たなっぺのあーだこーだ

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【たなっぺ街に出るシリーズ第8回】神奈川県横浜市みなとみらい編【ランドマークタワーなど】

2014-08-13 11:30:01 | 
というわけで名古屋編から5ヶ月の沈黙を破りの街へ出るシリーズの最新作です。本当は皇居編、仙台編があったのですが、ちょうど就活の忙しい時期にかぶってしまい時期を逃したので書かずにいました。
今回は台風が近づく中、日本一人口の多い市神奈川県横浜市のみなとみらい地区周辺に行ってきました。撮影日は8月9日土曜日です。わざわざこの日になったのはトミカ博や帰省などの予定があり、この日しかあいていなかったためです。エリアとしては桜木町駅~赤レンガ倉庫、馬車道から横浜駅のあたりに行ってきました。



わからない方は地図を大きくすると今回の大体のエリアがわかります。根岸線の横浜~関内駅の海側です。



今回の始まりはJR桜木町駅です。桜木町はゆずの桜木町という歌でも有名ですね。「君はもう来ない~♪」最近駅舎を改良しみなとみらい方面に行きやすくなりました。



反対側にはこちらクロスゲートというゲート状の建物があります。左側にピカチュウがいますね。
そうです今回みなとみらいに行った理由は



ピカチュウ大量発生チュウというみなとみらい地区でのイベントがあったからです。このイベントは総勢1,000匹(期間中延べ)のピカチュウがみなとみらい地区のあちこちに出現します。もともとこのエリアは興味がありましたが、親の名前が違うピカチュウが最大5種類XYにゲットできたり



こちらピカチュウのサンバイザーや





ピカチュウのトレッタやカードが無料でもらえるなどしていたため、どうせなら行ってしまえということで来ました。このイベント自体は8月17日まで行われています。ピカチュウの配布はパシフィコ会場のみ16,17日限定になっています

くわしくはこちら
ピカチュウ大量発生チュウ
http://www.pokemon.co.jp/ex/pthc/info/


では本題にもどって



やはりみなとみらい地区の代表的な建物といえばランドマークタワーですよね。1993年に開業し、昨年が20周年でした。70F建ての超高層ビルで高さは296m。昨年あべのハルカスに抜かれるまで、20年近く日本一の超高層ビルでした。三菱地所の所有です。



やはり高層ビルに来たら展望台へ、ということで上ってきました。その高さは273m。東京タワーの2段目の展望台よりも高い位置です。入場料も1000円とこの高さにしては格安ですね。ランドマークタワーの展望台は69F部分にあたります。70F建ての建物で69Fが展望台であることに違和感を覚えた方はいないでしょうか?実はランドマークタワーの70Fにはあるものを置いているため最上階を展望台とすることが出来ませんでした。



※私の撮影したものではありません

そのあるものがこちら。実はこれは振子です。一般的にイメージする振子とはちがいますが、真ん中の黄色い部分がおもり、そして周りがひもの役割を果たしています。何のためにこんなものをおいているのかというとランドマークタワーはその高さから風や地震の際の揺れが大きくなります。揺れた際に振子のおもりの位置をずらし揺れを抑制する、つまり制振装置としてこの振子を設置しています。このタイプの制振装置はビルの高いところにあると効果的なため、最上階に設置しています。ただ、ランドマークタワーの高さの建物では本来ビル3F程度の振子が必要になりますが、三菱重工の手によりビル1F分のスペースに収められるようになっています。





展望台へのエレベータはもちろん三菱電機製。273mの展望台まで40秒で到着します。このエレベータは東京スカイツリーなど高層建築物が増えた今でもなお日本最速のエレベータでその速度は分速750m。スカイツリーやサンシャイン60が毎分600mですからその速さがわかります。ちなみに世界でも開業当時は世界最速、現在でも台北101に抜かれただけで2位につけています。ただ最高速度を比較したもので上りは台北101のほうが速いものの、下りではランドマークタワーのほうが速いため、下りだけなら世界最速です。このエレベータは速さの他に揺れが少ないことでも知られ、10円玉を立てておいていても倒れないほど揺れが少ないと言われています。

さてここからはランドマークタワー展望台からの景色です。



東側の景色です。本当なら今日のように天気のいい日にいけばよかったのですが、この日は台風接近中。よく晴れた日はこちらの方角スカイツリーも見えるようですが、東京がかろうじて見えるくらいになっています。



新宿方面です。こころがきれいな人には都庁のほうだとわかりますね。ちなみに私はよくわかりません(笑)



パシフィコ横浜です。2010年にAPECの会議が行われるなど、世界最大級の国際会議場として稼働されている施設です。



展望台からみたコスモワールドや大さん橋の方面です。



そして赤レンガ倉庫。ピカチュウがはっきりわかります(笑)



そして横浜スタジアムです。近くははっきりと見えますね。



富士山方面です。全く山はみえません。



そしてこちらが八景島方面。やはり雲がかかっていて見えません。やはり今日みたいに晴れの日にみないとダメですね。ランドマークタワーに関してはリベンジで今回行かなかった再び来たいなと思います。その際は再び取り上げます。

下り世界最速のエレベータで戻ると



このように吹き抜けになっています。ランドマークタワーの下はソラマチのようにショッピングモールのようになっていますね。





ランドマークタワー内にもピカチュウが大量にいます。風船のピカチュウインピカチュウという感じのものもあります。

つづいて赤レンガ倉庫へ。





その道中よこはまコスモワールドや、カップヌードルミュージアムなどの横を通ります。



観覧車を背にするとランドマークタワー全景の撮影スポットになりますね。



パシフィコ横浜もホテル部分も含めてよく見たことのある画になります。



そしてなぜか見る人見る人何故かレインボーブリッジと呼んでいる横浜ベイブリッジも見えますね。



海上保安庁の訓練基地もこの辺りです。港町横浜ならではという印象です。





そして着きました、赤レンガ倉庫。ただの観光地に見えますが、実は歴史的な建造物です。明治から大正にかけて建設された保税倉庫としての役割があります。



実際にすぐ近くには横浜税関があります。保税倉庫とは外国から輸入されたもので税関の許可がまだ下りていないものを一時的においておく倉庫のことです。この倉庫として平成元年まで使われていましたが、近年になり赤レンガパークとして整備されるようになりました。そのため、現在では歴史的な事実よりもこの雰囲気を楽しむような施設になってしまっています。





こんな赤レンガ倉庫にはピカチュウイベントの一環でピカチュウカーが展示されていました。現在トミカでも販売されているポルテベースのものです。ちなみに実写版ピカチュウカーはナンバープレートを取得しており公道も走れます。しっぽのせいで後方視界は悪そうですけどね。

さらに南に進んで大さん橋へ



この日は飛鳥Ⅱという船が止まっていました。「ASUKA」ですので変な想像はしないように





この大さん橋からみなとみらい地区をみると主要な建物をすべて見ることができます。ここからの夜景は綺麗でしょうね。

続いて少し歩いて馬車道へ。



馬車道は江戸幕府が横浜をを開港した際、「吉田橋」に関門を設けました。その初めにできた関門に開港場側から至る道のことです。

馬車道で有名なのが



日本初の事業としてのガス灯ですね。現在もガスにより火が灯っています。ガス灯が灯った日は1872年10月31日で10月31日がガスの日とされているのはこれが由来です。馬車道には日本初のことが多くあり、実は道の横に植えてある街路樹が初めて植えられたのもこの馬車道です。
この辺りは歴史的な建造物もおおくあります。



神奈川県立歴史博物館です。かつての旧横浜正金銀行で国の重要文化財に指定されています。



馬車道大津ビルです。かつての旧東京海上火災保険ビルです。横浜市認定歴史的建造物です。



日本興亜馬車道ビルです。かつては川崎銀行横浜支店でこれも横浜市認定歴史的建造物です。平成元年に近代的な建物とが組み入れられています。これらの建物は明治~昭和初期にかけて開業したものです。
このエリアは横浜の中でも歴史を感じさせる重要なエリアですね。



そして最後の目的地に向かうために再び桜木町駅へ。





すると駅長ピカチュウとピカチュウの散歩に出くわしました。大名ぎょうれつのような感じでスタッフを引き連れていました。ちなみに17日まではこのようにピカチュウの格好をした人もみかけますが、それが今回のイベントのスタッフです。正直似合ってない人もいますが、趣味で行っているわけではないので許してあげてください。

そして最後の目的地です



日産グローバル本社です。日産は長らく東銀座、新橋演舞場側に本社がありましたが、もともと横浜が日産の創業の地です。東神奈川駅側の横浜工場がその場所です。2009年の横浜開国150周年に合わせてみなとみらい地区に移転してきました。普通大企業の本社といえば一般人は入りにくいイメージがありますが、自動車会社らしくショールームがあり一般人でも入りやすい雰囲気になっています。毎年24時間テレビでもチャリティ会場になっていますね。





外には日産の最新車に展示がされています。



またリーフなどの電気自動車用の急速充電器も設置されているのが日産らしいところです。



そして中にも日産車の展示があります。





そしてもちろん日産の象徴GT-RとGT-RNISMOも展示されています。GT-Rといえば以前東京モーターショーのときには



運転席に座るだけで大行列だったり、



写真を取るためだけに人を押しのけるようにするなどしていましたが、本社ギャラリーではゆっくり見ることができますね。



そしてGT-Rが発売されてからはや7年。ついに運転席に座ることが出来ました。このように展示車両の多くはクルマに入ることができます。



ちなみに本社ギャラリーでは試乗車もあり35歳以上の方ならGT-Rの試乗も可能です。スカイラインなどは免許取得後一年以上経過していれば大丈夫です。

そして今年は日産創立80周年ということで行った時には歴代の日産の働く車が展示されていました。



三越の輸送車に使われていたニッサン・バンや



ダットサンの消防車。この





そして初代のフェアレディZをベースにしたパトカーが展示されていました。実は現在の日産の社長カルロス・ゴーンも北米のミシュランCEO時代に初代のフェアレディZを購入しています。Zはカルロス・ゴーンの肝いりで復活を遂げましたが、この背景には初代Zを愛用していたこともあるでしょうね。



日産グローバル本社から横浜駅方面に抜けて今回は終わりです。