土曜日は、とっても久しぶりに、こう君が遊びにやってきた。おばあちゃんに「外はダメ」と言われたそうで(暑いから?)、うちの中で遊んだ。
しばらくは楽しそうに、あれこれ遊んでいたけど、途中で2人がふざけて、りょうちゃんが逃げるこう君を追いかけていたら、少しして、りょうちゃんが、台所で料理をしていた私のところに、神妙な顔をしてやってきて、
「ママ、こう君が大変なことをしちゃった😰 シーモンキーの水槽にぶつかって、ガシャーンて」
ひぇ〜、ホントに😱💦
ちょうど、走り回らないでと注意しようとした矢先だったのに。そうか〜、もう、シーモンキーはダメだな。
この時おそらく、一瞬、私の顔色が変わったんだろうね。大丈夫、片付けようと言ったら、りょうちゃんが急に、
「シーモンキー、死んじゃった〜。大事に育ててたのに〜。赤ちゃん、産ませようと思ってたのに〜😭」
と号泣し始めた。そりゃそうなるよね💦
その間、ほんの1分くらいだけど、こう君が、妙に静かに存在を消してて、顔もこわばっていて、「大変なことをしてしまった」と思っているのが分かった。
う〜ん、これは困った。りょうちゃんを慰めてあげたいけど、とりあえず、声をかけて背中をポンポンするにとどめ、まずはビショビショのソファと床をどうにかして、こう君に対処しなければ。
どうやらこう君のズボンも濡れてしまったらしく、まずはこう君にタオルを渡してから、ソファや床を拭いて、さらに、生臭くなりそうなのでアルコール消毒をして片付けた。シーモンキーは救い出そうにも、小さすぎてどこにいるか全く見えず、見つけたとしても水が全部こぼれちゃってたので、どっちにしても助けられないと諦めた。
そんな中、こう君は黙って機械のように自分のズボンを拭き続けてるし、りょうちゃんはずっと号泣してるし、これはもう、ちょっとした地獄絵図だな。
とりあえず、こう君には、お着替えした方がいいし、りょうちゃんもしばらく泣き止みそうにないからと帰ってもらった。帰り際に、「大丈夫だから、心配しなくていいからね」と言ったけど、こう君にもかわいそうなことをしちゃったな。
もちろん、一番かわいそうなのはりょうちゃんなので、こう君を見送ったあとにりょうちゃんを抱っこして、「残念だったね。りょうちゃん、ご飯あげたりして、大事に育ててたもんね。これから寒い季節になるとシーモンキーが生きられないから、また来年、暖かくなったら育てようね」と慰めた。
りょうちゃんは、こう君に腹を立ててたし、まだしばらく泣いてたけど、それは仕方ないね。少ししたら泣き止んで、でも、また思い出しては泣き、を繰り返して、そのうち落ち着きを取り戻した。
私はとにかく、大急ぎでビショビショになったものを洗濯機で洗い、途中、りょうちゃんの気を紛らわそうとアレコレ声をかけて、買い忘れたものをりょうちゃんと薬局に買いに行ったりした。慌てて夜ご飯を用意し、食べる頃にはりょうちゃんの機嫌もすっかり回復。
あ〜よかった。
シーモンキーは小さすぎて、金魚の横に置いておくと全然見えないから、テーブルの上に置いてあったんだけど、それが失敗だったな。お友達が来てる時は、移動させておかないと。