21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

2004年 イラク 人質事件 自己責任論

2016年01月23日 21時35分53秒 | Weblog
 2004年にイラクで起きた日本人人質事件では、日本国内で「自己責任論」が広がり脚光を浴びた。

 2004年の時点では、この「自己責任論の過熱ぶり」を説明できる文化人はいなかった。

しかし、10年たった今なら分かる。 「自己責任論問題」とは「ネット炎上」でしかない。

 ここ数年は、ネット炎上が発生することが当然になった。 「炎上商法」なんてものも出てきている。 特定のウェブページ上に、突然数万人からのコメントが書き込まれても、マスコミが特に報道することもなくなった。

 当時のマスコミは、ネット炎上に慣れていなかった。   今から思い返せば、ただそれだけのことだ。

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