昨日の夕方、仕事をしていたら、学校から電話がかかってきた。
ん? 新学期早々の電話ということは、夏休みの宿題に漏れでもあったんだろうか?
そんな風に思いつつ電話に出ると、担任の先生が、「りょう君の読書感想文がよく書けているので、学年代表でコンクールに出すことになりました。ただ、字数がもう少し欲しいので、あと100字ほど、この週末に足していただきたいので、お子さんとご一緒に取り組んでいただけますか?」とのことだった。
なんと、これはビックリ‼️
まさか、コンクールが絡んでくるとは、夢にも思わなかった。
正直、コンクールに出るとか、そんなことは全然考えていなかったので、字数が少なめなのは承知で学校に提出した。書いてみることが大事であって、そもそも、1年生なんて、よっぽど親が未就学の頃に力を入れて勉強させたんでなければ、800字もの読書感想文を1人で書き上げられるはずもない。
だから、りょうちゃんの場合は、私がたくさん質問を紙に書いて、りょうちゃんは、そこに自分なりの答えを書いて、私がその答えを並べ替え、文章の終わりは「〜だ」あるいは「〜です、ます」とすること、文章をつなぐときは、「そして」などを使うこと、自分の考えを言うときは「どうしてかというと」と書くといいことをアドバイスして、何とか形にまとめ上げた。
そうやって書いたものだから、はっきり言って、100字を足すのは至難の技だ。私が本から読み取ったことをりょうちゃんに話して聞かせて、それを書かせるなら、100字なんて容易い。なんなら、さらに800字でも足せるくらいだ。だけど、それはりょうちゃんの感想文じゃないし、親の手伝いは必要とはいえ、一番大事なところは手出ししたくない。
なんとしても、りょうちゃんから考えを引き出さないといけないということ、それがものすごーくしんどいのだ。
だけど、せっかく選ばれたからには、ちゃんと100字足して出したい気持ちはある。
りょうちゃんなんて、意味が分かってるのか分かっていないのか、
「ママ、りょうちゃん、コンクールなんて初めて‼️ すごいことだよね? とっても嬉しい😆✨」
なんて、それはもう本当に喜んでいた。
ママが小学生の時に、杉並区のコンクールで絵が入賞して、バッヂをもらったことがあるという話をしたら、
「りょうちゃんも、賞がほしいな〜。何かもらえるのかな?」
なんて言ったりもしてて、もはや目的は賞品をもらうことのような気もするけど、こんな風にコンクールに選ばれた、しかも1年生の代表(何人かいるかもしれないけど)というのは、とても良い経験だと思う。
ただ、よりによって私が、今日が仕事なので、できるのは明日のみ。「良かったね、嬉しいね」と一緒に喜んで、とにかく、日曜日の午前中に終わらせちゃおう‼️」ということになった。
きっと苦しい時間になると思うけど、なんとか頑張ろう。