≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

浜松市楽器博物館へまた行った。その9(フェンダーローズ、オプティガン)

2023-03-09 20:14:57 | 音楽
浜松市楽器博物館へまた行った。その8(ウーリッツァー、クロダトーン)  よりつづく

電気ピアノ "フェンダー・ローズ Mark I" フェンダー社(CBS時代)(アリゾナ、アメリカ) 昭和47年
アナログな機構に由来する鋭い衝撃音と長く伸びる減衰音が特徴。70年代にジャズやロック、フュージョンなどで多用された。
とキャプション。
昔 学生の時分にビッグバンドジャズクラブに加わっていたのだが、その部室にあった。いい音だったが重い楽器だった。

その7その8 ではパイプオルガンを模した電子オルガンをアップした(オンド・マルトノを除く)。ハモンドオルガンは元々教会で使われていてどんどんポピュラー音楽に使われるようになったけれど、フェンダーローズはもう最初からパイプオルガンを模していない。

キャプション。金属の棒を鳴らしてピックアップでひろって増幅させる。

その8 で述べた通り、今では ウーリッツァー といえばエレピ(エレクトリックピアノ)だ。フェンダーローズ と似ているが、叩かれる金属棒の形と叩くものの素材が違う。それが音色の違いに現れるわけだ。 reverb rhodes vs wurlitzer : comparing classic electric pianos ローズの方が音の頭に高い倍音が入って鉄琴ぽい味で、ウーリッツァーの方がファンキーだな。
フェンダーローズ と ウーリッツァ― のほかに ヤマハCPシリーズ や クラヴィネット を比較しているサイトもあった。CPシリーズはピアノの弦をハンマーで叩いてダンパーでミュートする機構がピアノと同じでピックアップでひろって増幅させる(ハンマーの素材がフェルトではないようだが)。クラヴィネットは その3 でアップしたクラヴィコードにピックアップをつけたものだ。 サッキーのさっきの出来事ミュージシャンのためのお役立ちブログ エレピの種類と音色の違いを知ろう!
クラヴィネットの写真も撮りそびれてしまった。また宿題だ。

ところでピックアップとはなんぞや? 弦の振動を電気に変える装置です。弦が磁石にくっつく素材でないと使えない マグネティック・ピックアップ がメジャーだと思う。磁石を芯にしてコイルがグルグル巻いてある。 YAMAHA楽器解体全書 エレキギターのしくみ ピックアップって、どんな物?  ええっと、電磁石ってコイルの芯は磁石じゃないよね?
ピックアップを使う楽器は 人が鳴らした音を増幅しているんである(電気楽器)。真空管やトランジスタで音の波を作っているアナログ電子楽器とも、音の波がちょっとがたついているデジタルの電子楽器とも違う。
ピックアップにはマグネティックのほかにピエゾとかマイクで拾うとか色々あるらしいが、わたしは生楽器ばかり演奏していてよく知らない。 深い沼があるようだ。




電子オルガン "オプティガン 35011" マテル 昭和46~50年

名前はオプティカル・オルガン(Optical Organ、光学式オルガンの意)に由来。ぺろんぺろんのディスクを光センサーで読み取り、リズムパターンや音色を選ぶ。  説明動画
ディスクは何種類も売られていたようだ。 Disc - Optigan



オプティガンの音源がユニークだ、というキャプション。





   浜松市楽器博物館へまた行った。その10(コルグシンセサイザー、エレクトーン) へつづく



 

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