写真:広島平和記念資料館で。
同じパキスタン人のマララ・ユズフザイさんがノーベル平和賞を受賞する一方で、アメリカの無人機ドローン爆撃によって祖母を失い、自らも負傷したナビラさん(12歳)には、今も、アメリカ政府から何の謝罪も、説明も、正当化も行われていません。
世界のダブルスタンダードと教育の大切さを訴えるために、「現代イスラム研究センター」理事長の宮田先生の招へいにより、昨年11月にパキスタンから弁護士や父親と共に来日したナビラさんが、ドローン爆撃後学校に通えなくなった2年間のブランクを経て、この春からパキスタンの学校に入学できることになりました!!
引用:「ナビラ・レフマンさんと彼女の兄妹たちは、日本での募金の動きが学校によって考慮されて、3月14日(月)の新年度の始業日よりペシャワールにある「スマートスクール(Smart School)」に通えることになりました。「教育を受けたい」という彼女の日本での訴えが実を結ぶことになりました。彼女や、兄妹たちの勉学の継続には、日本での募金による支援が必要です。どうかよろしくお願いいたします。」
「有り難うございます。お金が集まらなければ新学年に間に合わないと思っていましたが、一緒に来日したアシュラフ・アリー氏が頑張って学校を説得してくれました。もう2年近くも教育から遠ざかっていますので、待ったなしでした。本当によかったと思います」
「ナビラさん、英語やコンピューターも学ぶことになります。教育って日本では「空気」みたいな感性で受け止められているかもしれませんが、ナビラさんのことを思うと、教育は大事ですね。日本の子供たちにも訴えたいと思います。」
現代イスラム研究センター 宮田 律理事長
こちらのサイトから、ナビラさんの学びを応援することができます。
ナビラ募金をよろしくお願いいたします。
Facebookページナビラ募金
イスラームでは、1400年以上も前から、女性も男性も平等に学ぶことが奨励されています。
日本でさえ、女子の大学教育が叫ばれたのは、明治時代ですが、イスラーム世界では、七世紀、預言者ムハンマド様(彼にアッラーの祝福と平安あれ)の死後、教友達(彼らにアッラーのご満悦あれ)の時代には、男性に教える女性の先生が存在していました。
一部の過激派の人たちが、女性の教育を否定しているのは、本来のイスラームの教えから逸脱しています。
預言者ムハンマド様(彼にアッラーの祝福と平安あれ)の言葉にも、知識を求めることの重要性を説くものがあふれています。
ムハンマド様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)はおっしゃいました。
≪ ゆりかごから墓場まで知識を求めなさい。 ≫
≪ 知識を求めることは、すべてのムスリムにとって、義務です。 ≫イマームアハマドとイブンマージャ伝承
≪ 知識を求めて道を歩む者は、それによって、アッラーが、天国への道を容易にしてくださいます。 ≫ムスリム伝承
≪ 最も良いサダカ(喜捨)は、ムスリムが知識を学び、それから、その知識ををムスリムの同胞に教える事です。 ≫イブヌマージャ伝承
ムアーズ・ブヌ・ジャバル様(彼の上にアッラーのご満悦あれ)は言いました。:
「知識を学びなさい。
アッラーの為にそれを学ぶことはアッラーを畏れる事です。
それを求める事は、崇拝行為(イバーダ)です。
それを教え合うことは、アッラーへの称賛(タスビーフ)です。
それを研究し深める事は、ジハード(奮闘努力)です。
それを知らない人に教える事は、サダカ(喜捨)です。
知識の徒の為にそれを与える事は、アッラーに近づく行いです。
それは、孤独な時の慰めで、一人でいる時の友人です。」
教育の大切さを訴えるナビラさんの将来に、アッラーのご援助がありますように。
預言者(彼にアッラーの祝福と平安あれ)の人徳 クルアーンの奇跡 ①
ムスリムになりました(入信記、体験記) イスラーム講座(上級)
「アフガニスタンという国で・・」NGO「ペシャワール会」現地代表、中村哲氏
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