慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
ヒジュラ暦(イスラーム暦)の3月に当たるラビーウ・ル=アウワル月は、預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)のお誕生月です。「ラビーウ」とはアラビア語で「春」を意味します。最も光り輝く春であるこの月に、その春に咲き誇る預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)の美徳について毎日学びましょう:
🌷ラビーウ・ル=アウワル月1つ目の花:
預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は、人々の中で最も性格の良い方でした。
彼(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は仰(おっしゃ)っています:≪本当に、あなた方の中で私にとっても最も好ましく、復活の日に最も私の近くに座る人は、あなた方の中で最も性格が良い人です。≫アッ=ティルミズィーの伝承
🌷ラビーウ・ル=アウワル月2つ目の花:
預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は、優しくて慈悲深いお方でした。薄情でも粗野でもなく、卑猥(ひわい)な話をしたり人を罵倒(ばとう)したり呪ったりする方ではありませんでした。
アナス様(彼にアッラーのご満悦あれ)は述べています:彼(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は、私達の誰かを戒(いまし)める時は、≪彼はどうしたのでしょう?良い事ではありません。≫と仰っていました。 アル=ブハーリーの伝承
🌷ラビーウ・ル=アウワル月3つ目の花:
預言者様(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は、悪事に悪事で報いるのではなく、罰する事も咎(とが)める事もなく許されていました。
彼(彼の上にアッラーの祝福と平安あれ)は仰っています:≪お互いに憎み合ったり、ねたみ合ったり、背を向け合ったりしてはなりません。アッラーのしもべとして兄弟でありなさい。イスラーム教徒は、3日を超える間、同胞と疎遠(そえん)になる事は許されません。≫アル=ブハーリーの伝承
出典元:イスラームの風