<クラウンプラザクライストチャーチホテルのロビーにて>
ルートバーン(47):クライストチャーチ(4)
(湘南カラビナ隊)
2005年1月25日(金)~2月2日(日)
第10日目:2005年2月5日(土):クライストチャーチへ(5)
47 クライストチャーチに到着
<いよいよクライストチャーチ>
■マウリの音楽
15時15分,トイレ休憩を終えた私たちは,すぐに出発する.ほどなくラカイヤ川に架かる橋を渡る.
ラカイヤ川は,川幅が数100メートルもある大河である.
いつの間にか,進行方向右側に,道路とほぼ並行して,線路が走っているのに気が付く.単線である.架線がないので電化されていない.この線路がいつまでも道路と平行に走っている.
15時26分,けだるい車内の雰囲気を察してか,Sさんが,
「マウリの音楽でもかけましょうか」
と聞く.だれも反対しない.
そして,車内にのびやかで,楽しげな混声合唱が聞こえてくる.素晴らしいハーモニーである.この合唱を聞きながら,クイーンズタウンで聞いた激しい調子のマオリの歌は,一体何だったのだろうかと,不思議な気分になる.
15時30分,鉄道の踏切を通過する.そして,反対側になった鉄道が,また道路に並行していつまでも続く.線路を見続けていると眠くなってくる.退屈もしてくる.
私はトレッキング中に残して置いたピーナッツの袋を取りだして,退屈しのぎに食べ始める.結局,途中で食べるのを止めることができなくて,残っていたピーナッツを全部食べてしまう.こんなことをしているから,体重が増えるんだと分かっているのに,食べてしまう自分が情けなくなる.
<車窓から見かけた花>
■クライストチャーチは大都会
105時46分,小綺麗な町に入る.町の名前は良く分からない.
右手に建材屋,倉庫などが建ち並び始める.平屋の住宅が増え出す.
15時49分,今日始めて信号機にお目に掛かる.左手に公園が見え出す.続いてマクドナルドの店がある.KFCも見える.また,信号がある.右手に5階建てのビルディングが建っている.今日始めて見るビルである.
どうやらクライストチャーチの郊外を走っているようである.
Sさんの説明によれば,クライストチャーチは,ニュージーランド南島最大の都市である.人口は約410万人.別名「花の都市」とも言われる.ニュージーランドで最もイギリスらしい雰囲気を持った町だといわれている.
ここから南極まで約2,000キロメートルである.南極への物資供給基地として重要な役割を果たしている.
15時54分,辺りは大都市の郊外という雰囲気になってきた.つぎつぎに信号が現れる.
16時01分,私たちのバスは,大きな公園に突き当たって右折する.いつの間にか,曇り空となっている.公園の木が風に吹かれて揺れている.
工場が建ち並ぶ.自動車ディーラーが軒を並べている.どこにでもあるような郊外風景が続き始める.
<クラウンプラクライストチャーチホテルに到着>
■クラウンプラザクライストチャーチホテルにチェックイン
16時6分頃,大きなビルが立ち並び始めた.どうやらクライストチャーチのダウンタウンに入ったようである.マドラス通り(Madras St.)リッチフィールド通り(Lichfield St.)の交差点を通過.ついで左折,さらに左折,右折と,私たちのバスはゴチャゴチャと街角を曲がって,16時10分に,今日の宿泊ホテル,クラウンプラザクライストチャーチ(Crowne Plaza Christchurch)に到着する.
バスを降りて,ホテルに入る.大理石の広いロビーである.天井がとても高い.高級感が溢れる立派なホテルである.
Sさんが,
「パスポートと出国カードがあるかどうかチェックしてください」
という.
<クラウンプラザホテルに到着>
■ホテルの部屋からの眺望
Sさんが全員のパスポートを集めて,チェックインの手続きを行う.私たち全員の部屋は9階にある.今日も,私はフクロウと同室である.
16時40分,部屋に入る.部屋の中に,少々,変な匂いが立ち込めている.何の匂いか分からない.
<ホテルの窓から市内を見下ろす>
(つづく)
「ルートバーン」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/776987c98206e6e99db8678d5f1b1b27
「ルートバーン」の次回の記事
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[編集後記]
2011年5月31日(火) 曇
このところ,梅雨前線と台風2号のために荒れた天気が続いている.そんな毎日の中で,たまたま今日の天気予報は日中晴れだったので,急遽,丹沢の塔ノ岳を往復した.
塔ノ岳から丹沢山方面に少し下ってみる.辺り一面に群生しているシロヤシオがまさに見頃であった.
塔ノ岳の記事は,一両日中に,別途,このブログに掲載する予定だが,私にとってリハビリ第2回目の登山であった.私はひたすら無事に登山できることだけを願って,大倉尾根を往復した.
フラフラ病は何とか治ったが,約3週間登山しなかったために体力の衰えは如何ともし難く,下山後も結構な疲れが残っている.
年を取ると,ちょっとした体調不良がきっかけになって,体力がますます衰えてしまう.こんなことを繰り返している内に,やがては登山も出来なくなってしまうんだろうと思うと切なくなる.
まあ,それはともかく,今日は早めに就寝することにしよう.
携帯電話による本日の歩行距離は27.7km(実際は16km程度だと思う),歩数37,447歩,消費カロリー836kcal(実際はもっと多いと思う)であった.
(愚痴おわり)4
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