スマホ普及で回線パンク 通信各社、速度規制や「定額制」見直しも (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
スマートフォン(高機能携帯電話)の普及でデータ通信量が急増する中、通信各社が回線のパンクを防ごうと、利用者に通信速度規制を課すなどの対応策を取り始めた。中には、通信料の「定額制」を見直し、実質的に料金を値上げする動きも浮上。だが、回線が窮屈になることが確実な情勢で販売攻勢をかけ、最終的には利用者に負担を強いる動きには反発も出そうだ。
スマートフォンは第3世代携帯電話(3G)回線を通じ、大容量の動画やアプリ(専用ソフト)を利用できるが、一方で1人当たりの通信量は従来の携帯電話の20倍近くになる。利用者の多い都心部では「通勤時間帯に通信が極端に遅くなった」などの苦情もある。
このため各社は回線パンクの回避に懸命だ。KDDIは10月から、3日間のデータ通信量が300万パケット(1パケットは128バイト)に達したスマホ利用者に対し通信速度を遅くする措置を課す。300万パケットは、4分間の楽曲を約90曲取り込んだ場合の通信量に相当し、3~4%の利用者が該当。「一部利用者が大量に通信することで他の利用者に影響が出るのを防ぐ」のが目的だ。
3G回線とは異なる回線に通信を「回避」する対応策もある。NTTドコモなどは「WiFi」と呼ばれる公衆無線基地局を現状の1万~3万局から近い将来に10万局に増強。WiFiは一般的に3Gより3~7倍通信速度が速いとされ、基地局増設でスマホ利用者に活用してもらう狙いだ。ただ、利用者は別途申し込みが必要な場合が多く、その際、315~490円程度を負担する必要がある。
スマホは一定料金を払えば使いたい放題の定額制を背景に普及。このため浮上しているのが定額制の見直しだ。すでに米国では通信大手2社が定額制を廃止、使用量に応じて料金を徴収する従量課金制に切り替えており、日本でも同様の動きが出てきた。
ソフトバンクの孫正義社長は「数%の人が大量に使うことで他の人が迷惑する」と述べ、「欧米の動向を見ながら見直しも検討したい」と発言。ドコモも3Gとは異なる次世代高速通信を使用した携帯端末で、従量課金制度に近い料金体系を採用している。
もっとも各社はスマホの実質販売価格を一般の携帯電話より値下げして販促に取り組んできた。「回線が逼迫(ひっぱく)するのはわかりきっていた。売るだけ売って値上げするというのは都合が良すぎる」(総務省幹部)として、その“確信犯”的な動きを批判する声もある。
というわけでスマートフォンの普及で携帯電話の回線がパンクしつつあるようです。このため各社はヘビーユーザーに対し通信速度を落とすなどの対策をとるようです。
でも記事にもあるようにこれは携帯各社のわがままでしかないですね。売るだけ売って値上げというのは詐欺のようなものです。ただでさえ通信料の増えるスマートフォンを定額制にした時点でヘビーユーザーが現れることぐらいわかりますね。それで通信障害を与える可能性があるから制限するというやり方はいかがなものでしょうか?こういう商売はきちんと設備投資をしてまかなえるようになってから始めるべきです。さんざんスマートフォンを販促してきてこのやり方は詐欺とも言えるでしょうね。
最近の携帯各社のスマホ推しは異常でしたからね。明らかに使わなさそうなひとにまでスマホを推して定額プランに加入させてますからね。契約したその人が悪いといえばそれまでかもしれませんが、無知に漬け込んで売上の増大をするというのはどうなのでしょうね?
スマートフォン(高機能携帯電話)の普及でデータ通信量が急増する中、通信各社が回線のパンクを防ごうと、利用者に通信速度規制を課すなどの対応策を取り始めた。中には、通信料の「定額制」を見直し、実質的に料金を値上げする動きも浮上。だが、回線が窮屈になることが確実な情勢で販売攻勢をかけ、最終的には利用者に負担を強いる動きには反発も出そうだ。
スマートフォンは第3世代携帯電話(3G)回線を通じ、大容量の動画やアプリ(専用ソフト)を利用できるが、一方で1人当たりの通信量は従来の携帯電話の20倍近くになる。利用者の多い都心部では「通勤時間帯に通信が極端に遅くなった」などの苦情もある。
このため各社は回線パンクの回避に懸命だ。KDDIは10月から、3日間のデータ通信量が300万パケット(1パケットは128バイト)に達したスマホ利用者に対し通信速度を遅くする措置を課す。300万パケットは、4分間の楽曲を約90曲取り込んだ場合の通信量に相当し、3~4%の利用者が該当。「一部利用者が大量に通信することで他の利用者に影響が出るのを防ぐ」のが目的だ。
3G回線とは異なる回線に通信を「回避」する対応策もある。NTTドコモなどは「WiFi」と呼ばれる公衆無線基地局を現状の1万~3万局から近い将来に10万局に増強。WiFiは一般的に3Gより3~7倍通信速度が速いとされ、基地局増設でスマホ利用者に活用してもらう狙いだ。ただ、利用者は別途申し込みが必要な場合が多く、その際、315~490円程度を負担する必要がある。
スマホは一定料金を払えば使いたい放題の定額制を背景に普及。このため浮上しているのが定額制の見直しだ。すでに米国では通信大手2社が定額制を廃止、使用量に応じて料金を徴収する従量課金制に切り替えており、日本でも同様の動きが出てきた。
ソフトバンクの孫正義社長は「数%の人が大量に使うことで他の人が迷惑する」と述べ、「欧米の動向を見ながら見直しも検討したい」と発言。ドコモも3Gとは異なる次世代高速通信を使用した携帯端末で、従量課金制度に近い料金体系を採用している。
もっとも各社はスマホの実質販売価格を一般の携帯電話より値下げして販促に取り組んできた。「回線が逼迫(ひっぱく)するのはわかりきっていた。売るだけ売って値上げするというのは都合が良すぎる」(総務省幹部)として、その“確信犯”的な動きを批判する声もある。
というわけでスマートフォンの普及で携帯電話の回線がパンクしつつあるようです。このため各社はヘビーユーザーに対し通信速度を落とすなどの対策をとるようです。
でも記事にもあるようにこれは携帯各社のわがままでしかないですね。売るだけ売って値上げというのは詐欺のようなものです。ただでさえ通信料の増えるスマートフォンを定額制にした時点でヘビーユーザーが現れることぐらいわかりますね。それで通信障害を与える可能性があるから制限するというやり方はいかがなものでしょうか?こういう商売はきちんと設備投資をしてまかなえるようになってから始めるべきです。さんざんスマートフォンを販促してきてこのやり方は詐欺とも言えるでしょうね。
最近の携帯各社のスマホ推しは異常でしたからね。明らかに使わなさそうなひとにまでスマホを推して定額プランに加入させてますからね。契約したその人が悪いといえばそれまでかもしれませんが、無知に漬け込んで売上の増大をするというのはどうなのでしょうね?