21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

個人消費停滞と 将来不安

2016年08月15日 12時26分09秒 | Weblog
 将来不安から、若年層の個人消費が冷え込んでいる。

将来不安の原因は、積み上がった政府債務と進まない規制改革である。

にもかかわらず、政府はバラ撒き政策で対策を進めようとしている。「北風と太陽」の北風政策に近い。(若年層の貯蓄を吹き飛ばそうと、政府が浪費している)


 一方で、個人消費が停滞している最大の要因は高齢者の消費低迷である。
高齢者がもっとお金を使える環境整備をするべきだろう。

いずれにせよ、「将来不安」「政治不信」から個人消費が低迷している。消費税増税延期は、「経済政策」として間違っていたのだろう。「政略」としては、選挙で勝ったように、正しかったのだと思う。


有権の半数は、投票をしていない。そして、消費を控えて貯蓄を積み上げている。結婚を考えてもいなければ、子供を持ちたくないと考えている。全ては、将来不安、政治不信に原因がある。

50年後の歴史の教科書には、どんな記述が載るのだろうか?