子どもたちにとっては、公園はいつも、ワンダーランド
蜜に群がる虫たちのように 脳内は刺激されるんだろう
かつては、その世界に容易に入り込めた、大人たち。
園をかこむ樹と共に、今は、
陽ざしを避けて、木陰から、こどもらを観察する。
あなたは、いったい 誰に観察されているのかな
“めっちゃーん、今日は、スザンナエ・瑠璃光さん問題点探ってね”
“植え替え、土の配合と、重点的、観察だねー、了解”
“そうそう、ブラック・チャックさんは大丈夫なん”
“最近、ワイドショーが裁判所化してるんじゃないぃ”
“怪しい、犯人そうな者が、インタビューでよくしゃべる”
“あれって、もう、判ってて、インタビューしてる感じ”
“さすがぁ、推理力、いいね！”
“誰かさんの、おかげでねー”
“多肉の人は、逆にしゃべらないから、怪しい・・”
“その怪しい、基準って・・・”
プランターに植えてるミニトマト、きょう、もごぉとしたら、 あれー
上の方で、花が咲いてるけど・・、わしを越えてるんじゃないかえ＾＾
もっと、サイコロ振って、、、追いついてどうするかなー
はやく、ゴールに着いて、次に上がる人待つのかなー
灰色からすこしずつ、黒ずんできた脳細胞は、
赤く熟れたトマトを一つ口に入れて、考えることを止めた＾＾
“めっちゃーん、昨日は時間がかかりすぎてたけど、瑠璃光（ドラゴンボール）さんの観察終わってー”
“めっちゃーん、話がかみ合ってないけど、観察は主観を交えたらダメなんですよー＾＾”
“105歳、生涯現役、延命措置望まず・・・て、凄いニュース”
“一つだけでも、分けて欲しいわー”
“生涯現役はペケやし、105歳、ぐーたらだからねー”
“もうー、何も望みません”
“しょうむない、望みじゃー”
“あちぃー、あちぃー”といいながらでも 健康のためには、からだ動かさんんといけんとかで
散歩にでていきょる。 まー、滅多に車がとおらん、どぉろじゃけぇ 木陰目指しては
あっちへ“フラフラ” こっちへ“ヨロヨロ” もっと、しゃきしゃき歩かんかい と言われそうじゃー＾＾
“めちゃーん、リチエイ錦さんの様子見、瑠璃光さんの観察、お願い”
“めっちゃーん、てーか 元は“艦長”じゃったん、ふーん、二人じゃと、観察長いね”
“どっか、行きたいなー、連休やし”
“普通、わしらは、逆でしょ、暑いのに・・”
“お金ないけど、暇やから”
“時間は売れんからねー”
“どう関係あるん”
あの猫は、飼い猫なのだろうか？のっしのっしと、うす曇りの中をツバメが低く飛んでいる
そういえば、今日は何も言っていなかった、奥、昨日頭が痛いと言って
今日の天気を当てていた。 人間の感覚も捨てたもんじゃないが、それが、なんの役に立つん・・
“めっちゃーん、今日は、スザンナエさんの様子見て回ってなー”
“あれだけ、沢山株があって、一つも花が付かんとは・・”“めっちゃありがとう”
“あれほど、開けたら、締める,言うとるのに” “食器棚また、開いとる！”
“はーい、締めまーす”
“多肉のガラスケースの戸、絶対忘れんのに・・”
“どうしてー知っとン” “よー見られとる”
“見とんちゃうでー” “監視しとるんじゃー”
刈り取っては、すぐにＵターンして、そんな大きな機械が必要かなー
と、素人目には映る。 何もかも一人でやるのは、無理なんじゃろう。
こんな感じの田んぼでは、いくらも収穫で来そうにないから
沢山の人手をかけては、赤字だからしかたないかぁ、見るからにお年寄りでした。
スザンナエ、この形が ドラゴンボールとも呼ばれて人気がある。
でも、意外とこれも侮れない、少し集めてみたけど もう一株溶けました。
一度、大株を入手して、見事に昇天させたトラウマがあって、しばらく遠ざかっていたけど
流通も多いし、この緑色の、ボールがやはり、魅力的
この方は少し高かった、大株で突起がへら状じゃから、特異な形に魅せられて
つい、購入したものじゃー
こちらは、丸い形を維持できなくて 少し上に伸びてる
この株は、安かったので数年前に買ったもの、もちろん枝挿しと知っていましたが
こんなに、動かないとは・・・
初めは、ガムケンシスの苗かと思っていたけどどうやら 形状が違う
もう少し、育たないとわからんなー
妖精じゃからええけど、苗をふまんでなーつーか、よぉねーぇ
“壊れた、小人のフェアリー知らない
”
“小人の車って・・”
“ちょっとぉ、面白くないぃ”
“直したけど、使ってる”
“えー、私のフェラーリ、使うの”
“言っとるしぃ”（素焼きのめっちゃんじゃー）
