石段と、坂道どちらを通って 帰る?と聞いたら 迷わず“階段”
と答えた。 確かに、悩みなんてなかった、なつかしいあの頃。
嫌なことは、あったけど、直ぐに楽しい事を見つけた。
そうやって、時間だけが過ぎて、気が付いたら なりたい 大人になっていた。
“大人になったら、何でも自由にできる”と思っていたのは いつまでだったかな・・。
“めっちゃーん、苗たちも元気に動き出してる、様子おねがいしまーす”
“めっちゃーん、ありがとう、データ君、勝手にユーフォに手出さんといてね”
“もらった筍、いつものように、ワカメと煮込んだ”
“そうそう、ワカメがトロトロで美味しい”
“タケノコはアスパラギン酸があって、躰にええんよ”
“長生きできそう”“アスパラ金さん、、ギンさん”
“あんた頭、すでに竹、長生きするわー”
“竹だけに、シュン・・”