21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

鶏と卵ー教育と経済

2006年05月10日 07時45分34秒 | Weblog
 「貧しい国は教育に資金をかけれなくて、教育水準の低い国は経済発展が出来ない」「教育にお金を投資できる先進国が、技術革新を引っ張り、より多くの利益を上げている」、、、経済発展への教育の必要性ははっきりしているが、「経済的に余裕のある国」になってから、教育にお金をつぎ込み始めるのか、「教育にお金をつぎ込んだ国」が、経済発展を実現するのか。「発展」と「教育」、まるで「鶏と卵、どっちが先に生まれたか?」みたいな話である。

 なんてことは無い。答えははっきりしている。「教育/学習/技術革新」が先にあり、その後に「経済発展が続くのである」
 別に他の採集/狩猟生活者より豊かでなければ、農耕を発見できないわけではないし、遊牧生活を始められないわけでもない。産業革命も(当時)先進国で始まったわけではない。
 日本で例を挙げるのなら、維新直後の「米百俵」の話から、戦後の青空教室まで、多岐にわたる。(もし、子供が栄養失調で勉強できないのならば、大人の食べ物を子供に回せば良い)

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