21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

女性初の大統領

2006年01月20日 21時12分27秒 | Weblog
 アフリカ初のリベリア共和国女性大統領サーリーフ、南アメリカ初のチリ共和国女性大統領ミシェル・パチェレ。このジェンダーフリーの時代に女性初の大統領だ、何て騒いでいると何か言われるかもしれないけど、やっぱ女性初の国連事務総長/アメリカ合衆国大統領/日本首相/中国の国家主席は誰になるかな?ってのは気になったりする。
 国力が強い国ってのは、なかなか制度を変えようとしない。例としては、幕末に長州藩が身分をとわない奇兵隊を持ったり、藩外の海援隊に助けてもらったりしていたのに、徳川幕府があくまで武士中心の軍隊を持ってた。ってことかな。あと、弱かった織田信長がいち早く鉄砲に目をつけたり、アメリカ海軍が海兵隊を持ったのもある。アメリカと言えば、一番最初に共和国を始めたのもあの元植民地だ。
 となると今の所、日本首相や米国大統領より、女性初の中華人民共和国の総書記が誕生する方が先になりそうだ。チリやリベリヤと似た経済の発展途上国には、中国が一番近いだろう。改革加速の旗印みたいにドーンと何か起きるかも。
 でも逆に、イギリスの例を見てみると「女性リーダーは経済の停滞期に生まれる」と言え無くもなくも無い。。。これには、アフリカ/南アフリカの現状も当てはまる。そうなると、日本の首相に女性がなる可能性もあった。今は株高で社会的閉塞感が少し薄れているけど、この株高がまたバブル化して破裂すると、日本にも女性首相誕生の機運が出てくるだろう。 (初じゃないけど)女性天皇が誕生するのは、今制度改正があったとしてもまだ60年はかかるだろうし。。。
 一方で候補者を名指しするのは、合衆国大統領が一番楽。あそこには、共和党の大統領候補としてコンドリーザ・ライスがいるし、民主党の大統領候補としてヒラリー・クリントンがいる。  あとは、アメリカ経済が疲弊してくれれば、、、今のとこアメリカ経済の問題点は、住宅バブルと財政赤字だけだけど、両方ともアメリア経済の巨大さから比べれば何て事もない問題だ。今んとこ「アメリカ経済の破綻~世界恐慌~女性初の国連事務総長誕生」のシナリオは起きそうにない。良かった、良かった。世界恐慌は、起きて欲しく無い。
 アメリカは女性大統領が生まれる可能性として「キリスト教徒」が多い利点がある。何故か知らんが、キリスト教徒は女性をあがめたがる。(一方:日本人男性は「女好き」として有名) 聖母にマリアがいるし、「魔女刈り」は気候変動が原因の凶作の時にヨーロッパ中に広まった。私は日本の盛岡藩で、やませによる凶作の時に「魔女刈り」が起きた何て話は聞いた事がない。まぁ「キリスト教徒」がと言うよりは「一神教徒」が、と言う事も出来るかもしれんが。

 女性国連事務総長は、どうなることやら? あそこは一人当たりの任期が長く交代が少ないから、そう簡単にはいかんでしょ。世界各国のパワーゲームの問題もあるし。今んとこ、オセアニア地域(主にニュージーランド/オーストラリア?)出身の有能な女性国連職員でもいれば、アナンさんの次ぐらいにデ~ンと登場しそうな気がするけどね。やっぱり、世界戦争/恐慌の危機で、社会が不安じゃないと駄目かね。中華人民共和国主席と国連事務総長は僕の知識じゃ予想がつかんね。

 ちなみに、女性リーダーの旦那さんはだいたい主夫なのかね。権力の乱用や警護の問題があるから、普通の職業には残れんでしょ。
はい、すみません。今後は、ジェンダーフリーの原則に従って男女の性別にこだわらず、有能な人がリーダーになる時代が来るはずです。
 特にこれからは、性別を人の能力を測る時の判断材料にしている国や企業は、加速する世界競争野中は生き残れんでしょ。それが、今回の南アメリカ/アフリカの選挙に反映されたんだと思う。


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