クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

ナナの思い出③

2021-07-27 22:18:09 | 

私はナナが生きている時から、いつもナナに声をかけていました。
「ナナちゃん、可愛い!」「ナナちゃん、お利口!」
「ナナちゃん、大好き!」「ナナちゃんは別嬪さ~ん!」などと。

そして、ナナがいないところでも歌うように
いつも口ずさんでいました。

なので、ナナがいなくなってからも
どうしても声に出してしまいます。
そして、いないことに気付き、
「ナナがいない・・・。」と泣いてしまいます。

お陰さまで、この頃やっと泣くことが
減ってきました。



「雷とナナ」
雷が遠くの方でゴロゴロと聞こえ始めると
急にうろたえてしまうナナ。
抱っこすると私の頭のもっと上までのぼろうとします。
ある時は押入れの一番奥まで入ろうとしました。

線路の下のトンネルのようになっているところで
電車が来ると雷と同じように怖がり、
身の置き場がないように動き回ります。
小さな声で「ゴロゴロ」と言っただけでも
怖がって逃げようとするナナでした。



ナナはテーブルの下によくいました。
多分、巣穴のように上に天井のようなものがあると
守られていると感じ、安心できたのでしょう。

「挨拶するナナ」
 先生に我が家に来てもらって書道を習っていました。
ナナはいつも一通り全部の生徒さんに挨拶をしました。
終わると、隣の部屋のソファの上でじっと待っていました。
終わり頃になると教室の部屋に戻って来るので
「ナナはちゃんと分かっているのね!」と言われていました。

他のお客さんが来た時もきっちり挨拶をしました。
でも、たまにいたずらも・・・
ナナはお客さんのカバンの中のものが大好きでした。
ハンカチとか手袋を引っ張り出して噛み噛み。
「その節は大変ご迷惑をおかけいたしました。」



「子どもたちとナナ」
これは近所のしゅう君が描いてくれたものです。
しゅう君とナナは同い年です。



しゅう君が小学校に行き始めた頃、家に帰ったら、
おうちの方がおられないことがありました。
それで、張り紙をして我が家に来てもらいました。
それが、ご縁でとても仲良くなりました。
しゅう君はナナのまつ毛が自分と同じように長いのが
好きだったそうです。

朝、登校する時、数人で我が家の前を通るので、
ナナも一緒に行くようになりました。

そのメンバーの家族に柴犬のマリンちゃんが仲間入りをし、
マリンちゃんも一緒に行くようになりました。
  


マリンちゃんは今日7月27日が7歳の誕生日です。
とてもおとなしく、聞きわけのいいお利口さんで
抱っこされるのが大好きです。

一緒に登校するのは、2、3年続きました。
私がだんだん寝坊をすることが増え、
途中から行けなくなってしまいました。

でも、その後、マリンちゃんと散歩の時などに会うと
ナナはマリンちゃんにしゃべるように会えた喜びを
表現していました。
(ナナがしゃべると言ってくださる方は多かったです。)
二匹は姉妹のように感じているのかなと思うほど
いつも自然に寄り添っていました。



しゅう君が本が大好きなことと
私も読み聞かせを仕事にしていたこともあって
読み聞かせをすることがありました。
ナナも子どもたちと一緒に聞いています。
読んでいるのは
森絵都 作 吉田尚令 絵
「希望の牧場」です。



今日、しゅう君がナナに手を合わせに来てくれた時に
珍しい花を持ってきてくれました。
グロッパの中の白い花はホワイトドラゴンというそうです。
別名はシャムの舞姫だそうです。



ナナがお世話になっていた動物病院です。
去年、挿し木をした紫陽花と芽が出たアガパンサスを
差し上げると病院の前においてくださっていました。




夜空の写真

2021-07-26 00:11:43 | 写真
昨日の満月はバクムーン(男鹿月)。
オスの鹿がこの時期に角が生え変わるために
バクムーンと呼ばれるようになったそうです。

今、夜空の星の撮影の練習をしていますが
なかなか思うように撮れません。

北極星を中心に星が回るところを撮影したいと
何度か挑戦していますが本当に難しいです。

例えば、北の方角は撮影場所から
少し高くなっていることもあるのか
北斗七星もカシオペア座も確認することが出来ません。
それが分かれば北極星の位置は
大体分かります。

見当を付けて撮影して確認しても、ずれていることが多いのです。

やっとのことで撮影を始めて、しばらくたった頃、雲が出てきて
それまで星の動きが写っていたのに、
全部消えていることもありました。


ここは関空に近いので飛行機がよく通ります。


北極星の位置がよく分からないまま撮影しているので、
結局、北極星は写っていませんでした。

空の位置と滑り台の位置、
そして、カメラの高さ。
これがなかなか難しい。

夜に公園をうろうろすることもかなり恥ずかしいです。
隣近所の方にどう見られているのでしょう?

私のカメラにはライブコンポジットという機能が付いているので
比較的簡単に星の軌跡が撮影出来ます。
それでも、カメラを扱う腕はもちろん、
いろいろな条件が揃わないときれいな写真は撮れません。

でも、夜、空を眺めていると楽しいこともあります。
7月22日午後8時20分頃、火球が西の空を
大きな光の帯が通り過ぎるのを見ました。
今年の1月14日の夕方に初めて見たので2回目です。
それ以来、火球のことがよくニュースに出ていて、
こんなにたくさん流れているのだなと驚いています。

火球は流星の中でも特に明るいものを指すようです。
時には燃え尽きず、地上に届く場合があります。
隕石と呼ばれるものです。

そして、今日、星の回転の撮影がうまくいかなかったので
がっかりしていましたが
せっかくの満月だったので、撮影してみることにしました。

でも、私はカメラのことが全くと言っていいほど
分かっていないので、ピントがなかなか合わせられません。
スマホで月の撮影方法を調べて、
何とか撮影できました。
ホワイトバランスも変えて、色の変化も楽しみました。







ナナの思い出②

2021-07-20 18:56:39 | 
ナナが亡くなって、もうすぐ1ヶ月がたとうとしています。
日に日に、泣く回数と涙の量は増えてきています。
固くなっていた心が少しほぐれてきたのでしょうか?

「蘭ちゃんとナナ」

隣の町に蘭ちゃんという女の子がいました。
私の同僚の娘さんです。
蘭ちゃんはナナをとてもかわいがってくれました。
ナナは蘭ちゃんが大好きでした。
夕方の散歩には毎日のように蘭ちゃんに会いに行きました。


蘭ちゃんとおそろいのマフラ―!

このベストも私が編みました。


蘭ちゃんのお母さんからいただいた洋服!


蘭ちゃんが作ってくれた枕。顎乗せとしてピッタリ!

蘭ちゃんの家ではミルキーちゃんという
ダックスフントを迎えました。
(明後日22日で12歳になるそうです。)
2歳年下のミルキーちゃんとボールを取り合うことが
よくありましたが、
自分の近くにボールが来てもミルキーちゃんが寄ってくると
自分は取らずに譲ってしまうナナでした。


ミルキーちゃん

ある時、ナナを蘭ちゃんのおうちに泊めていただくことが
ありました。
その時は何とか頑張って過ごしてくれましたが、
ナナはよそのお宅に伺っても家の中に入ろうとしません。

近所でとてもナナをかわいがってくださる方がおられました。
週に1、2回お邪魔していました。
ナナはおやつをもらう時は部屋の中へ入るのですが、
食べたらすぐに玄関に行ってしまいます。
そして、私が帰るまでずーっと待っています。

ナナは構われるのがいやなのか、私からも距離を取ることが多く、
私は片思いのように切なく寂しい思いをすることがよくありました。




編み図の読めない私が下手だけど
心を込めてナナに編んだセーター

ある時、蘭ちゃんは引っ越してしまいました。
車を手放す前は何度かナナと一緒にお邪魔しましたが、
自転車ではナナを連れていけません。
蘭ちゃんと会えなくなってしまいました。



これは今年の4月11日です。
散歩のときによく会う風(ふう)ちゃんと
八重桜の下で。。。

このあと、知り合いにお会いして、
おしゃべりをしながら歩いていると
最近では一番遠くまで来てしまいました。
(行きたそうにするので散歩に出ても
家の門の前しか出られないことも多かったのです。)
ここは蘭ちゃんが住んでいた家の近くです。

蘭ちゃんがいなくなった後も
ナナはこのあたりに来ることがとても好きでした。
もしかすると蘭ちゃんに会えるかもしれないと
しんどい中、
一生懸命に歩いたのかも知れません。




メダカまで・・・

2021-07-06 23:15:11 | メダカ

7月4日の朝、餌をあげようとすると水草の間から
気になるものが見えました。
すぐに水草をどけてみると、
一匹のメダカが横たわっています。

驚いて、さらにに水草をどけてみると
泳いでいるメダカが一匹いました。

ホットしたのも束の間、あと5匹は横たわったまま動きません。
すぐに別容器に移しました。

きれいな水の中に入れたら
動くようにならないかなと思ったからです。
(残念ながら生き返りませんでした。)

 


急いで朝食をとり、すぐに掃除をしました。

実はこの日に掃除をするつもりで、準備をしていました。
朝食を食べて、散歩をしてから取りかかろうと思っていたのです。

水槽が発砲スチロールの取り外せる板で仕切られて
3つの部屋に分かれているだけだったので
悪い影響がほかの部屋のメダカに及ばないように
しようと思いました。

前の日の夕方、餌をあげる時は何ともなかったのです。
もし、水に問題があれば一刻を争います。

実は同じ水槽がもう一つあるのですが
それは3日前に掃除を済ませていました。
予定では2つとも掃除をしようと考えていましたが
1つの水槽だけで3.4時間かかってしまって、
もう1つは日を延ばすことにしたのです。

何が一番時間がかかったというと
水槽の中に小さな赤ちゃんメダカがいたからです。
卵が産み付けられたホテイアオイは
メダカの数が多くなり、
分けずにそのままにしていました。

結構孵化していて、中には大きく育っている子もいます。

赤ちゃんメダカがどうしても気になって
それまでも救出していましたが
その時にホテイアオイを
別の水槽に入れていました。
その中にもたくさんのメダカが孵っていたのです。

メダカを全部採ったと思ったあとも
水槽を4.5回確認するとそのたびに何匹か見つかります。
もういないから水を捨てようとした時、
さらに1.2匹見つかることがよくあるのです。
本当に小さいです。



ここに、まず、水草とメダカを入れました。


4月の初めに、水槽は天日干しまでしてきれいにしましたが 
サカマキガイの卵が結構付いています。
水草などに小さな貝や卵が付いていたのでしょう。



今回もきれいにしましたが、
水草などに付いているものは取り切れません。
石もきれいに洗いました。

この発砲スチロールの水槽ですが、
冬暖かく、夏涼しいのだそうです。
でも、黒くて水の汚れが分かりにくくきれいに見えていました。
中に水をきれいにするゼオライトを
入れていたからかなと思っていました。

1/3の水替えは
1週間~10日おきにしていましたが
全面的な掃除は4月にしただけでした。

今回、掃除をしてみて、かなり汚れていました。
ユスリカの幼虫の赤い小さなミミズのようなものが
たくさんいました。



きれいにした水槽にメダカを移しました。
その時、ついでに水槽を少し陽の当たる場所に移しました。
日光を当てる方がメダカにとっていいからです。

上に簾のようなものもかけ、日が当たり過ぎないようにしました。

元気に育ちますように!!

ナナの思い出①

2021-07-04 20:52:08 | 



ナナは2007年7月7日生まれ。9月1日に我が家に来ました。

前のルルが8月21日に亡くなって、すぐに次の子を探し始めました。
ルルには『あなたにもしものことがあったら、
すぐに次の子を迎えるけど許してね。」
とずっと言って来ました。

当時はとにかく早く次の子を迎え入れたいとの思いから、
ペットショップに行きました。
あとで、もう少し待って、保護犬を迎えてもよかったのに・・・
と思いました。

何度かペットショップに足を運んでいると
ナナに出会いました。
『この子だ!」とすぐに思いました。
 
箱の中に入れられ、車で帰る途中、
箱の中から出たそうに手足を動かしている音が耳に残っています。
  


ナナは赤ちゃんの時はこんなに黒かったのですよ。

次の日、私は7月7日生まれだから「ナナ!」
母は七夕だから「ナナ!」ということで
即、名前が決まりました。

その次の日の食事の様子が次の動画です。
  

                      2007/09/02
 
見事な食べっぷりです。

ペットショップから
すごくよく食べて、すごくよく寝る子だと
聞いていましたがその通りでした。

以降も食べないということはほとんどありませんでした。
10歳を越えるまでは!!

 



ジャンプするナナも見てください。
(レンズが汚くて、お見苦しくてごめんなさい。)


                   2007/12/23

とっても元気なナナでした。