いま10歳8か月。
あと2年ちょっとで中学生。
そう考えると、今はまだ素直だけど、反抗期の入口に立っているんだろうなぁ、りょうちゃんは。
昨日、りょうちゃんは夜ご飯がすき焼きだったんだそうだ。
それで、りょうちゃんの器にジイジが追加で野菜やなんかをよそおうとしたんだろうね。
それが、肉を食べようとしていたりょうちゃんの手にくっついてしまい、熱かったんだそうだ。
で、りょうちゃん、大激怒。洗面所に立てこもって泣いて、夜ご飯を食べなかったらしい。
バアバいわく、そんなに怒るほど熱かったとは思えないと。実際、私も家で見せてもらったら、赤くすらなってなかった(本人は、まだ痛いと言ってたけど)。
で、りょうちゃんに、そのくらいのことでそんなに怒らないよ、いつもジイジにすごく可愛がってもらってるんだし、わざとやったんじゃないんだから、という話をしつつ、なんでそんなに怒ったのかを聞いてみた。
そうしたら、
「よそったのが、自分のあまり好きじゃないキノコだった。飲み込めないから食べたくないのに(エリンギかな? エノキではないとのこと)」
「ジイジはいつもオレを赤ちゃん扱いして、食べ物を口に運んだりする。今日も頼んでないのによそったし、しかもそれが手にくっついて熱かった」
というのが、まぁ、私が聞き取った2大理由。大人からしたら、その理由こそ、まさにお子ちゃまだなぁってことなんだけど😅
ただ、りょうちゃんの言い分が、理解できるところもある。
本人の成長に、大人の感覚がついていけてないんだろうなぁ。だって、私からしたら、つい最近まで赤ちゃんだったし。
でも、本人からしたら、もう小学校生活も残りの方が少なくなって、自分より年下の子たちがたくさんいて、すごくお兄ちゃんになってる感覚なんだよね。
でも、だからこそ、りょうちゃんにはこんなふうに言いましたよ。
10歳のおにいさんとして扱ってほしいなら、自分のことをもっと自分でやろうね。喉が渇いたら、ジイジに持ってきてもらうんじゃなくて、自分で取りに行こう。お皿を運んだり、片付けたりを手伝おう。
自分が変わらないと、相手も変わらないよ、と。
うちでは、喉が渇けば自分でお茶や牛乳を入れたりするのに、ジイジのところでは全部やってもらっちゃってるもんね。それで、自分がしてほしくないことは汲み取って手を出すな、なんて言うのは、甘え以外の何者でもないわけだから。
さて、そういうわけで今日、どんなふうに変わるのか、変わらないのか。
昨日、話をして、少しは納得してたみたいだけど、どうだろうね〜。