トベラ トベラ科トベラ属
初夏に芳香のある白い五弁の花を咲かせるトベラですが枝葉は切ると悪臭を放ちます。このため節分にイワシの頭などとともに魔除けとして戸口に掲げられます。そのため扉の木と呼ばれこれが転訛してトベラになったといわれています。
節分に使われる木には柊が有りますが、これは柊の葉っぱに棘がありこれが嫌われることとなっていますが、トベラは臭いのほかに燃やすとパチパチと音がするからという説もあるそうです。
果実は無臭で熟すと赤く目立ちますが小鳥は余り好みでは無い様で食べないので、実の表面の粘膜が小鳥にくっついて移動し繁殖します。
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