ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
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東北と皇居のゆかりに映える木々

2017-12-10 17:21:51 | ゆるゆる歩き:町や通り

ご厚意で公開された皇居乾通りをゆるゆる歩く。

(2017‐12‐6:宮内庁庁舎脇)

 

(2017‐12‐6:坂下門)

 

もう冬だというのに、まだ秋の景色広がる東京。

皇居の木々も、日に照らされて、赤や黄色の葉を輝かせる。


(2017‐12‐6:局門脇)


 

 

皇居では時々、除草や清掃をする勤労奉仕が行われるが、その始まりは東北人によるものだった。

 

 

昭和20年5月の空襲で、東京駅は外観が残ったものの、屋根と内部は焼失。

この時、皇居も被災し、一部(当時のお住まい)を焼失している。


終戦から間もなく、昭和20年12月に、市民から申し出があって片づけが始まった。

その市民が、宮城県栗原郡の有志であった。


(参考:宮内庁『皇居勤労奉仕のご案内』/河北新報2017年2月18日『両陛下の思いに感謝し勤労奉仕』)


(2017‐12‐6:道灌濠)


フユザクラやツバキも美しく彩る皇居乾通り。



普段は通れぬ道を歩き、初めての景色を見る。


(2017‐12‐6:西桔橋にしはねばし

 

穏やかな場所である。

きっと、様々な方々の、思いやりの空気が流れているからだろう。


 

(2017‐12‐6:乾門近く)


(2012‐12‐6:乾門)