11月30日 皇居乾通り一般公開に行きました。
ふうちゃんのお目当ては
やはりこれです。
富士見櫓です。
正面から富士見櫓を見ることができます。
こちらから見ると
加藤清正がつくったといわれる
高石垣の上に乗っています。
いつも東御苑から見ている北面は
これです。
高い石垣の上に乗っているようにはみえません。
北面には破風がありません。
南面には、唐破風、千鳥破風があります。
この富士見櫓の姿を見るには、今回のような特別公開、
皇居一般参観(事前申し込み、当日受付整理券をもらう)
に参加する必要があります。
でも、今回の一般公開の本来のねらいは
秋の風景、
紅葉を愛でることにあるのでしょう。
ご心配なく
富士見櫓には紅葉がよく似合うのです。
しかし、今回、乾通りを通っているふうちゃんが気付いたのは
石垣の見事さです。
大坂城に負けていません。
城壁に二ヶ所の突出部を並べて、
その間に挟まれた凹の部分に両側から横矢を掛ける
厳重な構えの
合横矢の掛かった石垣が
目に飛び込んできました。
さらに、富士見多聞が乗っているこの石垣です。
城壁に桝形(四角の突出部)を向ける横矢桝形になっているのです。
南詰橋と段築の石垣に目が行きます。
雁行の石垣素晴らしい。
もちろん、乾通り一般公開の主目的
紅葉の美しさも堪能した
ふうちゃんです。