ココは9月27日に悪性末梢神経鞘腫瘍の手術をし、
右前足と肩甲骨を切断しました。
4日後の30日に退院しました。
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10月1日、退院した明くる日、
大好きなSさん夫妻の家に向かうココ
術後5日目でこんなに走れるなんて、驚きました。
Sさんの家には8月のはじめ頃から毎日夕方にお伺いしています。
行けなかったのは入院中を除いてたったの3日。
ご夫婦とも、ココのことが大好きで
「ガレージが開いていたらいつでも入って来てね。」
と言っていただいています。
遅くなると「いつでもお待ちしています。」とメールが…
ココの喜ぶおやつやココのベッドにもなりそうな
大きなクッションも用意してくださっています。
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私はSさんのお宅を軽井沢の別荘と呼んでいます。
お庭からは緑しか見えません。
芝生の手入れも欠かしません。
白樺の木もあります。
いつも、ご夫婦でココの取り合いです😄
帰りにはお連れ合いのグランパが
「また、明日おいで!」と必ず言って下さいます。
そんなお宅なのでココはSさん宅が大好きなのです。
私もしっかり支えていただいています。
もちろん、ココは「親善大使」なので、
他にも大好きなお宅はいっぱい、大好きな人もいっぱいです。
でも、毎日お邪魔して可愛がってもらっているので
行きたくて行きたくてしかたがないのでしょう。
◆ ◆ ◆
足を失って退院した次の日、ココは急に悲鳴を上げました。
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ココがいつも寝ている丸いクッションの中で
寝返りをうとうとしたのでしょう。
その時、右前足がなく思うように動けなかったことに
パニックになったように思いました。
その後、クッションから転げ落ちそうになり、私は手で支えました。
ココにはまだ右前足がなくなったことが
理解できていなかった
のかもしれません。
その後は階段を上る時や溝を飛び越える時は
慎重に考えているように思います。
少しず分かってきているのでしょうか?
あと、一番気になっているのは心の傷。
知らない部屋に連れていかれ、私もいなくなり、
檻のようなゲージに入れられ、
何人かの人に入れ替わり、立ち替わり体を触られたり、
器具を付けられたり、そして、手術。
またゲージに入れられて、気が付いたら右前足が・・・
一番辛かったのはエリザベスカラーを付けられた時。
それがゲージに当たって耳元で大きな音がする事。
音に敏感なココはパニックに
なっていたかも分かりません。
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そして、私が来て、連れて帰ってもらえると思ったのに
すぐに帰ってしまったこと。
退院しても、しばらく、表情が険しく、うかない顔で
眉間にしわがよっているように見えました。
目に力がありません。
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でも、ご近所さんに抱っこしてもらったり、
Sさんに何度も「大丈夫だよ」「大丈夫だよ」と
抱きかかえながら優しく撫でてもらったりする中で
最近はすっかり元のココに戻ってきているように思います。
ココには抱っこが一番の薬です。
10月3日、家に近いところにある動物病院に行きました。
まだ、痛みはありますが、
傷口が腫れていたり赤くなっていたりせず、
とても綺麗だということで
抜糸を13日にすることになりました。
10月7日、手術をして下さった医師から電話がありました。
「病気の種類は肉腫。
腫瘍は取り切ったが切除しても残っていることはあり、
再発することはある。
基本的には治療はしない。
腫瘍細胞はなかったがしっかり経過観察するように。」
とのことでした。
「再発する一番早い例は?」と聞くと
「2、3ヶ月ということもある。」と聞き、驚きました。
肉腫とがんの違いについて調べてみました。
皮膚や胃・腸の粘膜などから発生した悪性腫瘍を「癌」
筋肉・線維・骨・脂肪・血管・神経などから発生した悪性腫瘍を
「肉腫」と言うそうです。
仮に極めて白に近いと言われても
100%大丈夫ということではないので、
ココが幸せに感じる時間を出来るだけ多く持つことに
心血を注ごうと思います。
◆ ◆ ◆
7日は私のメンタルヘルス(精神)科の受診でした。
過去の私のブログを読んでくださったことがある方は
ご存知だと思いますが、
私は軽躁とうつを併せ持つ双極性障害2型という疾患があります。
これは心の病気ではなく脳の病気です。
主治医に「辛い状況にも関わらず、
心に鎧をつけているようで、心が遠い感じがして、
感情的にならない。」
ことを伝えました。
医師からは「今は自分を守るために心にクッションを付けている。
そのことを自覚することが大事で
その後の症状を軽くすることができる。」とのことでした。
私は昨年、6月に弟と愛犬ナナを相次いで亡くしました。
ところがうつの症状が出たのは12月でした。
入院もしましたが、症状が治まったのは半年後の5月でした。
いくらかマシな日もありましたが
それはそれは辛い状態が続きました。
1日中、なんとも言えない狂おしいほどの不快感が続きます。
2度となりたくない症状です。
今は当時より薬を増やしています。
飲んでいる薬の効能を見ると
感情の高まりをを抑えたり、
気分の波を小さくする。
気分の変動をを抑える。
不安や緊張をやわらげ、いろいろな症状に使用する。
とあります。
ココが再発しないことを願うばかりです。
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