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元ネタは なかしましほ『まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとクラッカーの本』の表紙に写真のあるレシピ「全粒粉のビスケット」。
包丁で刻んだクルミがおいしい。レシピにはきび砂糖とあったけどうちになかったので、上白糖に黒砂糖を少し加えて代用した。なかしま氏のクッキーは道具を使わず手で混ぜていくのが特徴で、その過程で黒砂糖をできるだけ手でつぶしたけれどつぶしきれなかったのが焼いたら点々とあらわれた。クルミと相まってムラがアクセントでおいしい。
元ネタでは大きな一枚で焼いていて食べるときに手で割る仕様なのだが、そういうタイプでクルミではなくヘーゼルナッツ(刻んでいない)入りの北イタリア・ピエモンテ地方名物というレシピの載った本を持っている。それで今になって調べてみたが、どうもピエモンテ名物のそれはクッキーというよりケーキだよなあ。なかしま氏もわたしが見たこの本を見てインスパイアされたのだろうか?
ちなみにそれは 小野清彦『世界でいちばんおいしいお菓子』という本。
とにかく手持ちのレシピは古い本ばかりなのだが、それはその時期に子育てしていて何かを作るとしたらリビングルームに目が届く台所でできるお菓子に集中していたからで、その時期に何冊も手に入れてしまって今更もっと買い足す気にならないからである。最近のお菓子作りのトレンドにまったくついていっていないけれど、自分と夫がおいしいと思えればそれで満足してしまう。
夫婦2人分に食べ盛りの子ども3人分を加えた量を作っていたときは大変だったが、子どもたちはみな家を出て今は夫婦2人きりなので、むしろ作りすぎない方がよい。量が増えても手間は同じ、と思っていたがそんなことはない というのが実感だ。多すぎないのは作りやすいです。
なかしましほさん、彼女のビスコッティは硬すぎず素朴に美味しいのでなんども作っています。
ご紹介の本、2冊とも近くの図書館で予約しました。
試してみます
楽しみです。
コメントありがとうございます。なかしまみほさんのビスコッティは2度焼きがめんどくさそうで作ったことがありません。今度やってみます!
ねむねむごりちゃんさんのブログ見させていただきました。美味しそうです!お孫さんへの愛情も伝わってきてほっこりします。