21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

お題「タクシーでイライラしたことは?」に参加中

2017年08月12日 08時45分24秒 | Weblog
日本の「民間タクシー会社」のレベルの低さにイライラ

特に海外から客が来るとき、日本のタクシーは使えない。
日本のタクシー会社のサービスは世界標準からほど遠く、下手に利用すると「日本のタクシーは世界標準から10年遅れてるね」ってことになる。

海外での「国営タクシー会社」が規制で守られている地域はある。
海外の国営タクシー会社と日本の民間タクシー会社の比べると、日本の方がかなりマシ。
しかし、自由競争が進んでいる海外の民間タクシー会社に比べると、日本の民間タクシーのレベルの低さが際立つ。

例えば、海外からのビジネスマンにとって、下記のサービスは一般的

1.タクシーが迎えに来るとき
スマホのアプリから、迎えに来ているタクシーがどこを居るのか、確認できる。
あとどの程度(5分とか)で迎えが着くのか分かる。タクシーに合わせて「早めに準備して、待っている」必要はない。
迎えに来ているタクシー運転手の顔写真がスマホ・アプリで分かる。初めての土地では安心につながる。
タクシー運転手個人の利用者からの評価をスマホ・アプリで確認できる。

2.タクシーに乗るとき
目的地までの所要時間(目安)と支払金額(確定値)がタブレットで確認できる。
目的地までの走行予定ルートをスマホで確認できる。
無料のドリンクサービス(ミネラルウォーターなど)がある。

3.タクシーに乗っている間
走行場所・到着予定時間がタブレットで確認できる。
アプリの翻訳機能を使用して、運転手と(ある程度の)意思疎通ができる。

4.客の到着を待っている企業側にとって
客を乗せたタクシーの走行場所・到着予定時刻をスマホから確認できる。
かなり前から玄関先に出て出迎えの準備をする必要がない。(特に夏の暑い時期に、タクシーの到着を屋外で待つのは苦痛)


5.タクシーを降りるとき
現金で支払いをする必要がない。カード決済も早い。


以上のサービスは、海外では一般的で、日本で使えないことが分かると、かなり失望される。


いまだに日本を「先進国」だと考えてるのは日本人だけで、来日客にとっては日本は「後進国」

だから、訪日客に人気の観光地は、京都、鎌倉、富士山など「歴史のある地域」
日本に「最先端」を期待している訪日客は少ない。


日本でタクシーを利用する外国人は、「10年前の地元」を思い出す

中東戦争の可能性

2017年06月18日 19時05分39秒 | Weblog
サウジアラビアが、カタールの国際空港を空爆する可能性はあるのか?

可能性を否定しきれない不安定感が、最近の中東にはある。


政治的な対立が軍事的な対立につながる可能性は否定できない。

ビットコインに金利はつくのか?

2017年06月18日 18時57分56秒 | Weblog
日本円を銀行に預けておけば、雀の涙程度だが、金利がつく。

ビットコインには金利がつくのか?

金利がつかなければ、ビットコインは「インフレに弱い」ことになる。

Goldには「商品としての価値」があるため、インフレに対してある程度の耐性がある。

ビットコインには、商品としての価値があるのか?



FRBが追加の利上げを決定した。

ビットコインでの利回りと米ドルでの利回り格差が広がることになる。

ビットコインの市場価値に、どのような影響を与えるだろう?


今後の参考になる観察対象になるようだ。


インフレ率と、日本銀行の異次元金融緩和策

2017年06月03日 15時06分27秒 | Weblog
 2012年末の衆議院総選挙で、ある首相経験者が、「インフレが起きる危険性が高い」から日本銀行による国債の引受けは拡大するべきではないと、のたまわっていた。

 彼は経済を知らなかった。つまり「無知」だったのだ。

 約5年が経とうとしている。日本銀行は国債の引受を拡大させているが、インフレは起きていない。

 しかし、最近の彼はその事実を理解できないようだ。目の前で起きている現実を理解できていない。つまり「無能」なのだ。

 野党側が無能であれば、与党側にどんなスキャンダルが起きても、政権交代の可能性はないだろう。

 ただ、ブラジル、韓国と立て続けに五輪開催前に国家トップが逮捕されているのは、不思議な流れである。






2011年9月3日
インフレと日銀の国債引き受け
(http://blog.goo.ne.jp/fu-chine/e/2797e49da4d4dc52841c47470da83a6e)

獣医学部は、過剰なのか? 不足なのか?

2017年06月03日 14時21分58秒 | Weblog
 獣医師会は、獣医学部の新設に反対している。
「獣医師資格」を特権階級として維持して、競争状態を起こさないために、獣医師の数を少なくしておきたいためだ。

では、現実的な問題として、「獣医師」は過剰なのか? 不足しているのか?
「獣医学部」の新設は必要なのか? 不要なのか?


 今治市は、「国民全体の利益を回復するため」獣医学部の新設を進めたのか? 「国民全体の利益を犠牲にして」獣医学部の新設を進めたのか?

こういった点が、本来であれば議論の中心に来るべきだ。


 首相の友人は、「国民の利益のために」獣医学部を作るのか? 「国民の利益を犠牲にして」獣医学部を作るのか?





私は、以下の3つの理由から獣医師数は不足していると考える。
 獣医師会は、国民の利益を犠牲にして、獣医学部新設に反対している、と私は考える。

1.畜産業でのIoT導入が、諸外国に比べて遅れている。
*家畜の健康状態をAIで管理するシステムの開発・導入が、日本では遅れている。
人が家畜の健康状態を管理する場合、獣医師の仕事が増え、獣医師の収入が増える。
一方で、畜産業の経営者にとっては、労働負荷が増え、必要経費が増える。結果として、畜産業に就職を希望する人が減っている。そして、一般消費者は割高な製品(牛肉、ミルク、バター等々)の購入を強いられている。

獣医学部を新設して、畜産業で利用できるAI開発に協力する獣医師を育成する必要がある。


2.畜産業での「抗生物質」の使用量が多い
*AIを導入をせずに家畜の健康管理をしようとしている。そして、全ての家畜を常に観察するためには、圧倒的に人手が足りない。家畜が病気にならないように、予防的に使用される抗生物質の量が増える。
抗生物質を販売している獣医師にとっては売上を確保できるため、この状況を変えたくない。
一方で、一般の消費者は「抗生物質漬け」された製品(肉、ミルク等々)を買わされていることになる。

獣医師の数を増やして、薬に頼らなくても家畜の健康管理ができる状況を作る必要がある。


3.家畜の品種改良が進んでいない。
コメや野菜、果物では、新種・新ブランドが各地の農林試験場で次々と誕生している一方、家畜の新種が出てきていない。「ブランド牛」は存在しても、「育った場所」がブランドになっているだけで、牛の種類が新しいわけじゃない。そのため、他との違いを明確に打ち出せず、ブランドの確立につながらない。

近畿大学の「養殖マグロ」は一つのブランドとして力がある。水産業では他にも、「温泉トラフグ」とかもある。

畜産業のブランド管理もできる獣医師が求められている。




 上記の3つの条件は、「今後求められる」専門家の能力ではない。すでに諸外国には、こういった専門知識を持った獣医師が多くいる。日本が出遅れているのだ。
 そして、日本の消費者は、自分たちが不利益を被っていることに気づかないほどに、世界から取り残されている。


 日本に住む一般消費者のため、現代に求められる専門性を持ったスペシャリストを育成する機関として、新しい獣医学部は必要だと考える。