クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

ココの思いやり!ココの最期の記録②

2025-02-21 12:59:56 | 

夕方から夜にかけて、Oさん、Sさん、そして、Fさんが駆けつけてくださった。


18時頃、寝ながら歩いているような動作。これもてんかんの発作らしい。


一人ではどうしてよいか分からない中、いろいろ助けていただき、とても心強く感じた。


どんどん、経過が悪くなっていく中、かかりつけの動物病院に相談すると、夜間救急病院に行くように言われたが電話をすると休診日。あと二つは遠かった。


19時半頃、舌を血が滲むほどきつく噛んでいた。


どうしたら良いか考えあぐねている中、ある病院を思い出した。


以前、先代犬のナナが一度だけトリミングでお世話になった際、とても好感の持てる獣医さん。


ココは診てもらったことはない。診療時間を過ぎていたが、相談に乗ってくれた。


「その状態でココを動かすのはリスクが大きい。時間をあけて使うように言われた薬は発作が起きたら何度でも使いなさい。」


「出来るだけそばにいてあげてください。」と言われ、とても安心した。


そばで聞いていたSさんがなんて癒される話し方だろうと感心。


皆さんが帰られた後、ココは長い間大きないびきをかいて寝ていた。


私はココの横でずっと手を握って寝ていた。


21時頃、オムツを見ると真っ黒な便が出ていて驚いた。消化器の上の方で出血すると黒い便が出るそう。


23時50分頃、発作が始まったので薬に手を伸ばしている時、大きく体が痙攣し、あっという間にガクッと体が落ちた。23時52分だった。


しばらく大きな目で私を見てくれていた。目を閉じさせても何度も何度も目を開いた。




いつまでも私を見てくれているように思ったが、動物は瞼の皮膚のたるみが少ないため目を閉じにくいそう。


0時過ぎ、清拭し、毛をとかして綺麗にした。


一緒に寝たが明け方のココの冷たさに愕然とした。


11月23日

ココに会いに来てくださった方が私を労ったり、励ましてくれ本当にありがたかった。もちろん、ココの健気さや頑張りもたたえてくださった。


11月24日
千手院動物霊園で葬儀。
その前にOさんが来てくださり、ココの棺をこのように・・・
霊園にも付き添ってくださった。




ココはこんな小さなお骨になって帰って来た。




ココは痛みが出て私が苦しんだり、安楽死という決断をしなくてもいいように自分から天国に行ったのだと思っています。

でも、突然のお別れはとても辛いです。今でもココのことを思い出す度泣いてしまいます。

そんな中、ごま☆母さんとゆめちゃんがきれいなお花とココの笑顔の写真を素敵なフレームに入れて持って来てくださいました。美味しいクッキーやケーキと共に新しく迎えたララにも・・・
とても嬉しく思いました。

皆さん、本当にココのことを応援してくださり、ありがとうございました。






今までありがとう!ココの最期の記録①

2025-02-19 17:37:00 | 
長い間、ご無沙汰しました。

ココのことでは大変ご心配をおかけしました。

なかなか更新できなかったのはココのこともありますが、ココがいなくなった辛さに耐えられず、新たに迎えた保護犬ララの思いがけない行動に目が離せなかったこともあります。

また、私が暮れからお正月にかけて長い風邪を引いたこと、その後、1月10日頃より脊柱管が炎症を起こし、いまだに腰を牽引していることなどがあります。

他にもあるのですが、それは次の機会に。

でも、どうしてもココの最期を記録したいと思い、書かせていただきます。

辛い内容の文や動画なので苦手な方はスルーしてください。

カバー画像は仲良しのハイルくんと。

11月22日


8時頃、 散歩に行こうと声をかけるといつもなら、飛び起きるのに寝たまま。どうしたのかと体を持ち上げるとだらんと力が入らなかった。

とりあえず、玄関まで連れて行き座布団の上に乗せた途端、激しい発作。




かかりつけの動物病院の時間外に対応する医師に状態を説明したが、いつも通りネット予約を取るように言われ釈然としなかった。

お向かいさんにお願いして病院へ連れて行ってもらった。

病院でも診察台に乗せた途端、発作が起きた。

悪性抹消神経鞘腫が脳に影響しててんかん発作を起こしたのだろうとのこと。

入院することや別の病院でMRIを撮ることを勧められたがココの容態からココが辛い時そばにいてあげたいとの思いでやめた。

ココの体の外側にできた悪性抹消神経鞘腫が10cm近くになり、最近、たまに鳴くようになって来ていた。

以前、体の外に出来た腫瘍が悪性だと分かった時、「痛み止めが効かなかったら麻酔のような注射。それが効かなかったら安楽死。」と言われており、そろそろ覚悟をしなければならないかと考えていた矢先だった。

血液検査の結果、糖分が少なく、足りないとまた発作を起こすということでブドウ糖液を処方された。

抗てんかん薬や鎮静剤なども処方された。

家に帰るとほとんど意識がないのではないかと思う中、キャンと鳴いたり、うめき声を出したり、いびきをかいたりした。

そして、何度か発作を起こした。

そんな中、寝ているココを撮影しているとそうっと目を開けて、私に語りかけてきた。最期のメッセージを伝えてくれていると思った。



私には「今までありがとう!」と言っているように思えた。


つづく


皆さん、応援ありがとうございました!

2024-12-02 12:48:43 | 

皆さん、応援本当にありがとうございました。





2024/11/9 いつもお世話になっていたSさん宅



2024/12/1 小さな小さなお骨になってしまいました。



旅行に行く前に・・・

2024-11-05 17:09:00 | 

11月11日に一泊2日で旅行に行くので、10月25日に動物病院に行きました。

6月以来だったので、いろいろなところを触って調べてくれました。

とくに悪性腫瘍の再発している腫瘍を触って診てもらいましたが「少し大きく固くなっている。」と言われました。





今回は京丹後方面に旅行に行く予定です。

6月の牛窓旅行の時に狂犬病の予防接種の猶予証明書を書いてもらいましたが、今、とても元気なので打った方がいいのか、打たないとすれば証明書はいつまで有効なのかを聞きました。 

狂犬病は今、日本では発症例がないので、無理に受けさせないでもいいのではないかとのことでした。

猶予証明書の有効期間は、来年の接種の知らせが届くまで大丈夫とのことでした。

ワクチンの接種についても尋ねました。

「いろいろな伝染病があるので接種した方がいいだろう。」と言われ、5種でお願いしようと思っていたら、「今、レプトスピラ病の感染が報告されているが加えますか?」と聞かれました。

「旅行は海に行くが・・・」と言うと「レストスピラは山や草むらの尿から感染する。海にはいない。」とのことでした。

ココはそれほど行動範囲が広くないので、5種にしました。

「この頃よく水を飲んで、尿の回数が増えた。」と伝えると、今、健康診断キャンペーンをしていると勧められました。

3コースあるうちの1番健診項目の少ないものにしました。血液検査と尿検査が受けられます。





尿検査のために外に出るとすぐに尿と便をしました。「尿も便もとくに異常はないが、尿は少し薄いのが気になるので血液検査で確認します。」とのことでした。

たまに吐くことがあるので制吐剤をもらいました。フィラリアの薬も2ヶ月分もらいました。

ココは触られても、注射されても鳴いたり、暴れたりすることなくお利口だと褒められました。

待合室では他の飼い主さんたちに可愛がってもらっていました。





この頃、病院がネット予約になっているところが多いですね。

この病院の場合、予約は時間ではなく、順番です。一人につき10分くらいをめどに来るように書いています。

私はタクシーで行くのですが、来る時間がまちまちなので、タクシーを呼ぶタイミングが難しいです。

5日ほど前、あまり早くに予約をするとバタバタするので、10時頃予約を取ろうとするとすでにいっぱいになり予約が出来ませんでした。

今回は早くに予約し10時前に病院着いたのですが、なかなか診察が受けられず、終わったのは12時半頃でした。ココを丁寧に診てもらえたので、それはありがたかったですが、予約の意味はあるのかと思います。

ネットの予約のやり方も難しく、慣れれば大丈夫なのでしょうが、シニアには優しくない方法だと思います。

電話でも予約ができるということなので、今度はそうしてみようと思います。

ここのところ、とても元気だったのですが、10月31日、私がデイサービスに行く直前、悲鳴のような声で何度も鳴きました。

これは病院に見せようと撮影したものです。はじめはもっと大きな声で続けて鳴きました。





気になるので、デイサービスは休むことにしました。

そして、しばらく抱っこしていると落ち着いてきて、膝の上で寝てしまいました。





その後は元気になり、今まで以上によく食べるようになりました。

11月4日、旅行が近づいて来たのに、さらに多飲多尿になってきているので心配なのと、血液検査は4、5日後に郵送されると聞いていたのに、まだ届かないので動物病院に電話をしました。

病院に行った方が良いかを尋ねると「血液検査の結果は腎臓の数値は良くなかったが、もう一度血液検査をしたいので、二週間後に来てください。」とのことでした。




10月13日にトリミングをしました。アピィさんから送られて来た写真です。

旅行前の8日にも行く予定です。



術後2周年のお祝い

2024-09-29 13:21:00 | 

9月27日にココが末梢神経鞘腫瘍の手術をしてから2年の節目を越えることが出来ました。

ココの腫瘍はとても予後の悪いもので、執刀した医師からは今年4月の時点で「長い寿命を獲得できている。病理検査の結果を考えてもこんなに頑張れると正直思わなかった。」とのことでしたが、7月30日の誕生日も術後2周年も無事に乗り越えることができました。

いつも旅行などご一緒してくださるOさんが手作りケーキを持ってきてくださいました。お芋がメインで周りに水気を切ったヨーグルトを塗っています。ブロッコリーやキウィで飾り付けてありました。ココは喜んで美味しそうに食べていました。

あと、ハイル君とお揃いの洋服をプレゼントしてくださったのでさっそく着せてみました。





この間、とても元気なココでしたが9月24日に曲がり角でちょっとリードを引っ張っただけなのに突然けたたましい声で5、6回鳴きました。

手術したところに再発した腫瘍が出来ているのですがそこにリードが当たったのではないかと思っています。たまにその部分に手が触れた時に少し痛そうにすることはありました。

家に帰って食事を与えても一切口をつけませんでした。その後、5.6回戻しました。

いよいよ覚悟をしなければならない時が来たと思いました。

ところがあくる日、朝の散歩を普段通りにしました。本当に嬉しかったです。

その後、食事もまあまあ食べました。

夕方いつものように食事をしたにもかかわらず、夜11時ごろ私の顔を見て、舌をペロペロするのです。これは食べたい時の合図です。

夜遅いので少しづつあげたのですが、もっともっとと驚くほど食べました。

今はお陰様ですっかり元気です。

ココの生命力は奇跡と言っても過言ではないと思います。

周りの応援してくださっている皆様にも感謝、感謝です💕

ブログの更新がしばらく出来ていませんが、心に負担になるようなことが次から次へと起きて、精神的に少し不安定な日々を送っています。

フラつきがなくならないかと薬を減らした時期とも重なってしまいました。

フラつきは薬を減らしても良くはならなかったのですが、デイサービスの看護師からテニスボールを足の裏で転がすように言われ、やってみると足が地面を掴むような感覚がしてフラつきがマシになったように思います。

足の裏にはたくさんのセンサーがあり、体のバランスを保っているそうです。側湾症や扁平足もフラつきの一因かもしれません。

デイサービスは9月9日から休んでいます。書道も9月は休ませてもらいました。

ピアノはレッスンの時に練習したらよいと言っていただいてなんとかやっています。

先生に弾いていただいたピアノの音色に癒されています。