さて、いよいよ最終日の朝ごはん。
写真はないけど、美味しそうなアイスクリームがあることに気づいて、干し柿と醤油のアイスクリームを食べたら、どっちもすごく美味しい😋

りょうちゃんとやっちゃんは醤油、ママとジイジとバアバは干し柿のアイスクリームがお気に入り。昨日も食べれば良かった〜。
さて、バアバの体調が悪いので、ジイジ、バアバ、やっちゃんは11時のチェックアウトまでホテルにいて、お昼に予約してあるお寿司屋さんで待ち合わせることにして、ママとりょうちゃんだけ、タクシーで港の方にある「からくり記念館」に向かった。
ここは金沢のからくり師、大野弁吉の記念館で、たくさんの作品が展示してあって、触って遊ぶこともできる。
古いからくりの展示のほか、からくり箱とか、知恵の輪とかも置いてあって試せるし、子どもの体験館というのが別にあって、いろんなおもちゃも置いてあるので、初めて行った人なら朝から半日は間違いなく遊べる。
ここの近くは市場もあるし、醤油蔵なんかもあって、ちょっと周りを散策したかったけど、お昼の待ち合わせに間に合わなくなるので、12時前には記念館を出てバス停まで歩き、香林坊まで行くことにした。そこまでは30分以上かかるからね。

途中の橋から川を眺めるりょうちゃん。
バス停の前には老舗のお寿司屋さんも。
バアバが元気になったら、今度はみんなで来たいね。
さて、バスで香林坊に着くと、バス停までやっちゃんが迎えに来てくれてた。
お昼に予約してあった「乙女寿司」は、すごくわかりづらい場所にあるから、助かったね。
ここには、やっちゃんと私は、それぞれ10年くらい前に一度食べに来ていて、今回の旅行で、また来るのを本当に楽しみにしていた。
到着すると、早速お任せで握っていただく。
あまりの美味しさに、写真は少ししか撮らずに夢中で食べてたけど、ここのお寿司が本当のお寿司だとしたら、今まで食べていたのはいったいなんなんだ? と思うくらいだった。
シャリの握り加減、ネタの大きさとのバランス、シャリとネタとの一体感、ネタに合わせた温度の違い、それぞれに合った味付け(あるものは塩とすだち、あるものは生姜の香りがほんのり、など)。どれを取っても完璧で、握る人によってこれほどまでにお寿司の味が違うんだと驚いた。
例えば、中トロ。赤身に近い部分と脂とがあんなにも溶け合ってるというのはどういうことなんだろう? 少し寝かせてるのか、はたまた温度の違いなのか?
ウニは軍艦じゃなく握りなのに、しっかりと形を保っていて、でも、ミョウバンの苦味は全く感じず、甘さがふわ〜っと口に広がる。ウニってこんなに甘かったんだ‼️
りょうちゃんなんて、あまりの美味しさに「むふ〜ん」て言ってたもんね(笑)
軽く炙ってあるノドグロは、口の中でふわっと溶けてなくなるようで、でも脂がのって旨味がある。
どれもこれも、言葉では表現できない美味しさで、本当に心から感動した。
いや〜、金沢に来て良かった
りょうちゃんなんて、お寿司大好きだけど、今まで回らないお寿司屋さんで食べても、ネタとシャリを一緒に食べるのは3カンくらいで、あとはネタしか食べないし、基本、マグロメインでそれ以外は食べないけど、今回は大人と同じだけ、ほぼ全部ペロリと平らげた。
お会計を済ませてジイジがお店を出、続いてりょうちゃんが、
「うまかった‼️」
と叫びながら外に駆け出したらしい。
子どものうちからこんなに美味しいものを覚えちゃって、大丈夫なのかね😅
そして、お昼ご飯のあとは、30分ほど駅でお土産を買い、空港に向かった。
二泊三日の短い旅行だけど、たくさん楽しめたね。