シリアでのデモの報道が最近少し落ち着いてきました。
ダマスカス市内では、外国人向けの語学学校が、問題なく新しいタームを開始しているようです。
シェイフ・アハマド・クフタロー学院(旧アブンヌール学院)のターヒーリー・コース( アラビア語を解さない外国人ムスリム、ムスリマのためのアラビア語習得コース)では、10月からの新学期に向け、すでにレベル分けのテストも終了し、全学年1クラスづつ、開校する予定です。
外国人のみの学校なので、この騒ぎで帰国してしまった生徒も多く、1クラスにつき、20人以上いたら開校する、という状況でしたが、手続きが終わってみると、各クラス30人は受講者がいたようです。
ダマスカス市内では、観光旅行に行かれた方も問題はなかったですが、ダマスカスから一歩外に出る場合には、ダマスカスの日本大使館などの情報を参考に、デモが行われているような地域に立ち入らないよう、十分に注意してください。
特に、ホムスなどの地方都市や、ヨルダン国境付近の町では、まだまだ混乱した状況が続いているようなので、そういった地域を通らなければならない、ヨルダンから陸路でのダマスカス入りは断念して、飛行機で直接ダマスカス空港まで来てしまう、などの安全対策が必要です。
引き続き、外務省の渡航情報を参考にして、自己責任の元、動かれますように。
関連記事: