この前、こまの話を書いたけど、実はあの日、先生にお手紙を書いて、鳴りごま、飛び出しごま、逆さごまを学校に持っていかせた。
せっかく買ったんだし、どうせなら、学校のお友達にも見てもらって、時間が取れるなら、実際に回してみてもらえたらと思ったからだ。
りょうちゃんは、最初、
「えっ、学校に持っていっていいの?」
と戸惑ってたけど、ママが先生にお手紙書いたし、大丈夫だよ、と言ったら、すっかりその気になって、張り切ってこまを持っていった。
その日の夜、仕事から帰って、こま、どうだった? と聞いたら、
「もうさ〜、オレ、押しつぶされそうで大変だったんだぜ〜。みんなが見せて見せてって、もうクラスの全員が寄ってきてさぁ😆✨」
と、どうやら結構な注目の的になったらしかった。そして、りょうちゃんは、それが満更でもなかったようで、
「先生も、えーって喜んでた」
とか、
「みんな、やりたい、やりたいってすごかった」
とか、
「鳴りごまはそんな音がするんだ、思ってたのと違った、ってみんな言ってた。教科書にはボーって鳴るって書いてあるけど、実際には、ひょーって感じで、結構高い音がするからね」
などと話してくれた。
実際に見たり、体験したりしてみると、想像と違ってることや気づくことが色々あるけど、今回もそういう経験の一つになってくれたみたいで、持たせた甲斐があった。
りょうちゃんにとっても、みんなの前でこまを上手に回してお手本を見せられたことは、一つの自信につながったんじゃないかな。
実体験て、本当に大事。
りょうちゃんにはこれからも、色んな体験をさせてあげたいな。