霜月(凋む月がゆわれと一説に掛けますた)なのですが、まだまだこのあたりには霜が降りそうにありませむ。
風が吹いては、雲のまにまに見えるかけた月、風が月を食べてるんでしょうかねー^^
ことしの秋は暖かいと言われてますが、60ウン年も生きていますと時間概念も
あまりなく、ことしの秋とか、去年あきはどうだったかと言われましても、
さっぱり実感が湧きませむ
ましてや、見知らぬ宇宙を漂う地球号
その乗員のあやふやな知識たるや、
なおさらではありませぬか
今回は、Euphorbia obesa(ユーフォルビア・オベサ)
この、オベサがほとんどの方が、多肉のユーフォルビアというものを認識される
種類ではないかと思います。
ほかの種類は、ほとんど、サボテンか、なにかと間違われて
結局、オベサというものにであって、トゲのない“不思議なものじゃー”と思うのでは・・・。
先日、オベサの古株を手に入れた際にメス株と紹介されていたし、結実した種も2~3ついていました。
がぁ、植え替えたさいに、株が弱ったのか全部落下。
そこで、事前に説明しておきますが、
オベサなるものは、雌雄異体が、常識とされています。し、それが普通です。
しかし、その手に入れた古株これから紹介いたします。
その後は雄花が咲き、あれれっ、 まさか、そんなことがあるの~て
それまでは、つたない知識のオベサ、ネットで探しましたが、それらしき文献もなく
MIXIのあるサイトに疑問を載せてみました。
すると、KUROさんに返信にて、教えて頂きました。
オベサは、たまにそんな事があるとの事です。原因はわかりませんが・・
詳しくは・・・
(http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=737731&page=2&id=5985083)
じゃじゃんーん・・、きましたー、ついに
この目で見ました・・。
左の下かどですよ このあたり
では、しつこく、写真真ん中あたりの、花のなかに雌しべがY字に開いているでしょ
ほかの花は、あきらかにオシベです、花粉だけです。
鉢に巻いたひもは、けっしてあの、変態的趣味のせいではありませんから(念のため)
あまりに大きな株なので、鉢ごと倒れないように、紐でくくっています。
嘘ではありませんよ、オベサの後ろのスコップと比べてください(隠れキャラ的に爪楊枝が鉢の中に置いて・・)
オベサは通常
小さいうちは、まんじゅうのように ぷっくりした丸い形をしています。
大きくなると、だんだん柱状なってしまいます。
1、オベサの特徴は、陵(山のように少し飛び出した所)と谷(へこんだところ)があまり差がなく
ほとんどが、丸い形です。陵(山)は普通は8陵ですが、たまに怪我とか、変形で稜が増えたりする場合があります。
陵が少ないのはオベサですが、
あまり多いものは、バリダとか、ほかのユーフォルビアとの交配種の可能性があります。
2、オベサは、全体に横縞(シマ)があります。それは、不定形な縞が多いです。
幅の広いシマと、幅の狭い縞が、入り混じっています。
もっとも、オベサらしいです。
3、最近は、 'Euphorbia symmetrica'(ユーフォルビア・シンメトリカ)というものが
オベサで流通していますので、こちらの縞は定形のまさにシンメトリーです。
上の写真が子吹きシンメトリカ下が子吹きオベサです。(ちょっと不調ですが)
番外編で、オベサ交配種のオベサ梵天さんです。オベサより少しだけ丈夫みたいです。
てーか、素直って感じですか
今回は、雌雄異体のオベサ株に、雄花と雌花が咲いた嬉しさのあまり、オベサ編ということで・・。とりあえず、受粉しますたがどうなりますか楽しみです
そしてお花が雌しべと雄しべが完全分離型とは?!
多肉の中でも・・・もっと広範囲で植物の中でも珍しいのではないでしょうか?
私が知っている範囲ではあとカボチャもそういう質だったような?
雄花ばかりでかぼちゃが出来ないという苦情が年に数件でます。
そういう場合は複数株植えられることをお勧めします<商売的にも^^
“それ、どんな、花が咲くの”って、花が咲いてるユーフォを見て言われましたから・・(^_^;)
とは言っても、
>そしてお花が雌しべと雄しべが完全分離型・・
仲のいい雌株、雄株とかあったりしてね^^
しかし、かぼちゃにそんなことがあるとはねー^^
かぼちゃは大好きです、うんちく増えますた。