仕事納めも済んで、私の冬休み初日の12月29日、りょうちゃんと、『劇場版 呪術廻戦0』を観に行ってきた。
呪術廻戦は、Netflixで観てたんだけど、なかなか面白かったので、りょうちゃんが、
「映画も観たい‼️」
とのことだった。
映画はアニメの続きなのかと思ってたら、そうじゃなくて、まだ主人公が登場する前の話だった。アニメの中で名前だけが登場していた「乙骨憂太(おっこつゆうた)」という少年が主人公で(呪術廻戦は登場人物の名前が難しい💦)、声は、エヴァンゲリオンの碇シンジ役の方がやっていた。
前評判で、乙骨の声が合わないとかネットに書かれてたけど、漫画を読んでないので合わないかどうかは分からないものの、映画を観たら、あ、私はこの声自体が苦手、と思っちゃった。なんか、首絞められてるような、苦しそうな掠れ声なんだよなぁ。
そういえば、そもそも碇シンジの時も声があまり好きじゃなかったんだった。
内容は、ネタバレになっちゃうから書かないけど、りょうちゃんは、すごく面白かったらしい。良かった良かった👍
「狗巻棘(いぬまき とげ)先輩、大好き😘」
とか言って、ぬいぐるみまで買ってたし。
ちなみに、狗巻君は呪言師で、口から出た言葉が現実になってしまう(「死ね」といえば相手が死ぬ)ので、それを防ぐために、普段はおにぎりの具でしか言葉を話さない。だから、何を話しかけても、返事は、
「シャケ」
「タラコ」
「おかか」
などと返ってくるという、なかなか面白いキャラ設定になってる。
映画そのものは、全体的には大人が観てもそれなりに楽しめるので、私は飽きずに最後まで見られた。
技の名前とかが難しいので、正直言うと、音声だけだと、なんて言ってるのかよく分からないところも多々あったんだけどね😅
ところで、呪術廻戦って、呪術というわりに、手からものすごいビームが出たりする技が多くて、自分の体に武器を組み込んだサイボーグが闘ってるみたいなんだよなぁ。映画だと、その辺が迫力があっていいのかもしれないけど、なんとなくしっくりこないのは、そういうところが理由かもしれない。
内容的にも、もう少し深められそうな気がするんだけどなぁ。アニメ全体にも言えるけど、なんというか、発想は面白いのに、エピソード一つ一つはわりとありがちな展開で落ち着いてるというか、心が揺さぶらられるところまではいかないというか。この若干の物足りなさはなんだろう?
面白いだけに、ちょっと残念。
でも、続きが気になるので、早くアニメの第二期が決まってほしいな。