ふうちゃんのお城ブログ

お城巡りについての記録、城郭検定試験の体験談

第17回ふうちゃんのお城ブログ 彦根城の華頭窓はいくつ(城郭検定へ挑戦)

2021-07-17 21:29:11 | 旅行

前回(第16回)で

彦根城の華頭窓

上端を山形にした禅宗寺院の仏殿にられた用いられた唐様式の高貴な窓が

いくつあるかというクイズをだしました。

選択肢は

1 六 2 十二 3 十五 4 十八 でした。

これはわたしのノートのコピーです。

正解は、4 十八です。

 

なぜ、ノートに、このような図を書いたのでしょうか。

城郭検定の過去問を解いている過程で書きました。

わたしは、城郭検定を

2018.6に 3級、2級 合格

2019.6 に準1級 合格

2020.11に 1級 2点不足で不合格

2021.6に1 級に合格。

そして、本日(2021.7.17)

1級の合格確認証が届きました。(合格発表)

正直言ってうれしいです。

珠算、英検、書道など検定を受けたことがありますが、

1級合格は今回が初めてです。

これは、2018.4.18から書き始めたノートです。

今、2冊目を終了するところです。

前述の彦根城華頭窓についてノートは、この一部のコピーです。

わたしは、書いて覚えた世代です。

中学や高校の試験の前には、新聞の折り込み広告の裏側に書いて覚えました。

この年になると記憶力との戦いです。

iphoneのメモ機能も併用しましたが、書くことは有効だったようです。

 

今後、本ブログは城郭検定を通して得たことも加味して、

城について語っていこうと思っています。

これから、検定に取り組まれる方にも

参考となる情報も提供したいです。

今での経験をもとに城のよさについて

子どもも含め、いろいろな方々に知らせていきたいです。

このことが、本当にしたいことです。

1級合格というライフワークのパスポートを得たように

思っています。

 

 


第12回ふうちゃんのお城ブログ 砥石城(長野県上田市)に一人で挑戦

2021-05-12 15:48:05 | 旅行

「砥石城の地図ありますか」と、

上田駅の観光案内所で聞くと

「こんなのしかありません」といいながら、わたしてくれたのがこの絵図です。

実に、これが、優れものでした。

コースの雰囲気がよく表現されています。

山あり、谷あり、空堀あり、土塁あり、ロープありでした。

スタートからゴールまで、ほぼこの通り歩くことができました。

観光協会の皆様に感謝です。

信州上田 真田氏ゆかりの山城案内(上田市観光課、真田産業観光課)より

 

その行程の中で、何と言っても、

砥石城の頂上で眺めたこの景色が一番。

真正面に富士山が見え、眼下に千曲川と上田の市内が見渡せます。

真田氏と徳川氏が戦った上田合戦では、第一次の真田信之、第二次の真田信繁(幸村)は、

この景色を見ながら眼下の上田城に攻め降りたに違いありません。

わたしが苦戦をしたのは、

先の絵図にある米山(こめやま)城から砥石城までの登りです。

階段が200段あります

この階段は、頂上間近で、勾配が緩くなった階段です。

この階段だけ見ていると大したことがないように思えます。

実は、ほとんどの部分が急階段でした。

10段上っては一休み、10段上っては一休みの連続で、

呼吸を整えてからまた、また登り出すといった具合でした。

身体の事に気を取られていたので、

写真を撮ることをすっかり忘れていたのです。

あの急階段を撮っておくべきでした。(うん。残念)

急坂を鎧をつけ、武器をもって登ったり降りたり

よくやったもんです。

 

この砥石山城をあの武田信玄が攻めきれず、砥石崩れといわれる大敗北を喫したといいますし、

武田の臣下真田幸隆は、調略によって村上義清から勝利を収めたのです。

そして、村上義清から助っ人を求めらた義の上杉謙信が登場してくるのです。

砥石山城の武田(真田)と村上の戦いは、

武田対上杉の川中島前夜と言ってもよいのではないでしょうか。

 

そして、砥石山、本城、桝形山と周り、水の口、陽泰寺をへて伊勢山にゴールしました。

 上田駅前から、徒歩15分の上田城前の草笛にまで、タクシーで午後2時1分過ぎの到着しました。運転手さんの一声と、お店のご厚意で食事(野菜天ざる)をすることができまし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上田城には寄りませんでしたが、

後輩(Iさん)の母校長野県立上田高等学校のツツジのきれいな堀、土塁、塀、門を見ながら駅に向かいました。

この門が上田高等学校の正門になっています。

上田高校は歴代藩主の御殿跡でここで藩の政務が行われていました。

   近くには、今の上田市役所があります

山城に一人で行くなと言いますが、今回は、一人でした。行程で出会う人もほとんどいませんでした。

砥石山での急な階段を自分のペースで上ることができましたが、

狭い階段なので、大勢人がいたら迷惑をかけたかも知れません。

そんな意味では、山城の一人旅を満喫できたのでした。

 

 


第6回ふうちゃんのお城ブログ 学生時代から何度も訪れた城(小諸城)

2021-04-01 12:24:58 | 旅行

学生時代から何度も訪れたことのある城。

それは長野県の小諸城です。

懐古園の額(第徳川家達著)がかかっている三の丸門です。

城への入り口です。

カメラの位置から目線が低くなっているのわかると思います。

学生時代から何回も訪ねたと言いましたが、

城を訪ねる目的は時代とともに変わってきます。

 まず、初めはこれです。

 

千曲川です。

島崎藤村の千曲川旅情の歌です。

小諸なる古城のほとり

雲白く遊子悲しむ

ここに歌われている情景に惹かれてやってきたのです。

わたしの同学年で、この歌を歌曲風なテノールで歌うのが上手な信州出身の美術の先生がいました。

今、わたしも真似して口ずさんでみることがありますが上手く歌えません。

この旅情の歌の一節に

歌かなし佐久の草笛が出てきます。

わたしの学生の頃には横山さんご本人がこの場所で草笛を吹いていました。

次の目的は、城めぐりです。

天守の石垣は見事です。

歴史の舞台としては、表舞台に立つのは、

徳川家康が第一次上田合戦で

徳川秀忠が第二次上田合戦で

真田昌幸と戦った徳川方の陣地がここ小諸城二の丸にあったからでしょう。

小諸城次回に続く