Aster iinumae Kitam.
Kalimeris pinnatifida (Maxim. ex Makino) Kitam.
Aster incisus Fisch. var. pinnatifidus (Maxim. ex Makino) Nakai
キク科 Asteraceae (Compositae)  シオン属

和名は柚子の香りがするとつけられているが、ほとんど匂わない。ヨメナ属 Kalimerisに分類されることもある。
 草丈は草刈りが行われるような道端では低いことも多い。長い地下茎がある。葉は薄く、長さ3~8㎝の披針形~卵状長楕円形、縁はしばしば羽状に中裂し、葉形は変化が多い。葉の基部は楔形で葉柄はない。花は直径約2.5㎝、淡紫色~白色。青味の強さ、花弁の幅や数も変化が多い。冠毛はほとんどなく、長さ約0.25㎜。痩果は長さ2~3㎜の倒卵形、稜に剛毛、面にも腺毛がある。(2n=18)
 中国に自生するのはAster incisus Fisch. var. incisus 裂叶??( lie ye ma lan )であり、ユウガギクはない。
 オオユウガギクは愛知県以西に分布し、花が直径3㎝以上ある。痩果は長さ3~3.5㎜。冠毛は長さ1~2㎜、長さが不揃い。(2n=72)
 ヨメナは中部地方以西に分布し、長さ約0.5㎜のごく短い冠毛がある。痩果は長さ3~4㎜の長卵形、剛毛が多い。葉がやや厚く、縁の鋸歯もやや浅い。(2n=63)
 カントウヨメナは関東地方以北及び近畿地方に分布し、冠毛は長さ約0.25㎜。痩果は長さ2~3㎜の長卵形、稜に腺毛がある。(2n=63.64.65)
[花期] 7~10月
[草丈] 30~150㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の草地、道端
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(近畿地方以北)


華やかなイメージの「祝賀会」(ダリア・シリーズ06)

2019年10月21日 11時00分04秒 | 

赤色に爪白のインフォーマルデコラ咲きのダリア「祝賀会」。名前のとおり、華やかなイメージのダリアだ。白の出方はなかなかコントロールできないのだろう。そこが品種改良の面白さでもあるのだろうが。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 


祝賀会


頭巾をかぶったような不思議な花ホソバトリカブト(入笠山シリーズ09)

2019年10月21日 09時22分15秒 | 

トリカブトの識別は難しいが、南アルプスの前山の入笠山であることから考えて、ホソバトリカブトとしておこう。案内にもこの名前が挙がっていた。頭巾をかぶったような不思議な花だが、草原のいたるところにあふれかえるように花を開いていた。

(2019-09 長野県 入笠山) 

ホソバトリカブト

キンポウゲ科 Ranunculaceae
学名
Aconitum senanense ssp. senanense var. senanense
分類 トリカブト属
開花時期 8-9月
地域 谷川 利根源流 八ヶ岳 北ア北部 中ア北部 南ア
植生環境 亜高山 高山
草地
特記
花柄の毛が開出毛のトリカブト。
丈は40-100cm、中部の葉は幅5-13cmで基部まで3深裂し、側裂片はさらに2中~深裂、更に欠刻状に裂けて最終裂片は線状被針形~長楕円状被針形で先が尖ります。葉の両面及び茎には曲がった毛が見られます。
花は散房状に付き、やや小型で長さ3-4cm、雄しべは有毛、雌しべは有毛または無毛、萼の外側と花柄には開出した毛が見られます。


昔から垣根に好まれたクコ

2019年10月21日 07時50分11秒 | 

クコの花は目立たないので、つい見過ごしてしまうが、可憐な紫の花が咲くと、赤いクコの実が実る。どこにでも生える元気な木で、果実は薬にも食用になる優れものだ。クコ酒もおいしいし、精力減退に効くという。昔から親しまれてきた植物だけに、俳句でも好まれた季題だ。江戸時代にはクコの垣根を作る人が多かったらしく、蕪村も「枸杞垣の似たるに迷ふ都人 蕪村」と歌っている。「枸杞摘まなこの楽章の終りなば 岡崎光魚」も面白い。枸杞という字がきれいなのも、俳句で好まれた一因か。

(2019-10 東京都 調布野草園) 

 

クコ(枸杞)
落葉低木
北海道-沖縄の日当たりのよい原野、海岸、川辺の土手、林縁、道ばたなどに多い。高さ1-2mになる。枝は稜があり、葉腋や枝先には刺がある。葉は互生。短枝の先に束生状につくことが多い。葉身は長さ2-4cmの楕円形-披針形。先端は鈍く、基部は葉柄に流れる。ふちは全縁。両面とも無毛。短枝の葉腋に淡紫色の花が1-3個つく。花冠は長さ約1cmの漏斗状で、上部は5裂する。萼は鐘形で、上部はふつう5裂する。果実は液果。長さ約1cmの楕円形。晩夏から初冬にかけて赤く熟す。直径2-3mmの扁平な種子が10-20個入っている。花期は7-11月。(樹に咲く花)
学名は、Lycium chinense
ナス科クコ属

 

枸杞

ひたすらに枸杞の芽を摘み去に支度 中里其昔
君が家束ねし枸杞のほぐれたき春辺 梅林句屑 喜谷六花
垣の枸杞を分けて鶏舎見たりけり 長谷川かな女 雨 月
垣根より溢るる枸杞を摘みにけり 斉木 うた子
堰とめて筏ひたせり枸杞の雨 原石鼎
奥砥部の古窯の跡に枸杞芽吹く 池内けい吾
宿かれば月に枸杞つむあるじかな 芳 之
帰り来て昼には早し枸杞を摘む 松藤夏山 夏山句集
枸杞さげて帰船を呼ぶや菩薩祭 松瀬青々
枸杞にかも雨降る瞼覚めざるは 千代田葛彦 旅人木
枸杞に尿る犬に口笛樹の間より 河野静雲 閻魔
枸杞の芽に沖の帆よりの風まとも 田中英子
枸杞の芽のうす紫の籬かな 安藤 雅子
枸杞の芽の傷みて黒し春の霜 高橋春灯
枸杞の芽の水にちかきは夥し 飛鳥田[れい]無公 湖におどろく
枸杞の芽やけふ薄着せし妻の胸 細川加賀
枸杞の芽や旧街道の機の音 火村卓造
枸杞の芽や星原に水夫降り立ちぬ 水野真由美
枸杞の芽や童駈け来る磯の糶 羽田岳水
枸杞の芽を摘む恋や村の教師過ぐ 河東碧梧桐
枸杞の谷に蛙叩いて居る子かな 長谷川かな女 雨 月
枸杞を摘む人来て堰のかがやける 宮下翠舟
枸杞垣の似たるに迷ふ都人 蕪村
枸杞垣やいつち芽ぐみし夕あがり 木歩句集 富田木歩
枸杞摘まなこの楽章の終りなば 岡崎光魚
枸杞摘むや雲噴きあがる海の方 本宮銑太郎
枸杞青む日に日に利根のみなとかな 加藤楸邨
枸杞飯か垣に女の歌もなく 尾崎紅葉
枸杞飯やわれに養生訓はなく 山口青邨
枸杞飯や山より風の荒びきし 岸田稚魚
湯治人枸杞摘みに出る小春かな 乙字俳句集 大須賀乙字
無常にゆく道は枸杞の復興期にだけ明ける 加藤郁乎
風色や枸杞垣煽つ宵涼し 富田木歩


先白の花弁と副弁が特徴のビューティフルデイズ (ダリア・シリーズ05)

2019年10月20日 09時58分22秒 | 

フォーマルデコラ咲きの中輪のビューティフルデイズ 。本来は花弁の先に白がはいるものらしいが、この株は単色になっている。花弁の内側に小さな副弁がみえるが、これが特徴の一つらしい。いろいろな工夫があるものだ。本来の花がどのようなものかは、リンク先の写真をごらんいただきたい。

(2019-10 東京都 神代植物公園) 

 

 

ダリア 「ビューティフルデイズ」