BMW S1000XR と Mercedes

バイクでキャンプ、星空と美味いものと、そして仲間との出会い。

Taipei #1

2010-03-16 | 旅行記

先週、台湾の台北に仕事で出かけた。

キャリアは、毎度のことながらANA。

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しかし、ラウンジは、ANAのラウンジではなく、搭乗口の関係でUAのラウンジを利用した。外人好きしそうな日本調のインテリアでまとめたラウンジは、朝早いこともあり、人もまばらでなんともゆったり。

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そうこうしている間に、出発時刻。曇り空のNarita空港をANA NH1081便は台北Taoyuan空港に向け出発。

台北までの飛行時間は、おおよそ4時間。NRTを出発したのが9:20で、日本との時差がー1時間。台北に着いたのは、12:30頃である。

平日であるが、満席で、ビジネスマンの姿が目立つ。

台北空港は、保安上の理由とかで撮影は一切不可。

出迎えに来ていたのは、ホテルのクルマ。W140型という、現行Sクラスの前の、前といえばわかるだろうか?

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台湾の高速道路はきわめてスムース。しかし、クルマ同士の距離は非常に近い。ICで合流する時も前後の感覚は、非常に近く、思わず自分でもブレーキを踏んでいた。

しかし、W140は、非常に乗り心地が良い、恐らく10年以上は裕に経過している車両なのだろうが、シートのへたりもなく、乗り心地も完全にフラット。最近日本でもめったにお目にかかれない車両だが、なんとも魅力な一台である。

飛行場から役40分ほどで、市内中心部の今回の宿に到着。時間は、既に14時を過ぎている。機内で昼食らしきものはサービスされたが、翌日まで特に予定もなく、早速外出してみることにした。

とりあえず向かった先は、もちろんレストラン。

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ガイドブックにあった、ワンタンメンのお薦め店へ行ってみることにした。

店の名前は、高雄五福扁食(ガオションウーフービェンシー)。 店の名刺に http://www.wufu.idv.tw というアドレスがあったが、なぜかつながらず。さすがIT王国、このようなお店でもWebSiteを持つのかと感心したのだが。。。

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オーダーしたのは、辛いワンタン(右端)、蝦ワンタンメン、そして、ジャッキーチェンも大好物(店に店主と撮影した写真が飾ってある)という、豚肉の甘いぞぼろを乗せたジューシーな魯肉飯。どれもそれほど油っぽくなく、しかも、薄味で非常に上品。こりゃうまかった。代金は〆て400円ほどだった。

店を出るときに、まさか、翌日来るとは思いもよらなかった。

そして、次に向かった先は 、SOGO(日本には無くなりましたが、台北では老舗のデパートとして君臨!)。食品売り場を探索していると(もちろん地下:B2)、なぜか、小籠包(シャオロンパオ)がやたらにテーブルに乗っているレストランを発見。看板を見ると、なんと、世界TOP10レストランに入るといわれるディンタイフォン。時間的にまだ入り口に行列もなく、さっきのワンタンのデザート代わりにと、自分に言い聞かせ店に入る。

そう言いつつも、メニューを見ればうまそうなものが並んでいる。

まずは、蒸した鶏肉を紹興酒に漬け込んだ一品。

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紹興酒の香りと少し舌を刺激する味が口の中に広がる。そして、さっぱり柔らかな鶏肉が口の中で拡散していき、一気に皿から消えた。

メインの小籠包に行く前に、もうひとつ。スーラータンをオーダー。これまた上品な酸味と辛さが絶妙。上に乗せられたパクチと相まって、一気に飲み干す。

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そして、真打登場。

ちょっと奮発(といっても100円ほどか)して、ノーマルではなく蟹の卵入りをチョイス。

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店員が親切に持ってきてくれた日本語の小籠包の「食べ方」というパウチを見ながら、中のスープをこぼさないよう、表面に傷をつけないように慎重に黒酢をつけ、レンゲにのせる。そして、一気に口の中に滑り込ませる。

至福の瞬間とはまさにこのことであろうか。柔らかな生地を歯で押しつぶすと同時に蟹と豚肉のスープが口の中に破裂するのである。うまいの一言である。

蒸篭に乗った6個の小籠包は、一瞬で消えたのである。

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律儀にも、ゴマ饅頭をデザートに加え、夕飯だか、おやつだかわからない食事は無事に終了。

お値段は〆て、555台湾ドル。なんと縁起の良い数字。日本円にして1800円ほどだろうか。

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こうして、到着1日目のFredyの腹は、完全に満たされたのであった。(続く)