<マラケシュに向かう車窓から>
モロッコ訪問記(6):第2日目:マラケシュを目指して(1)
(アルパインツアー)
2009年6月7日(日)~18日(木)
第2日目 2009年6月8日(月)(つづき)
<モロッコの概要>
<カサブランカからマラケシュへ>
■カサブランカを出発
カサブランカ国際空港(ムハマド5世空港)に到着した私達は,現地ガイドのアブダラさんの案内で,専用車に乗車する.
私達は,これからカサブランカから,モロッコ第3の都市,マラケシュに移動する.約3時間の長旅である.
地図を見ると,マラケシュはカサブランカのほぼ南250キロメートルほどのところにある. バスは,勿体ないほど立派で大きい.正確に数えていないが多分40名程度は乗れるだろう.リクライニングシートの素晴らしいバスである.バスの胴体には,何故かローマ字で“ASUKA”と書いてある.ガイドのアブダラさんは,数カ国語を話すことができる素晴らしいガイドである.
11時39分に,私達を乗せたバスは,カサブランカ空港を出発する.
直ぐに広々とした郊外にでる.沿道には小麦,オレンジ,オリーブ,ニンジン,大根などの畠が続く.片道2車線の素晴らしい道路が続く.
<私たちが乗った大きな専用バス>
■アブダラさんの説明
バスの中で,一番前の席に座ったアブダラさんとツアーリーダーMさんの説明が始まる.アブダラさんが何かボソボソとMさんに話す.その内容を,Mさんが,マイクを使って,私達に話す.
「・・・モロッコはアフリカに位置していますが,水には困らないそうです.国内に140ヶ所のダムがあり,地下水も十分にあります.・・・アトラス山脈の残雪が見えます・・」
「・・マラカスはアトラス山脈から約60キロメートル離れた所にあります.マグレグ人が住んでいました・・昔は東ローマ帝国の一部でした.ですから円形劇場の遺跡があります・・・」
「・・・モロッコの面積は42万平方キロメートル,人口は約3000万人.カサブランカは人口約500万人です.国土の65パーセントは砂漠です.南へ行くと緑はありません.・・・」
「モロッコは農業国です.日本へはタマネギを沢山輸出しています・・・隣鉱石,マンガンなどの鉱産物資源があります.魚は主にヨーロッパへ輸出しています・・・」
「・・現在の王様はモハメッドの血筋を引く方です.12世紀から続いている王室です.国教はイスラム教です・・・」
「・・・一時期,フランスの植民地になっていました.・・・国民の約70パーセントがアラブ人,約30パーセントがベルベル人です.ベルベル人は遊牧民です・・・」
説明を伺っている内にだんだんと眠くなってくる.バスは片道2車線のすばらしい道路が続く.大きな立体交差を通過する.
15時16分,なだらかな丘を越える.そして,5分ほど丘を下って,再び平野部に入る.道路の周辺には,人参畑,ユーカリの林が交互に続く.
15時40分,セタ(Setatt)の集落を通過する.そして,なだらかな上り坂,下り坂が交互に続く.
ラテライトの赤茶色の丘陵が果てしなく連続している。
時差のために,頭の芯の方が,何となくホワ~ンとした感じがしている.
<ラテライトの丘陵が続く>
(つづく)
「モロッコ周遊記」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/fbe3ac40421056c6963c8bec6facb6ff
「モロッコ周遊記」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6a8abaad432d6f1eddc365474fce91db
「モロッコ周遊記」の最初の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/31b79faa79d02b8fe28dc5177880d2e4
「モロッコ周遊記」の索引
(編集中)
モロッコ訪問記(6):第2日目:マラケシュを目指して(1)
(アルパインツアー)
2009年6月7日(日)~18日(木)
第2日目 2009年6月8日(月)(つづき)
<モロッコの概要>
<カサブランカからマラケシュへ>
■カサブランカを出発
カサブランカ国際空港(ムハマド5世空港)に到着した私達は,現地ガイドのアブダラさんの案内で,専用車に乗車する.
私達は,これからカサブランカから,モロッコ第3の都市,マラケシュに移動する.約3時間の長旅である.
地図を見ると,マラケシュはカサブランカのほぼ南250キロメートルほどのところにある. バスは,勿体ないほど立派で大きい.正確に数えていないが多分40名程度は乗れるだろう.リクライニングシートの素晴らしいバスである.バスの胴体には,何故かローマ字で“ASUKA”と書いてある.ガイドのアブダラさんは,数カ国語を話すことができる素晴らしいガイドである.
11時39分に,私達を乗せたバスは,カサブランカ空港を出発する.
直ぐに広々とした郊外にでる.沿道には小麦,オレンジ,オリーブ,ニンジン,大根などの畠が続く.片道2車線の素晴らしい道路が続く.
<私たちが乗った大きな専用バス>
■アブダラさんの説明
バスの中で,一番前の席に座ったアブダラさんとツアーリーダーMさんの説明が始まる.アブダラさんが何かボソボソとMさんに話す.その内容を,Mさんが,マイクを使って,私達に話す.
「・・・モロッコはアフリカに位置していますが,水には困らないそうです.国内に140ヶ所のダムがあり,地下水も十分にあります.・・・アトラス山脈の残雪が見えます・・」
「・・マラカスはアトラス山脈から約60キロメートル離れた所にあります.マグレグ人が住んでいました・・昔は東ローマ帝国の一部でした.ですから円形劇場の遺跡があります・・・」
「・・・モロッコの面積は42万平方キロメートル,人口は約3000万人.カサブランカは人口約500万人です.国土の65パーセントは砂漠です.南へ行くと緑はありません.・・・」
「モロッコは農業国です.日本へはタマネギを沢山輸出しています・・・隣鉱石,マンガンなどの鉱産物資源があります.魚は主にヨーロッパへ輸出しています・・・」
「・・現在の王様はモハメッドの血筋を引く方です.12世紀から続いている王室です.国教はイスラム教です・・・」
「・・・一時期,フランスの植民地になっていました.・・・国民の約70パーセントがアラブ人,約30パーセントがベルベル人です.ベルベル人は遊牧民です・・・」
説明を伺っている内にだんだんと眠くなってくる.バスは片道2車線のすばらしい道路が続く.大きな立体交差を通過する.
15時16分,なだらかな丘を越える.そして,5分ほど丘を下って,再び平野部に入る.道路の周辺には,人参畑,ユーカリの林が交互に続く.
15時40分,セタ(Setatt)の集落を通過する.そして,なだらかな上り坂,下り坂が交互に続く.
ラテライトの赤茶色の丘陵が果てしなく連続している。
時差のために,頭の芯の方が,何となくホワ~ンとした感じがしている.
<ラテライトの丘陵が続く>
(つづく)
「モロッコ周遊記」の前回の記事
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「モロッコ周遊記」の次回の記事
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「モロッコ周遊記」の最初の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/31b79faa79d02b8fe28dc5177880d2e4
「モロッコ周遊記」の索引
(編集中)