21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

conservative and liberal

2008年05月04日 11時20分42秒 | Weblog
conservative and liberal。保守主義と自由主義?と言うわけで、政治の世界にしかない考え方だと思っていたら、そうでもないみたいで。保守主義者っていうのは、伝統的なことを重んじる人で、自由主義に対して、人権を軽視しやすい傾向があります。

経済の世界に来ると、保護貿易主義と自由貿易主義になります。と言って、「政治的には保守だけど、経済問題では自由貿易主義」って人は居そうな気がしますが、いません。(私の経験的に) 保守・保護貿易主義の人は頭が固い人間で、自由貿易とか「市場の力に任せる」とかできません。誰かが、それこそ神様とかにルールを決めてもらわないと何もできない人間が保守の人です。他の権威に頼るというか、、、

「保護」貿易主義と言うぐらいで、じゃあ、自然「保護」団体を保守の人に繋がりがあるのかと言うと、あります。NGO・NPOの活動をしていて、「市場経済・自由貿易拡大」を訴えている人に会ったことがありません。
 大体の場合、やっぱり「目に見える権威」に頼る傾向があって、すぐに「00規制」を政府に求めることに走ったりします。地球温暖化問題だってその一種。環境断代は、国際連合やEUに国際的な二酸化炭素排出基準の設定を求めている。市場の力に任せたりはできない人たちなのです。


 貧困撲滅を訴えている人たちも、一般的に保護・保守主義が多いです。そして、貧困は経済問題にもかかわらず、経済理論を理解していません。その一方で「金が足りない」と一つ覚えみたいに唱えてます。。。。。数が数えられないのに、算数の問題に取り組めますか??? 彼らの頭が悪いのは見ればわかるが、頼むからあきらめずに、経済理論を少しでも理解する努力をしてほしい。
 何千年にもわたって、水不足を解消するために、何万本と言う井戸が掘られてきたが、未だに水不足に悩まされている人たちがいる。もうそろそろ、「貧困地区では、井戸が無いから、きれいな飲み水が手に入らないんだ」と安易に考えるのを止めて、長い期間にわたって、多くの人を救うために、真剣に悩んでほしいと思う。

Exchange Traded Lego

2008年05月04日 08時59分26秒 | Weblog
ETLって一体何なんですかね?

とりあえずは、外国株・先物とか不動産・商品市場に連動している気軽な投資商品だということで。

世界で初めて販売され始めたのは1993年らしいですが、2000年にはその取引額が何と740億ドルに達していたそうです。そして、2007年6月には7000億ドル。。。。。2011年には2兆ドルに達するのではないかとみられています。


私は、この急激なETLの成長が原油・金価格の高騰を招いているのではないかと疑っています。新しい投資資金が原油市場に流れ込んだために、原油価格が高騰しているのです。


幸いなことに、金の価格は$1000を超えたと思ったら、急激に下がり始め、すでに10%以上下落しています。また、ほかの多くの商品資源市場でも同様の下落基調が広がってきています。原油価格が下落し始めるのも時間の問題でしょう。
 ただ、子の下落基調の中で多くのETL投資家が損失を膨らませてしまえば、ETL市場そのものも縮小していくのではないかと危惧しています。