10/16 鬱金に煙る

外気と水温の温度差が日に日に高まり、鬱金色に水煙る川面に突き出るこの岩場は、この川っぺりに置ける最上のステージになります。































(〃▽〃)みなさん朝からかっこ良過ぎなのであります(萌)











昨日はダブル台風に起因すると思われる凄まじい曇り空だったのですが…




(﹡ˆ ˆ﹡)今朝は久しぶりに南下部隊に遭遇しました。






















そして間もなく北上部隊が現れますが…





(^_^;)…今朝はほんと珍しい事に、大半の部隊が漁をするでも無く水面スレスレを一気呵成に北上して行きました。

ただでさえ真っ黒黒助な川鵜たんであります。

この時間帯は上空と木陰ではかなり大胆に露出を変えなければならないのでありますが…残念ながら私の腕ではどうにもならないのであります(号泣)










(﹡ˆ ˆ﹡)夜が明けます































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ

































(﹡ˆ ˆ﹡)これまた地味に珍しいアオたんのカッポー(かな？)であります♪




今朝はブサたん(ハヤブサ)もお見えになっていましたが…




今回はカラス警備隊の練度が著しく向上しているように見受けられ、ブサたんの動きを巧みに封じ込めていました。






















さて、昨日出会えたジョビ(仮)たんはどうやらノビタキ♂くんなのでは？との助言をいつもお世話になっているブロガー様から頂きました。(ヽ(^。^)丿アリガットーン♪)




おそらくヒタキ科であるところまでは正解だと思われるのですが、ネットでノビタくんの画像をたくさんチェックしたところ真っ黒マスクはノビタくんらしさ満点なれども…お腹回りや首回りの白いマフラーや腹巻きが彼の方には全然見当たりませんでした。


しかし、まだ彼は幼鳥だとすれば今後毛が生え代わる可能性もあります。


とにかくなんとか今日も会えないものかと、今朝は日の出以降ずーっと土手の斜面に張り付いてノビタくん(仮)を待ちました。






約一時間…




ジロ吉くん(ホオジロ)がひょっこり現れて自慢の歌を歌ってくれた以外、小鳥たちは全っ～然！姿を見せてくれませんでしたとさ…(T.T)






それでは今朝の練度はこれまでに御座います。




よい一日を。








230 拝

10/15 もしかして？もしかして？

昨日発生したダブル台風の余波で今朝は、南から北へとても凄い雲が夜明け前の川っぺりの空を埋め尽くしていました。













暁に照らされ朱に黄にと、刻々と移り変わる雲を眺めてお腹いっぱいな気分に浸っていると…




背後の土手で何やら小さな争いの気配がします。


どうやらしばらくご無沙汰していたハッキー(ハクセキレイ)の若者が、ジロ吉(ホオジロ)くんや他の小鳥たちを追い払っていました。








ジロ吉くんの他にもハッキーに追われていた一羽の小鳥たんにカメラを向けると…？





んっ？




んんんんっっ？？




σ(^◇^;)…うーんと、えーと、えーと……もしかして？もしかして？もしかして？


(〃▽〃;)……ジョ、ジョ、ジョビ(ジョウビタキ)たん♡で！在らせられますですでありますでででしょうかかかかか♡？♡？♡？♡？(…笑)




とは言え、オレンジ色のお腹や全体のプロポーションなどはジョビたんらしく…らしくは見えるのでありますが、何やら頭というか、お顔が真っ黒黒助なのであります(汗！)


再度確認せずにはいられなかった私は、もう一度彼のジョビ(仮)たんにカメラを向けるものの、ジョビ(仮)たんはまたしてもハッキーに追いまくられて少し離れたセイタカアワダチソウの群生する影に飛び込みます。


もう一目会いたい一心で小一時間ほど粘り倒すものの…残念ながらジョビ(仮)たんは二度と顔を見せては頂けませんでした(涙)


果たしてこのお顔が真っ黒黒助な謎鳥さんは、ほんとにジョビたんなのか？


或いは…まさかのジョウビタキ亜種！とか何かの新種？！だったりするのではなかろうかー！！


(﹡ˆ ˆ;;)…などと胸一杯に妄想の翼が広がりングだった今朝の川っぺりなのであります(笑)

















今朝、川っぺりに到着すると一目で24号と25号くん達の仕業と思われる大きな雲が南の空から迫り来る夜明け前でありました。








今朝も南下部隊は見かけられず、北上部隊が早い時間からパラパラとお出ましになられます。




























(﹡ˆ ˆ﹡)空と…空を舞う鳥さん達の美しさに、心がどっぷりと浸りきる今朝の川っぺりであります。


























































































































































































































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ！























































「パーーーン!」




このタイミングで今朝もどこぞのおバカさんが遠くで爆竹を鳴らしておりますが…最早あまり効き目は無い模様であります(笑)




「全くもって愚かなり…哀れなり…」と、そのようにモズたんも申しております(笑)














それでは今朝の亜種？はこれまでに御座います。




よい一日を。








230 拝

10/14 温度差

そろそろ外気よりも水中の方が暖かくなってきた夜明け前の川っぺりであります。


水煙る川面ではカルガモくんが元気よく「カルガモ体操第一:大きく胸を張って翼をパタパタする運動」に励んでいました(笑)




















日の出時刻の30分ほど前なのでありますが、川っぺりに到着して間もなく北上部隊が(いつもは南下部隊が先なのでありますが)小隊編成で三々五々、北を目指します。





































いつも静かな川っぺりに突然…



「パーーーン!」



と、遠くから何かの破裂音が聞こえてくると…











北上部隊本隊が一斉に空へと舞い上がります。








この破裂音はどうやらどこぞのオヤジが鳥を驚かせる為に、朝っぱらから爆竹を使用していた模様。


何が目当てかなど全く想像もつきませんが(想像したくもありませんが)爆竹オヤジはその場からすぐに逃げるように立ち去り…すぐにまた穏やかさを取り戻した川っぺりであります。




































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ




































(﹡ˆ ˆ﹡)モズたんの縄張り警備は念入りなのであります(笑)













(〃▽〃)ピヨ(ヒヨドリ)ウェーブが若干くねくねしつつも、まっすぐ私の方に近づいて来ます。
















(﹡ˆ ˆ﹡)いつもより若干高度を落とし、うねるように飛ぶピヨウェーブはなかなかの迫力でありました(笑)









それでは今朝の外気はこれまでに御座います




よい一日を








230 拝

ムヒカ大統領のスピーチ

ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ（2012. 6/20 リオ会議より）




会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか？現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか？

質問をさせてください：ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の７０億～８０億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか？可能ですか？それとも別の議論をしなければならないのでしょうか？

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか？

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか？あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか？

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか？どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか？

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、１０万時間持つ電球を作れるのに、１０００時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです！そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には３００万人ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい１３００万頭の牛が私の国にはあります。ヤギも８００万から１０００万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の９０％が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか？バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月２倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます：これが人類の運命なのか？私の言っていることはとてもシンプルなものですよ：発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。





※この翻訳文は打村明さんのブログ『Hana.bi』より転載させて頂きました

※ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノはウルグアイの政治家。2009年11月にウルグアイ大統領選挙に当選し、2010年3月1日より2015年2月末まで、同国の第40代大統領を務めた。 (Wikipedia より転載させて頂きました)




このムヒカ大統領のスピーチは、私自身も10代の頃から自分自身の「欲」という心の問題として永く抱えていた事柄でした。

そして個人的な結論として、心の問題…「欲」という心の働きに対する現時点での私の理解を述べます。

「欲」を満たせば「幸せ」になれると思っている人は大変多いと思いますが(私自身も永らくそう思い込んでいました)それは、完全に間違いでした。

ムヒカ大統領の言う通り「欲」に駆られる生き方とは確実な「不幸」が約束された修羅と餓鬼の道であります。

そして「欲」という心の働きは誰の中にも必ず存在するものでもあります。

私たちは「欲」に依存し執着しています。

だからこそ私たちは私たちにとって「欲」は必要なのだと、額に青筋を立てながら肯定までする始末であります。

その結果、私たちは欲を満たせば満たすほどますます「幸せ」から遠ざかります。

一つの「欲」を満たしたところでまた私たちの心には新たな苦しみが次々に生まれます。

その新たな苦しみは「欲」を満たす為の新たなエネルギーに変換され、更に取り返しのつかない「不幸」へのデスロードを爆進して行きます。(笑)




結局「欲」とは毒なのです。




「欲」が毒であるという認識に立脚する事で初めて私たちには本当の「幸せ」という現象が見えて来ます。

まず最初に自分の心に「欲」が芽生えることに、素早く自分で気づくことが出来るようになります。

それは何気なく口に入れた食べ物が実は腐っていて………マズっ！と、咄嗟に吐き出すことにも似ています。

重ねて言いますが、「欲」とは誰の心にも存在する普遍的な現象です。

この「欲」を「欲」だと気づき、「欲」は「毒」だと悟ることで、私たちは穏やかな本物の「幸せ」というものを初めて知ることが出来るのであります。



230 拝

10/13 裸足で駆けてく♪

今朝は新月




明けの明星が消えたお月様の座に取って代わり、その下には火星？それとも木星？が付き添っています








そして南下する川鵜部隊が暁の空に切取線を描き…












黄金色に輝く雲の向こう側へ…




(﹡ˆ ˆ﹡)裸足で♪駆けてく♪愉快～なミサゴたん♪は、お弁当持ちなのであります(笑)






















































そしていよいよ夜が明ける五秒前…！





































































































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ



















































(﹡ˆ ˆ﹡)このところ、ずーっと撮り損ねていたキッキー(キセキレイ)たんのお出ましであります♪














それでは今朝の向こう側はこれまでに御座います




よい一日を








230 拝