ツルウメモドキ

 

今朝は昨日に引き続きこの冬三度目の氷が張り寒い朝を迎えました。

陽射しが強くなるにしたがって暖かくなり今日の最高気温は14℃の予想です。風がない分陽当りでは暖かいです。

暮れもあと20日余りと迫ってきましたが今年の天候は異常だったと言えるでしょう。

それでも植物はその季節になるとちゃんと自分の仕事をしています。

ツルウメモドキも黄色い殻を破り赤い実を出してその存在感を見せているのがわかります。

 

 

ツルウメモドキは葉や若芽の形が梅に似ていることから「蔓梅擬」と呼ばれています。

よく似た名前の「梅擬（ウメモドキ」がありますがこれとは全くの別物で、ツルウメモドキはニシキギ科でウメモドキはモチノキ科です。

黄色い実が避けて中から紅い綺麗な種子顔を出すことから「開運」、また春の終わりの開花から果実の見ごろになる冬までに長い時間がかかることから「大器晩成」という花ことばがあるようです。

果実の鑑賞期の果実は余り美味しいとは言えませんが冬季に入り雪が積もる頃まで落ちずに残った実は完熟していて甘みがあり美味しいそうです。いつも思うことですが必ず食べてみる人がいるのには驚かされます。