円高が進む時は、日本円を売る人よりも、日本円を買う人が多い時。
今は、円高である。
だれが、日本円を買っているのか?
なぜ、日本円を買っているのか?
欧州の金融機関は、自己資本を拡充させるために海外投資を縮小している。つまり、ユーロ買いで円売り。
アメリカの金融機関も同じではないのか? 自己資本の拡充のために、ドル買い円売りをしている?
となると、日本円を買っているのは日本企業、日本の金融機関だということになる。
最近の日本経済新聞の記事によると、海外子会社の利益を配当金として日本に還流させている企業は増えているらしい。「グロソブ」も欧州国債の売却を進めているとか?←日本円にしているとは限らないが・・・。
東日本大震災の被災者が、住宅の修繕費用を捻出するために「グロソブ」を売却している可能性は考えられる。その場合は、円買いだ。
将来的に貿易赤字が定着することを考えると、円高のタイミングで外貨準備を増やしておきたい。
石油や小麦の輸入には、米ドルを使用する。そのため、円売り・ドル買いの市場介入で、米ドルの外貨準備を増やしたい。実際の輸入品の支払に当てられる通貨ごとに外貨準備を増やしたい。
現実に必要なのは、米ドルやユーロではなく、原油や小麦だ。なので、市場介入で外貨を調達してすぐに原油や小麦を買い付けて、現物として備蓄してもよい。将来的に商品価格が高騰することを考えると、外貨準備を増やすよりも現物備蓄を増やす方が現実的かもしれない。
日本の食料自給率は40%だが、農耕機を動かしている化石燃料は99%輸入に頼っている。貿易赤字が深刻化して、輸入品の支払いが滞るようになれば、ビニールハウスの値段だって高騰する。
日本は自動車の輸出国だが、原料である鉄鉱石、銅、レアメタルは輸入に頼っている。支払に当てる外貨が不足すれば、日本の産業は立ち行かなくなる。そのため、この円高のタイミングで外貨準備を増やしたい。
もしくは、石油、鉄鉱石、石炭、銅、天然ガス、ボーキサイト、小麦、大豆、トウモロコシ、綿花、レアメタル、等々の現物備蓄を増やすべきではないだろうか?
今は、円高である。
だれが、日本円を買っているのか?
なぜ、日本円を買っているのか?
欧州の金融機関は、自己資本を拡充させるために海外投資を縮小している。つまり、ユーロ買いで円売り。
アメリカの金融機関も同じではないのか? 自己資本の拡充のために、ドル買い円売りをしている?
となると、日本円を買っているのは日本企業、日本の金融機関だということになる。
最近の日本経済新聞の記事によると、海外子会社の利益を配当金として日本に還流させている企業は増えているらしい。「グロソブ」も欧州国債の売却を進めているとか?←日本円にしているとは限らないが・・・。
東日本大震災の被災者が、住宅の修繕費用を捻出するために「グロソブ」を売却している可能性は考えられる。その場合は、円買いだ。
将来的に貿易赤字が定着することを考えると、円高のタイミングで外貨準備を増やしておきたい。
石油や小麦の輸入には、米ドルを使用する。そのため、円売り・ドル買いの市場介入で、米ドルの外貨準備を増やしたい。実際の輸入品の支払に当てられる通貨ごとに外貨準備を増やしたい。
現実に必要なのは、米ドルやユーロではなく、原油や小麦だ。なので、市場介入で外貨を調達してすぐに原油や小麦を買い付けて、現物として備蓄してもよい。将来的に商品価格が高騰することを考えると、外貨準備を増やすよりも現物備蓄を増やす方が現実的かもしれない。
日本の食料自給率は40%だが、農耕機を動かしている化石燃料は99%輸入に頼っている。貿易赤字が深刻化して、輸入品の支払いが滞るようになれば、ビニールハウスの値段だって高騰する。
日本は自動車の輸出国だが、原料である鉄鉱石、銅、レアメタルは輸入に頼っている。支払に当てる外貨が不足すれば、日本の産業は立ち行かなくなる。そのため、この円高のタイミングで外貨準備を増やしたい。
もしくは、石油、鉄鉱石、石炭、銅、天然ガス、ボーキサイト、小麦、大豆、トウモロコシ、綿花、レアメタル、等々の現物備蓄を増やすべきではないだろうか?