今朝も元気なお月様。
全くの偶然の一枚です。
じっと水面を見つめ、お魚を狙っていたグレッタさんの鼻先で、元気に飛び跳ねている小魚の写真がたまたま撮れました。
トムとジェリーではありませんけれど、小魚が捕食者である水鳥をからかっているような構図の絵にも見えてしまいます。
ともあれこういう写真が狙って撮れるようになりたいなあと、私は常日頃から思っていました。
カメラを構え、被写体をファインダーに収め、ピントを合わせ、そっとシャッターボタンを押す。
これだけの工程をこなすのに、私の場合はだいたい5秒以上はかかっていると思われます。
そして名場面はいつも突然に訪れ、過ぎ去り、5秒も待ってはくれません。
そして集中した心にとって1秒は、速くもあり、長くもあります。
今、こうしてブログを綴りながら(撮りたいなあ)と思うのは欲というものです。
しかし集中した穏やかな心でシャッターを押せている時は、欲など微塵もありません。
撮りたい撮りたいという欲から離れられた状態の時に、こういう偶然の一枚がたまたま撮れるような、そんな気がします。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝