日曜日のこと、まずは、7時出発で、甲府に向かう。
天気は、雨も心配だったが、「曇り」という天気予報を信じて出発。
中央高速で、一路上野原を目指す、連休に比べると、この時間でもさすがに車は少なく快適。
上野原ICで中央高速を降りて、一路小菅方面に。
小菅村に入るが、これまでに対向車数台、抜いた車も1-2台。
朝のツーリングは、本当に気持ちよくマイペースで走れる。
途中、峠を越えるたびに数回霧雨に遭ったが、ずぶぬれというほどではなく、カッパに着替えることなくそのまま走行。
紅葉も少しずつ進み、木々の葉が落ちていた、秋が来たという感じ。
バイクは、走っていて季節を感じるので好きである。
この交差点を左に曲がると、411号大菩薩ラインである。
柳沢峠に近づくにつれて小雨で、視界が悪くなる。
雨雲が西に流れてきているせいだろうか、しかし、いつ走っても気持ちの良い道である。
路面が濡れているので少々気を使うが、少しずつではあるが色づいている木々を眺めながら快適に塩山を目指す。
柳沢峠では生憎、富士山が拝めずそのまま通過、しかし、少し降りてくると天気は快晴。
素晴らしい景色が広がっていた。
このまま、今日の目的地である南アルプス市に、20号経由で向かう。
南アルプス市である方を尋ねる予定にしていたが、連絡の行き違いか、それは叶わず。
しかし、甲州ぶどうと、ロザリアビアンコとおいしそうなジャムを手に入れ、帰路に着く。
南アルプス市は、初めて尋ねたが、果樹園も多く、そこから静岡まで抜けるルートもあるようで再度行ってみる予定。
帰路は、白根ICから一気に東京に向かい、帰着は13時であった。
路面が終始濡れていたためドロだらけの下回りを洗い流し、とりあえず第一部終了。
そして、第二部。
GSRallyちゃんも、今月でめでたく1年が経過。
最近のGSは、メーター内に、点検の日付が表示される。
なので、定期点検にディーラーまでひとっ走り。
バイクを引き渡し、帰ろうとすると、営業のNさんが悪魔の囁き。
「乗って欲しいバイクがあります」
↓それがこれ
Motorrad Japanの車両でフルHP使用だそうな。
そういえば、目に付くパーツは全部カーボン。
↓このマフラーは、何十万円かする、フルエキのHPパーツでめったに拝めないものとか
というわけで、とりあえず乗りました。
とりあえず軽いです。
危ないから「RAIN」モードで行きましょうと、Nさんに言われたが、レインボーブリッジではそのままだったけど、東京ビッグサイトの前のストレートで、信号待ちしたときに「RACE」モードにクリック!
すげーです!
信号が青になって、爆音と共に加速し、
オートシフトリフターでスルスルシフトアップ、
ちらっと(見難いミラーで後ろみたら)誰もいませんでした。
そのまま東雲のシケイン、いや、左カーブから右カーブに突入。
メーターは、数字がたくさん並んでましたけど言えません
不思議に思ったのは、こんなに凄い加速で、何でウイリーしないのか?
そんな平和なことを考えながらも、状況はほとんどレース状態。
東雲から新木場までのバックストレート?は、一瞬で通過。
口からは終始「おー!」の声!
でも体のどっかから、なんか出てる?
なんで汗かくの?
何かテンション高いぞ!
ブレーキも抜群、しっかりスーと確実に効いて、止まる瞬間まで車体は水平。
こりゃレーシングカーだね。
というわけで来た道を再度引き返し、今度は少し冷静になっているので、もっと凄い世界に。
結果、
S1000RR HP仕様、嫌いじゃないです
サーキットで走ったらいいだろうねぇって感じです。
以前乗っていたK1300Sも加速などこれに近い世界はありますが、重さが違う。
Kは重いからか、塊感があって安心感があって乗っけてもらってる感があるけれど、このS1000RRは、一体感がある。たぶん軽さからきているのだろうけど、コーナーでのひらひら感は圧倒的にこのRRの勝ち。
ただ共通しているのは、乗っていて背筋が痛くなること。
前かがみはつらいです。
ということで、今週も、「これちょうだい」って言いそうになったけど、理性が勝ったバイクな日曜日でした。