ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
他所で見る東北の足跡や繋がり、町の今昔や輝きを発信。

今年の写真帳 17頁目

2018-12-24 23:25:16 | ゆるゆる歩き:自然

卯月二十六日 清澄 深川 錦糸町

 

そろそろ八十八夜も近づき、木々は葉を茂らせていく。

今年は、すでに気温が高く、もはや初夏の気候。メロンエキス入りの微炭酸飲料を飲んだ。

 

清澄庭園を一巡り。

 

水辺が心地よい。

アオサギと亀が仲良く寛ぐ。

 


そこから、すぐ近くの深川江戸資料館に寄る。


 

館内にある、江戸の町を歩く。

再現された、深川佐賀町の町並み。

 

夜明けや日暮れと、一日の移り変わりも再現。

物売りの鳴り物や、売り声が心地よく響く。

 

過去にも何度か来ているが、やはり楽しい。

ここは好きな場所だ。

 

 

帰り道、錦糸町に寄り道する。

目当ては山田家の人形焼き。

味が良いだけでなく、本所七不思議の「おいてけ堀」が描かれた包装もいい。

我が家のお気に入りだ。


今年の写真帳 13頁目

2018-12-23 19:04:17 | ゆるゆる歩き:自然

東北より一足早い、東京の桜を巡り歩く。

弥生二十二日 神田川

 

弥生二十七日 隅田川

 

同日 王子 飛鳥山

飛鳥山から望む武蔵野の路。

親水公園と石神井川に沿う散策路に桜がいっぱい。

 

東京は三月に桜が咲き、東北は四月が桜の季節だ。

きっと、故郷のみんなは待ちわびているだろうと、思いを馳せる。


弥生二十八日 浜松町から田町


増上寺の桜と東京タワーを見上げる。


新芝橋付近は、街路樹が桜並木。

 

ビルやコンクリートの町が、桜で明るく柔らかく見える。


今年の写真帳 9頁目

2018-12-22 20:31:54 | ゆるゆる歩き:自然

睦月末日

池に薄氷の景色。

新宿御苑で、冬から春への景色を見た。

 

大温室にも行ってみる。


東京でも雪景色を見られ、故郷の冬を思い出す。

 


一方で、すでに福寿草や水仙、寒桜、ロウバイが咲いていた。


 

ミツマタはまだ蕾。


ビロードに包まっているみたいで、温かそうな蕾だ。

東北と違い、東京は一足早く早春の風景。


あの日のまちかど 第7景 石巻市追波川

2018-12-09 20:39:50 | ゆるゆる歩き:自然

9年前の今日、追波川の葦原を眺める。

広々とした風景に、心ものびらか。

(2009年12月9日 追波川)


まさか、その日から1年数か月後に津波が来るとは思いもしなかった。


多くの命を失った。

守り続けてきた葦も人々も、多く失った。


それでも、残った葦はまた再生する。

人々も、守ろうとまた尽力している。

 


あの日のまちかど 第6景 仙台市広瀬河畔通

2018-12-01 19:16:53 | ゆるゆる歩き:自然

8年前の今日は、広瀬川沿いを歩いて野鳥と出会った。

  ↑2010年12月1日 広瀬川河畔通にて


広瀬河畔通を一歩出れば、高層建築や交通量の多い県道。

だが、広瀬川は都市の中の豊かな自然だ。


郡山堰周辺も、河畔の街路樹から、鳥が声掛けしてくれる。


頭上から、ビーッと聞こえて見上げると、やっぱりいた。

せっせと木をつつく、コゲラの姿。


この日は、イカルチドリやモズ、ジョウビタの姿もあった。

 


  ↑2010年12月1日 広瀬川 河川敷付近


そんな広瀬川も、整備事業で変化している。

今は、広瀬橋から愛宕橋にかけて、出会う鳥の種類は減ってしまった。


8年前のこの日、堤防壁修繕や、中洲と寄り洲の撤去工事の最中であった。

  ↑2010年12月1日 愛宕橋から広瀬橋方面